LAURA FYGI■LAURA FYGI「THE LADY WANTS KNOW」
MERCURY PHCE-45 (国内盤) 1993〜94年録音彼女はオランダ生まれだけど、子供の頃は父親の仕事の関係で南米に住んでいたらしい。そんな理由からなのか、私は彼女の歌に対してあまり国籍を感じない。 もちろん彼女は彼女なりに歌を自分の物として昇華させる力を持っているから、余計にそう感じるのかもしれないけど、彼女が3枚目のアルバムとしてリリースしたこの作品。主にボサノバを中心とした選曲ですが、彼女の事を知らなかったらブラジルの歌手と思うぐらいハマっています。 ブラジル生まれのSYLVIA TELLESやNARA LEAOのようなセンチメンタルさはないけど、しっとりとしたボーカルが楽しめます。特に「CORCOVADO」や「HOW INSENSITIVE」はお薦めです。 ●THE LADY WANTS KNOW
■LAURA FYGI「turn out the lamplight」
MERCURY PHCR-1405 (国内盤) 1995年録音このアルバムは彼女の4枚目の作品。この作品では、マドンナやスティーヴィー・ワンダーなどの曲が、彼女のしっとりとしたボーカルで楽しめます。 この作品はポップスと言うより、新しいタイプのスタンダード集と感じさせる作品に仕上がっています。そんな風に感じてしまうのも、大人の女性が持つしっとりとした色香と知的さを合わせ持った彼女のボーカルの力が大きいと思います。 ちょうどこのアルバムが発売された頃は、私が再びオーディオに興味を持ち始めた頃で、このCDを持ってあちこちのショップに試聴に行ったのも懐かしい想い出です。 ●turn out the lamplight
■LAURA FYGI「WATCH WHAT HAPPENS」
MERCURY PHCR-1508 (国内盤) 1997年録音最初は「ベッピンさんだなぁ〜」と思ってジャケ買いした記憶がありますが、いつの間にか、好きなボーカリストの1人になったローラ・フィジィの新譜です。 「INTRODUCING」「BEWITCHED」「THE LADY WANTS KNOW」「turn out the lamplight」に続いて、彼女にとって5枚目のアルバムとなる今回の新譜は、ミッシェル・ルグラン作品集でした。 彼女はアルバムを出すごとに新しい自分を構築しているように感じます。国籍をあまり感じない歌手と言えば言いのでしょうか、だから私も今度はどんな世界を見せてくれるのかと発売日を楽しみに待っていました。 今回の新譜はどんなもんかな、と思っていましたが、選曲も良くて、相変わらずの息が滑ってから声が出てくる「半クラッチ」のようなハスキーボイス(^^;。 私が感じる彼女は、ちょっぴり冷たくて重くてかげりがあって、、と言うオトナのボーカリスト、という感じでしたが、今回の新譜は今までのアルバムからの統一感と言うのはありますが、ストリングスのせいなのか音の取り方なのかもしれませんが、少しさわやかさを感じます。 私のような年齢になるとパワーだけ、若さだけ、情熱だけのボーカルはダメですね。 歌唱力はもちろんですが、曲に対する解釈力やどう人に伝えたいかと言う自分なりのスタンスを持っていないと浅くて聴いてられないです。 新譜としてあまり良いボーカルアルバムが無い昨今。これからも、どんどん良いアルバムを作って行って欲しいなぁ。そう思わさせるボーカリストですね。 WATCH WHAT HAPPENS
■LAURA FYGI「Live」
MERCURY 538 047-2 (輸入盤) ファースト・ライブ前回の新譜はコケましたが、輸入盤CDで彼女のライブアルバムを見つけたので、また懲りずにゲットしてきました(^^;。 以前、日本での彼女のライブに行った友人が「サービス過剰でクサくて見てられなかった」と言う感想を聞いた事があったので、このライブ・アルバムをゲットするには少し根性がいったのですが(^^;、このCDではゆったりとしたビックバンドにのったリラックスした彼女の歌声が聴けてサイコーでした。ひょっとしたら地元でのライブなのでしょうか、彼女自身も楽しんでいる様子が感じ取れ、スゴく楽しめるアルバムになっていました。 ●Live
■LAURA FYGI「The Latin Touch」
MERCURY PHCW-1076 (国内盤)2000年作品ショップで偶然見付けたこのアルバム。ボサノバならともかく、彼女がラテンを歌うなんて予想していませんでしたが、今ラテンにハマっている私にはタイムリーなアルバムだったので速攻でゲットしました。 聴いてみると、古い曲が並んでいる事もありますが、昔ながらの"いかにもラテン"と言うイメージであり、現代のラテンを聞いている私には、今流行っている「ブエナ・ビスタ、、」ほどではないにしても、とても古くさく感じました。そして、彼女のボーカルも妙な優雅さを持っているから(^^;、このアルバムを聴いていても体温が上がりません。 ま、こんな風に感じるのは、私がラテンに毒されているからと思うし(^^;、このアルバムはラテンの醍醐味を感じるものではなくて、ドリス・デイの「LATIN FOR LOVERS」のようなノリで楽しむアルバムと思います。イメージとしてはハイソなラテンと言えるかもしれませんが、やはり彼女にはラテンよりはジャズが似合いますよね。 ●The Latin Touch
■LAURA FYGI「CHANGE」
MERCURY 586 507-2 (輸入盤) 2001年作品ジャズ、ブラジル、ラテン、映画音楽など、アルバムごとにさまざまな表情を見せてくれる彼女。さて、今回のアルバムではどんな風に楽しませてくれるかな、と思いながらCDトレーに載せてプレイボタンを押すと、フュージョンっぽい前奏が流れ出した瞬間、私は「あれ」と意表を突かれてしまいました。 アルバム全体を支配するのは、お洒落な大人のポップス。もちろんお約束的にラテン風の曲もありますが、全体的には彼女流のポップスのアルバムに仕上がっていました。 もちろん、ポップスと言っても軽く流れず、曲ごとの演奏やアレンジもしっかりしているし、なにより彼女の歌唱が素晴らしい。そんな彼女のボーカルを聴いていると、アルバムの流れでポップスに走ったのではなく、彼女自身がポップスのアルバムをホントに出したかったんだなと感じた1枚でした。 ●CHANGE
[ ホームに戻る | 目次に戻る ] |