SYLVIA TELLES■SYLVIA TELLES「SILVIA」
東芝EMI TOCP-50283(国内盤) 1958年録音何の前触れもなく、ず〜っとCD化を望んでいたアルバムが音楽雑誌「CDジャーナル」の新譜速報に載っていたのを見つけた時は狂喜乱舞しました(^^;。 シルビア・テリスは、ボサノバが産声を上げた時代を生きたリオで生まれの歌手です。残念ながら若くして交通事故で亡くなりましたが、ボサノバ系の歌手の中では好きな歌手の1人です。 私がシルビア・テリスを知ったのはkappレーベルの「THE FACE I LOVE」と言うアルバムでした。英語の歌詞でしたし、ブラジルの歌姫にしてはシツコくなく、キュートでセンチなフィーリングにイッパツで彼女のファンになりました。 しかし、他のアルバムを探しましたが、いずれも数が少なくて中古市場でも高価であり、特に彼女の1枚目の10インチLP「CARICIA」は、バレリーナ姿のジャケットが美しく、珍しいこともあって目から火が出そうな値段でした(^^;。そのアルバムは3枚目(だったか(^^;)のアルバム「AMOR DE GENTE MOCA」とカップリングされて3年ほど前に輸入盤CDで発売され、ゲットしています。 その他「Bossa,Balanco,Balada」がLPやCDで発売されましたが、今回購入した彼女の2枚目のアルバムは、知識として知っていただけで見るのも聴くのも今回が初めて(^^;。 しかし、初めてと言っても、あいかわらずの彼女のちょっぴりヒンヤリしたセンチな声には「くぅーっ」ときますね(^^;。賑やかなカーニバルが終わったあとの寂しさや、燃えるような恋が終わった時の空虚な雰囲気を漂わせた声と言えば良いのかなぁ。 ボサノバは暑苦しいとか、ダレる、と思っている方にお薦めの一枚です。私も、暑苦しいのや濃いのは苦手ですからね。 ●SILVIA
■SYLVIA TELLES「AMOR DE GENTE MOCA」
EMI TOCP-50640 (国内盤) 1959年録音「SILVIA」が彼女のセカンドアルバムでしたが、これは彼女のサードアルバム。 このアルバムは、数年前にファーストアルバムの「CARICIA」とカップリングされた輸入CDが出まわっていましたが、今回は単独アルバムの形で国内盤でリリースされました。それも、シングル盤音源をボーナストラックとして追加すると言うオマケ付き。 輸入盤があれば、国内盤CDが出ても滅多にゲットしない私も、彼女のファンの弱味から、ついついこのボーナストラックに釣られてゲットしてしまいました。(^^; しかし、いざ聴いてみると音がクサっていました(^^;。妙な雰囲気の擬似ステですし、これじゃボーカリストに対する冒涜ですね。ホント、メーカの音楽に対する感覚を疑います。彼女のボーカルが素晴らしく貴重な音源なので余計にそう思いました。 このアルバムでも、ある程度は彼女のボーカルの素晴らしさは感じられますが、私はブラジルEMIが出したファーストアルバム「CARICIA」とのカップリングCDをお薦めします。ま、ボーナストラックがあるのがこのアルバムのメリットかな。(^^; ●AMOR DE GENTE MOCA
■SYLVIA TELLES「AMOR EM HI-FI」
PHILIPS PHCA-4201 (国内盤) 1960年作品シルビア・テリスについては、少し前にこちらでもご紹介していますが、アルバムが出れば必ずゲットするぐらい好きなボーカリストの一人です。 スタンダードをまじえた選曲で、少しセンチでジャージーな彼女の歌声が聴けるこのアルバムは、上記のアストラッド・ジルベルトのファースト・アルバムが発表された5年前の1960年の録音。 1964年のゲッツ/ジルベルトで火がついた世界的なボサノバ・ブーム。そんなブームの真っ直中の1966年、32才の若さで交通事故死した彼女ですが、生きていればもっと素晴らしいアルバムを残してくれたのでは、、と思うと残念でなりません。 ●AMOR EM HI-FI
■SYLVIA TELLES「U.S.A」
PHILIPS PHCA-4202 (国内盤) 1961年作品上記のアルバムの一年後、彼女がアメリカに渡って吹き込んだアルバムです。ボサノバの歌手と言えば、アストラッド・ジルベルトやナラ・レオンがいますが、彼女達のハイソでホノボノとした歌声とは対照的にこのシルビア・テリスの歌声はセンチメンタルで少しヒンヤリしています。 まもなく梅雨の季節を迎えますが、過ごしやすい春うららかな日が続きます。そんな季節、彼女の歌声を聴くと心に滲みます。 ●U.S.A
■SYLVIA TELLES「bossa session」
ELENCO PHCA-4222 (国内盤) 1964年録音彼女のアルバムってあまり雑誌で紹介される事がなく、CDショップを巡回しているときに見つけました。 このシルビア・テリスについては、このコーナーでご紹介していますが、CDを見つければ必ずゲットすると言うほど好きなボーカリストです。 このアルバムは世界初CD化らしく、彼女ととルシオ・アルヴェス、ホベルト・メネスカルとの共演盤となっています。彼女一人で歌う曲やデュエットがあり、ケッコウ楽しめました。 ●bossa session
■SYLVIA TELLES「SINGS THE WONDERFUL SONGS」
KAPP MVCJ-19210 (国内盤) 1965年録音これも下記の「THE FACE I LOVE」と同じく、彼女がアメリカに渡りKAPPレーベルに吹き込んだ2枚のアルバムの中の1枚。 アントニオ・カルロス・ジョビンの作品を英語で歌ったこの作品は、私自身のライブラリでは「THE FACE I LOVE」に隠れた存在になっていますが、ボサノバの隠れた名盤のひとつです。 ボサノバはアストラット・ジルベルトしか聴いたことがないと言う方は、一度耳にされたらいかがでしょうか?。 ●SINGS THE WONDERFUL SONGS
■SYLVIA TELLES「THE FACE I LOVE」【LP】
KAPP KS-3503 (輸入盤LP) 1966/7/5録音私が好きなボーカリストの中でも、飛びきりお気に入りのブラジルの歌姫であるシルビア・テリスが1966年にアメリカで録音したアルバム。アナログから足を洗い再生する環境がなくなった今でも、手放さずに大切に持っているアルバムです。 彼女は、ボサノバが産声を上げた頃に活躍したリオ生まれのボーカリスト。残念ながら若くして交通事故で亡くなりましたが、賑やかなカーニバルが終わったあとの寂しさや、燃えるような恋が終わった時の寂しさをイメージするような彼女のちょっぴりヒンヤリしたセンチな声には、いつも「くぅーっ」ときます(^^;。 このアルバムもCD化されていないのか、いまだにCDを見かけませんが、もし、このアルバムがCD化されていた場合でも、おそらく私はアナログを捨てていただろうと思うほど、素敵で素晴らしいアルバムです。 彼女の他のアルバムは、ちょこちょことCD化されこちらにもご紹介していますが、KAPPレーベルのこのアルバムって、なかなかCD化されないですよね。彼女のファンの1人として、ぜひともCD化をお願いしたいものです。 ●THE FACE I LOVE
■SYLVIA TELLES「THE FACE I LOVE」
KAPP MVCJ-19209 (国内盤) 1966/7/5録音待ちに待ったアルバムがCD化されました。このアルバムは、ブラジルの歌姫であった彼女がアメリカに渡りKAPPレーベルに吹き込んだ作品です。 チャーミングでキュート、そしてどことなく翳りを持ったボーカルが魅力の彼女。このアルバムでも、新天地であるアメリカで目をキラキラさせているような彼女のボーカルを聴いていると、その後の交通事故でこのアルバムが彼女自身の最後の作品になったことが悔やまれます。 英語を中心とした吹き込みですし、ボサノバという枠にとらわれず広くボーカルファンにお薦めしたい1枚です。 ●THE FACE I LOVE
■SYLVIA TELLES「FOLKLORE e BOSSA NOVA DO BRASIL」
MPS POCJ-2621 (国内盤) 1966/11/14録音1966/11/14 ドイツを訪れたブラジルのミュージシャン達のスタジオ録音集。 1966年は、私が彼女のベストのアルバムと思っている「THE FACE I LOVE」が録音された年であり、このCDでも7曲目と9曲目で彼女の素敵なボーカルが聴けます。私はこの2曲を聴きたいためにこのCDをゲットしました(^^;。 ただ、そいだけですけど(^^;。 ●FOLKLORE e BOSSA NOVA DO BRASIL
[ ホームに戻る | 目次に戻る ] |