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RICKIE LEE JONES


■RICKIE LEE JONES「RICKIE LEE JONES」

 WARNER BROS. 7599-27389-2 (輸入盤) 1979年作品

 彼女のこのアルバムを初めて聴いた時は、今まで聴いたことがなかったタイプの歌手だったので、正直言って驚きました。

 都会的に洗練され、知的な雰囲気を漂わせながらも、なんだか危なっかしいバランスの上に成り立っているようなボーカル。そして、頼りなげで物怖じしているようであっても、絶対に諦めたり泣いたりしない精神的な強さを彼女の歌から感じました。
 同じ頃に耳にしたケイト・ブッシュにも似たような「きわどい危なっかしさ」を感じましたが、そんなギリギリいっぱいのバランスが彼女の魅力かな。

●RICKIE LEE JONES
1.CHUCK E,S' IN LOVE
2.ON SATURDAY AFTERNOONS IN 1963
3.NIGHT TRAIN
4.YOUNG BLOOD
5.EASY MONEY
6.THE LAST CHANCE TEXACO

7.DANNY'S ALL-STAR JOINT
8.COOLSVILLE
9.WEASEL AND THE WHITE BOYS COOL
10.COMPANY
11.AFTER HOURS


■RICKIE LEE JONES「POP POP」

 GEFFEN GEFD-24426 (輸入盤) 1991年作品

 ベレー帽をかぶり、ちょっとうつむき気味で細巻きの葉巻をくわえた彼女の写真が使われた1979年のデビュー・アルバムは、ジャケット写真もさることながら、彼女のボーカルにも、あぁ、新しい世代のボーカリストが出てきたんだな、と鮮烈なインパクトを感じました。

 この「POP POP」は、そんな彼女の1991年の作品。ジャズやブルースのフィーリングを取り入れ、揺れ動く女心を都会的な気だるさと洗練された音楽で表現した上質なポップス・アルバムです。

●POP POP
1.MY ONE AND ONLY LOVE
2.SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST
3.HI-LILI HI-LO
4.UP FROM THE SKIES
5.SECOND TIME AROUND
6.DAT DERE

7.I'LL BE SEEING YOU
8.BYE BYE BLACKBIRD
9.THE BALLAD OF THE SAD YOUNG MEN
10.I WAN'T GROW
11.LOVE JUNKYARD
12.COMIN' BACK TO ME


■RICKIE LEE JONES「It's Like This」

 ARTEMIS RECORD 499582 2 (輸入盤) 2000年作品

 1991年の「POP POP」以来の久々のカバー集です。
相変わらずの危なっかしさを感じるギリギリいっぱいのバランスでそれぞれの曲を聴かせてくれますが、聴いていると彼女も大人になったなぁと言う感慨を歌の所々に感じます。

 録音も良く、編曲などの作品としての完成度も高い。ただ、今までの自分の路線を演じているような「痛さ」も彼女のボーカルに感じる部分もありました。

 それが本当なのか、私のカン違いなのかは判りませんが、この辺が歌い手と聴き手のバカし合いと言った趣で面白いのですけど(^^;。しかし、他人の歌をここまで自分のものとして昇華してしまう歌手も珍しいですね。

●It's Like This
1.SHOW BIZ KIDS
2.TROUBLE MAN
3.FOR NO ONE
4.SMILE
5.LOW SPARK OF HIGH HEELED BOYS
6.ON THE STREET WHERE YOU LIVE

7.I CAN'T GET STARTED
8.UP A LAZY RIVER
9.SOMEONE TO WATCH OVER ME
10.CYCLES
11.ONE HAND, ONE HEART


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