Vocal R〜■ROSEANNA VITRO「CATCHIN' SOME RAYS」
TELARC CD-83419(輸入盤) 1997年作品ロザンナ・ヴィトロがレイ・チャールズを歌ったアルバム。 彼女のアルバムは前作の「パッション・ダンス」に続いて3枚目なのですが、正直言って彼女のCDは売るか売るまいかの微妙なラインにいつもいます(^^;。 別にヘタでもないんだけど、聴いていてクルものがない。 今回はちょっと期待したのですが、イヤな部分も無いけど、クル部分も無い、なんだかそんな雰囲気は前作からの彼女のカラーみたいですね。ま、こんな風に文句タラタラ言ってるけど、また新譜が出ると買っちゃうんでしょうけど(爆)。 10月号の Swing Journalで若手ボーカリストが特集されていましたが、彼女もまだまだ若いしこれからですよね。ボーカリストとしての成長を見守って行くのもリスナーの楽しみのひとつですモンね。しかし、ある程度は完成の域に達した歌手を年代順に追いかけて表現の変化を感じたり、若い頃のアルバムを聴いて「若いなぁ」と思うのは楽しいのですが、成長を見守って行くと言うのは結構ツラいものがあるよなぁ(^^;。 ●CATCHIN' SOME RAYS
■SOESJA CITROEN「WITH THE METROPOLE ORCHESTRA」
CHALLENGE RECORDS CHR 700049 (輸入盤)彼女のアルバムを手に入れたのはこれで3枚目。 最初に聴いたアルバム「HERE AND NOW」(94年)は、オーソドックスで歌も上手いけど、ガーンと来る物もないと言うのが私の印象でした。 このアルバムは、普段行っているワルツ堂の千日前店の店長(岩井さん)に「コレは買っとかないと」と推薦されてゲットしました。なんせ私の好みを熟知されてますから、この人が押す物にはハズレがないですが、コレも大当たりでした(^^;。 持っていたのは小編成物が多かったですが、このアルバムはオーケストラをバックにしっとりと歌い込んでいます。聞くところによると、1984〜88年に発売されたメトロポール楽団と共演の3枚のアルバムからのコンピレーションらしいです。う〜ん、そんなコトを聞くと元の3枚も聴いてみたくなるなぁ、と思わせたアルバムでした。 ●WITH THE METROPOLE ORCHESTRA
■SUSANNAH McCORKLE「THE SINGS OF GEORGE GERSHWIN」
CONCORD CCD-4798-2 (輸入盤)毎回安定したアルバムを聴かせてくれる彼女。数年前からコール・ポーターやアーリング・バーリンの作品集を出していましたが、今回はガーシュウィン作品を集めたアルバムです。 パッと目立つ華やかさもなく押し付けがましいアクの強さもない、そんな地味な存在の彼女ですが、私は彼女が新譜を出すたびに手に取ります。私にとって、現代の実力派ボーカリストの一人かな。そんな彼女とイイ感じの演奏陣、そして名曲揃いのこのアルバムは、安心して音楽を楽しめる一枚です。 ●THE SINGS OF GEORGE GERSHWIN
■SYLVIA SYMS「TORCH SONG」
KOCH(COLUMBIA) KOC-CD-7936(輸入盤・再発)シルビア・シムズの米・コロンビア盤のアルバムの再発CDです。 彼女の落ちついた感じのボーカルが好きで、デッカやプレステイジ盤のアルバムを数枚持っていましたが、このアルバムはあまり見た事がなかったので買ってみました。 私は彼女のアルバムの中では、ケニー・バレル(g)と共演した1965年の「WITH KENNY BURRELL」が好きです。それと比べるとこのアルバムは「トーチ・ソング」と言うアルバム名通りのゆったりと落ちついた感じです。スピードやテクニックというより、説得力や情感あふれるボーカルなので、聴き手もリキむ必要がなく、ゆったりと歌に身をまかせてボケ〜っと聴いているだけで気持ち良いアルバムです。 ●TORCH SONG
■SATHIMA BEA BENJAMIN「MORNING IN PARIS」
enja ENJ-9309 2 (輸入盤)サシマ・ビー・ベンジャミン。アブドゥーラ・イブラヒム夫人のデビュー・アルバム。このCDはまったくのノーマークでショップの店頭で見付けるまで発売されている事を知りませんでした。マジメに雑誌などに目を通しているつもりですが、年に1、2枚はこんなアルバムが出てきます(^^;。 このCDは日本クラウンが直輸入している enja レーベルの1枚です。このシリーズの中には、1997/12/24(水) 最近の GET でご紹介したMELISSA WALKERの「MAY I FEEL」も同じシリーズで販売されていました。 さて、聴いた感じは、乾いたエコーに乗って漂ってくる彼女のボーカルがとても気持ちイイです。ライナーによると1963年パリでの録音らしく、ヨーロッパ公演中のデューク・エリントンが彼女のコトを気に入り、録音のダンドリをしたらしいです。アルバム中でもエリントンがピアノを弾いている曲があります。彼女はそんな大御所を向かえても、緊張する事なくスロー・バラードを初々しく、そして感情豊かに歌っています。 録音が古くて、ちょっとボリュームを上げると「シャー」と言うテープヒスが聴こえますが、その分ヘンな加工もしてないので音も新鮮です。また、ボーカルのエコーもボワンボワンのエコーでなく、距離感を出すようなエコーで子音や唇のパッチん音まではスポイルしていません。そんな彼女のボーカルと、伴奏のピチカート・バイオリンが独自の雰囲気を醸し出し、不思議な場所に迷い込んだような錯覚をさせるアルバムです。 ●MORNING IN PARIS
■TERESA BREWER「When Your Lover Has Gone」
CORAL UCCC-3019 (国内盤) 1957年録音彼女は好きな歌手の1人。特にステファン・グラッペリとの共作のアルバムは好きですね。でも、その作品はLPで持っていたので、アナログから足を洗ったと同時に聴けなくなってしまいました。 さて、このCDはそんな彼女の若い頃の音源であり、初々しいキュートなボーカルが楽しめます。 ●When Your Lover Has Gone
■VANESSA RUBIN「NEW HORIZONS」
RCA BVCJ-31006 (国内盤)彼女のアルバムとしては、1993年の「PASTICHE」と言うなかなかカッコ良いアルバムが手元に残っていますが、その後はパッとしなかったのですよね(^^;。 で、そんな彼女が新譜を出すと雑誌で見たのでゲットしてきました。聴くと、フュージョン風のかっこいいボーカルとオーソドックスなボーカル、彼女の二面性が楽しめるアルバムでした。 ま、良くも悪くも現代のボーカリスト。それ以上でも以下でもないですが(^^;、彼女のカッコイイ生き様のようなものは歌に感じられるし、フワ〜っと聴いていると気持ちの良いオシャレなボーカル・アルバムです。 ●NEW HORIZONS
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