JO STAFFORD■JO STAFFORD & TOMMY DORSEY「YES, INDEED!」
■JO STAFFORD「AUTUMN IN NEW YORK」
CAPITOL TOCJ-6237 (国内盤) 1955年録音この頃のボーカリストってバンドシンガーだった人がほとんどですが、彼女もトミー・ド−シー楽団専属のコーラスグループのパイドパイパーズを経て独立し、CAPITOL、CBS、リプリーズなどにアルバムを残しています。このアルバムは、そんな彼女の代表作。温かくて良く伸びる歌声がじ〜んと心に染み入って来ます。 20bitになって音が滑らかになり音像の佇まいも良くなっていますが、いかんせん擬似ステ(^^;。「STARRING JO STAFFORD」とカップリングされている英EMIのTow On One CD(CAPITOL 7243 8 59958 2 8)が出ているので、そちらの方が良いかも。 ●AUTUMN IN NEW YORK
■JO STAFFORD「GETTING SENTIMENTAL OVER TOMMY DORSEY」
REPRISE WPCR-2333 (国内盤) 1963年作品このアルバムもなかなかCD化されず、ずっとLPで楽しんでいたわけですが、帯に「世界初CD化」とあるように、やっと待望のCD化が実現しました。 このアルバムのCD化が、私がアナログから足を洗おうと決心する大きなインパクトのひとつになりました。 ま、それだけ思い入れが大きいアルバムなのですが、そうは言っても彼女は他にも素晴らしい作品を残していますし、このアルバムを録音した頃はボーカリストとしての全盛期は過ぎているかもしれません。でも、私はこのアルバムが彼女の作品の中で一番好きなアルバムとなっているのですよね。 このアルバムとはボーカルを聴きはじめて間もない頃に出会い、この中の「OH! LOOK AT ME NOW!」を聴いた時に、なぜかボロボロと泣けた記憶があります。輸入盤だったのでこのアルバムに関する解説もなく、なぜかなぁ、と思っていたわけなのですが、後になって考えると、このアルバムを吹き込んだリプリーズの社長であるフランク・シナトラは、以前に自分も参加していたパイド・パイパーズ時代の同僚であり、そして若い頃に自分が活躍したバンドマスターのトミー・ドーシーはこの世にいない、、、そんな頃を思い出して歌う彼女のハートに共感していたのだと思います。 そして、声の衰え気味なのは本人が一番判ることですし、このアルバムを吹き込む時は引退のことを考えていたかもしれない。そんな彼女がビックバンド・シンガーとしての自分の集大成としてこの録音に望んだような意気込みが伝わってきて聴いている自分のハートがビンビンしました。 私って、そのへんの本に書いているようなヘタな講釈にはあまり影響されないのですが、音楽に込められているボーカリストの感情だとか思い入れに弱いのですよね。やはり、音楽は自分が聴いてなんぼのモンと言った感じでしょうか。 今までこのアルバムはLPでしか存在せず、自分の愛聴盤として紹介したりお薦め盤として推薦しにくかったですが、CD化された今はボーカルファンのみならず、広くこのアルバムをお薦めしたいと思います。 ●GETTING SENTIMENTAL OVER TOMMY DORSEY
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