DIANA KRALL■DIANA KRALL「LOOK OF LOVE」
Verve UCCV-1020 (輸入盤) 2001年作品彼女のアルバムは発売されるたびにゲットしましたが、「All For You」の中に好きな曲が1曲あるぐらいで、あまり好みのボーカリストではないと言うのが正直なところ。 何というか、彼女のリキんだオッサン臭い雰囲気が嫌いだったのですよね。それに、そのような歌い方のワリには、力強さもないし、スリルもなければ勇気のような物も感しなかったのです。 そんな風に言うとなんだかボロクソですが、しかし今回のこのアルバムでは、そんな彼女の臭さも消え、ずいぶんとリラックスして歌っていますね。それに選曲も良い。この様な曲の並びだと、ついついジュリー・ロンドンと比べてしまいますが、イイ線行っていると思います。 最近は、新譜でなかなか良いジャズ・ボーカルのアルバムと巡り会えなかったけど、久々のヒットのアルバムでした。お薦めです!。 ●LOOK OF LOVE
■DIANA KRALL「LIVE IN PARIS」(DVD)
Verve VABG-1101 (国内盤) 2001/12/2 PARIS彼女が2001年12月2日にパリで行ったライブDVD。 私は映画はあまり見ないので、映像ソフトとして持っているのは、ほとんど音楽ものばかりで、ジャズ・ボーカルも何枚かあります。でも、私の持っているのはペギー・リーやパティ・ペイジ、ジュリー・ロンドンなどの古き良き時代(?)の歌手ばかりなので、どちらかと言うと「作品」と言うより「記録」と言った感じが否めません。 しかし、このダイアナ・クラールのライブDVDは、彼女のボーカルが良いのは当たり前として、ライブ映像のカメラワークも、そのライブ映像の随所に入るパリの風景のカットも実に効果的。 ライブ映像に、風景カットが入ると普通は鬱陶しく感じるのだけど、このDVDの風景カットは、かなり腕の良いカメラマンが撮っているのか、ライブ映像との相乗効果でパリでのライブというひとつの作品に昇華されています。 以前、写真にボットウしていた身には、ライブの映像よりも、エルスケンが1955年に出版した写真集『セーヌ左岸の恋』をカラー化したような退廃的でセンチメンタルなその風景映像についつい目がいってしまいました(笑)。私はあまり現代のジャズ・ボーカルは聴かないけど、このソフトはジャズを聴かない人にも広くお薦めしたい1枚です。 ●LIVE IN PARIS
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