RICKIE LEE JONES■RICKIE LEE JONES「RICKIE LEE JONES」
WARNER BROS. 7599-27389-2 (輸入盤) 1979年作品彼女のこのアルバムを初めて聴いた時は、今まで聴いたことがなかったタイプの歌手だったので、正直言って驚きました。 都会的に洗練され、知的な雰囲気を漂わせながらも、なんだか危なっかしいバランスの上に成り立っているようなボーカル。そして、頼りなげで物怖じしているようであっても、絶対に諦めたり泣いたりしない精神的な強さを彼女の歌から感じました。 同じ頃に耳にしたケイト・ブッシュにも似たような「きわどい危なっかしさ」を感じましたが、そんなギリギリいっぱいのバランスが彼女の魅力かな。 ●RICKIE LEE JONES
■RICKIE LEE JONES「POP POP」
GEFFEN GEFD-24426 (輸入盤) 1991年作品ベレー帽をかぶり、ちょっとうつむき気味で細巻きの葉巻をくわえた彼女の写真が使われた1979年のデビュー・アルバムは、ジャケット写真もさることながら、彼女のボーカルにも、あぁ、新しい世代のボーカリストが出てきたんだな、と鮮烈なインパクトを感じました。 この「POP POP」は、そんな彼女の1991年の作品。ジャズやブルースのフィーリングを取り入れ、揺れ動く女心を都会的な気だるさと洗練された音楽で表現した上質なポップス・アルバムです。 ●POP POP
■RICKIE LEE JONES「It's Like This」
ARTEMIS RECORD 499582 2 (輸入盤) 2000年作品1991年の「POP POP」以来の久々のカバー集です。 相変わらずの危なっかしさを感じるギリギリいっぱいのバランスでそれぞれの曲を聴かせてくれますが、聴いていると彼女も大人になったなぁと言う感慨を歌の所々に感じます。 録音も良く、編曲などの作品としての完成度も高い。ただ、今までの自分の路線を演じているような「痛さ」も彼女のボーカルに感じる部分もありました。 それが本当なのか、私のカン違いなのかは判りませんが、この辺が歌い手と聴き手のバカし合いと言った趣で面白いのですけど(^^;。しかし、他人の歌をここまで自分のものとして昇華してしまう歌手も珍しいですね。 ●It's Like This
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