CDで入手したい作品-2 1999/01/07(木)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。 ★Jazz Vocal ■RITA REYS「JAZZ PICTURES」【LP】
PHILIPS SFX-10516 (国内盤LP) 1961/10/12録音彼女のアルバム「COOL VOICE」は、ハイビットだ、紙ジャケだと、何度もCDで再発されているのにこのアルバムのCDは見たことがありません。こちらも良いアルバムなのに不思議ですよね。 彼女はちょっとクールな感じを受けるボーカリストですが、このアルバムでは曲によってはユーモラスな感じがするぐらいリラックスして歌っています。 日本のファンは「楽しい」とか「リラックス」よりも「厳粛」や「マジメ」な音楽を有り難がる傾向があるからなのか、彼女の「COOL VOICE」のような定番のアルバムばかりが繰り返し再発されますよね。 ま、日本人は雑誌に影響されやすいし、自分がどう思うかよりも、他人の目を気にする方だから(^^;、みんなが安心できる定番があってもイイと思いますが、みんながみんな同じものを聴いていたら気持ち悪い(^^;。コストの問題もあるでしょうが、メーカーさんも、頑張ってもっといろんなアルバムをCDで再発してほしいものです。 ●JAZZ PICTURES
★Jazz Vocal ■SYLVIA TELLES「THE FACE I LOVE」【LP】
KAPP KS-3503 (輸入盤LP) 1966/7/5録音私が好きなボーカリストの中でも、飛びきりお気に入りのブラジルの歌姫であるシルビア・テリスが1966年にアメリカで録音したアルバム。アナログから足を洗い再生する環境がなくなった今でも、手放さずに大切に持っているアルバムです。 彼女は、ボサノバが産声を上げた頃に活躍したリオ生まれのボーカリスト。残念ながら若くして交通事故で亡くなりましたが、賑やかなカーニバルが終わったあとの寂しさや、燃えるような恋が終わった時の寂しさをイメージするような彼女のちょっぴりヒンヤリしたセンチな声には、いつも「くぅーっ」ときます(^^;。 このアルバムもCD化されていないのか、いまだにCDを見かけませんが、もし、このアルバムがCD化されていた場合でも、おそらく私はアナログを捨てていただろうと思うほど、素敵で素晴らしいアルバムです。 彼女の他のアルバムは、ちょこちょことCD化されこちらでもご紹介していますが、KAPPレーベルのこのアルバムって、なかなかCD化されないですよね。彼女のファンの1人として、ぜひともCD化をお願いしたいものです。 ●THE FACE I LOVE
★Pops ■HELEN REDDY「NO WAY TO TREAT A LADY」【LP】
EMI ECS-80267 (国内盤LP) 1975年録音私の愛聴盤としてこちらでもご紹介しているヘレン・レディのアルバムです。このアルバムの発売された頃、私は人生においてツラい時期にありましたが、彼女の逆風に立ち向かうような強さと共に、包み込まれるような優しさも合わせ持った歌声にずいぶんと元気付けられた思い出があります。その後、このアルバムは私の愛聴盤となったのですが、特に2曲目の「BLUEBIRD」は、迷った時や悩んだ時などの事ある毎に耳にして、大袈裟に言えば私の人生の道標となった曲でした。 だから、アナログを捨てようと思った時、このアルバムのCD化は望めないだろうから大いに悩みました。言わば、自分の感性に正直であるためにアナログを捨てたトバッチリを彼女の一連のアルバムが受けたわけです。 でも、自分の感性を誤魔化してまで彼女のアルバムを聴こうとは思わなかったし、すでに私は彼女の歌を何度も何度も聴き、その歌から多くの物を学び取って成長したのか、いつしか彼女の歌に頼らなくてもよい自分に気づいていました。 決して、彼女にアキた訳ではありませんが、現在に生きるボーカリスト達が自分に与えてくれるインパクトと比べると弱くなって来つつあるのは事実であり、彼女がリンダ・ロンシュタットのように最前線で歌い続けていていれば違ったかもしれませんが、すでに彼女は私の心の中で思い出のボーカリストとして存在していました。 「卒業」と言えばカッコが良いですが、1人のボーカリストの歌から得た物を咀嚼して自分の身に付けて行く、ボーカリストが歌に込めたメッセージを全身全霊をかけて受け取ろうとする、そんな聴き方をしている私とすれば、ボーカリストは常に自分が追い付けないより高い存在でいて欲しいのです。 自分と同じレベルや自分以下のボーカリストは、歌を聴いて可愛いとは思っても自分が得るものがありません。ヒマつぶしなら良いですが、やはり真剣に対峙して聴くとなれば、プロとしての歌唱力はもちろんですが、人生観や生き様、ほとばしるエネルギー、教養や知性、優しさや包容力など、やはり自分を超えた存在感を感じさせてくれるボーカリストの歌を聴いていたい。 だから彼女のようにいくら素晴らしいボーカリストでも活動を停止していれば、いくらバカな私でも繰り返し繰り返し聴くうちにいつしか彼女に追いつきます。そうやって何人もの歌姫達の歌を聴いてきましたが、この彼女もそんな過去に聴いたボーカリストの中の1人になってしまいました。 でも、アナログから足を洗い、再生環境はもちろん、大量にあったLPを処分した私ですが、彼女の一連のアルバムは手元に残しました。やはり心のどこかに彼女の歌にまだ学び取るものが残っていると思ったのでしょうか。 ●NO WAY TO TREAT A LADY
........では、失礼します。
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