Pops Rock M〜■MADONNA「NEXT BEST THING (Soundtrack)」
MAVERICK 9362-47672-2 (輸入盤) 2000年作品最近FMでドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」をメローな感じにしたカバー曲が良く流れるので「誰だろうなぁ」と思っていたらマドンナでした(^^;。 どうやら彼女が出演する映画の挿入曲のようで、ショップに行くとサントラ盤があったのでゲットしました。 ドン・マクリーンと言えば私のような世代には懐かしい存在なのですが、ウマく現代にマッチさせたカバーになっています。彼女はあまり興味があるボーカリストじゃないけど、今回は完敗しました。降参です(^^;。 ●NEXT BEST THING (Soundtrack)
■MADREDEUS「O PARAISO」
EMI 7 243 8 23102 2 8 (輸入盤)クラシックギターを中心にしたクラシカルな伴奏と美しい声のボーカル。このグループは以前から気にはなっていたのですが、アルバムを手に入れるには至りませんでした。 別に大した事がないから、と言う理由ではなく、他に優先するものがあったので機会がなかったというだけです。実際にアルバムを聴いたわけでなく、雰囲気的には、前回の「最近のGET」でご紹介した KATE ST JOHN と似た感じかなと思っていました。 そんなこんなで、先日タワーレコードに行くと、このグループの新譜CDが恐怖の「試聴マシン」にあったのですよね(^^;。私は、なぜか試聴マシンに弱い。BGMの流れる店内、それを打ち消すためにボリュームを目一杯上げたヘッドホンで聴くと、不思議と良く聴こえるんですよね。聴いたのは、だいたい買っちゃいますが、自宅で落ちついて聴くと「何や、しょーもな」と言う経験が多々あります。どうも、あの試聴マシンと言うヤツは気分をハイにするみたいです。(爆) このCDも試聴マシンにハマって買ったのですが、自宅でじっくり聴くと、さらにハマってしまいました(^^;。特にリードボーカルの TERESA SALGUEIRO(vo)の清楚でいてエキゾチックなボーカルが良い。感情表現を押し出してくるタイプではないですが、聴いていると風景が浮かんでくるのですよね。それも、どこかで見た風景を淡いパステル画にしたような趣きの景色が頭に浮かびます。 ●O PARAISO
■MAIA SHARP「Hardly Glamour」
ARK21 61868 10001 2 9(輸入盤)雑誌からの情報によると彼女のことをキャロル・キングが絶賛したそうな。そんな記事には弱いんですよね。輸入盤が出回ってから買いに行こうと思ってショップに行くと、このアルバムは日本盤の数ヶ月前から出ていたらしい(^^;。それに日本盤とジャケットデザインが違うから気が付かなかったようです。 さて、どんなボーカリストかなと思って聴くと、彼女のその突き放したような歌い方とバックのサウンドが、私を20年ぐらい前にタイムスリップさせました。 それに、彼女の歌を聴いていると、人に伝えたいことがあるのに上手く伝えられないような不器用さを感じます。今の若い歌手なら、もっとオシャレに、そしてもっと上手く伝える術を身に付けているだろうに、彼女はあえてストレートにセマってきます。 今時こんなテイストを持った人がデビューしてくるんだなぁと感心しました。キャロル・キングが絶賛するのは判らないでもないですね。 ●Hardly Glamour
■MARIAH CAREY「RAINBOW」
COLUMBIA CK 63800 (輸入盤) 1999年作品彼女については「No.1'S」をゲットしているぐらいで、あまり好きなボーカリストではないけど、友人から「今度のは良いカモ」と情報があったり、実際にショップで耳にした時も良さそうだったのでゲットしました。 このアルバムでは「アタシ可愛いでしょ♪、高い声出るでしょ♪」のような歌い方は影を潜め、小細工なしの真っ向勝負のアルバムでした。以前は、お子さまランチクラスの歌手だったけど、このアルバムの彼女は自分の生き様に自信を持ち、自分一人でも生きて行く強さのような物を感じました。 チョッと露出狂的な下品なジャケだからゲットするのがハズかしいですが(^^;、イイですよね、このアルバム。 ●RAINBOW
■MEJA「SEVEN SISTERS」
COLUMBIA COL 489484 2 (輸入盤)雑誌を見て、ふ〜んメイヤのニューアルバムかぁ、と言う感じで買ったこのアルバム。昔やたらと流行った記憶がありますが、私には何だか一本調子の印象が強かった2年前のデビューアルバムと比べると、今度のアルバムは曲ごとにいろんなアプローチがあり、色とりどりのキャンディーが入った箱をひっくり返したような印象を受けました。 歌の表現も一段と広くなっていますね。それに、デビューアルバムでは肩の力を抜いて自分の思いを語っているような感じでしたが、今回のアルバムは人に何かを伝えようとする力強さのようなものを感じます。 ホントは、リキみを感じさせずに聴いた人間の心に歌が染み入ってくるのが理想と思うのですが、やっぱこの若さではムリだよね(^^;。しかし、ポップスの世界では彼女の持っている「ピュア」な雰囲気って貴重です。 ●SEVEN SISTERS
■MISIA「GARRAS DOS SENTIDOS」
DETOUR 3984-21658-2 (輸入盤)イントロで書いた新しくできたショップをウロウロしていたら、ヨーロッパ音楽のコーナーでこのアルバムのジャケットが目を引きました。国内盤の帯をみると新譜らしくてポルトガル音楽のファドを歌っているらしい。ファドと言えば、私達の年代にはアマリア・ロドリゲスが頭に浮かびますが、そのずーんと重くて哀愁を帯びた暗いイメージは、アルバムを持っていない現在も頭に焼きついています。 このコーナーでご紹介したマドレデウスもファドの影響を受けていましたが、このミージアは声質はゼンゼン違いますがアマリア・ロドリゲス直系と感じるほどの色濃い影響を感じます。ギターとアコーディオン(バンドネオン?)のシンプルな伴奏で、ドラマチックに歌う彼女の歌声には、昔アマリア・ロドリゲスを聴いたときとおんなじずーんと来る重くて哀愁を帯びたイメージを抱きました。 ●GARRAS DOS SENTIDOS
■OLIVIA NEWTON JOHN「BACK WITH A HEART」
MCA MCAD-70030 (輸入盤)オリビア・ニュートン・ジョンについては、昔はそんなにファンではなかったし、手元には「HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW(そよ風の誘惑)」のLPぐらいしか持ってないですが、彼女が新譜を出したと言う情報を得て、少し興味があったので輸入盤が出回った頃にゲットしました。(日本盤とはジャケットが違います) 昔ポップスを歌っていて、ある程度の年齢になるとジャズのアルバムを出す歌手がケッコウいます。シーナ・イーストンも、1993年にスタンダード曲を中心にした「NO STRINGS」という素敵なアルバムを出していましたし、前回ご紹介したトニー・テニールもそうでした。だから、このオリビア・ニュートン・ジョンの新譜もジャズっぽいものだろうと思って聴いてみると、前奏からイキなりカントリーでした(^^;。 そう言えば、彼女のデビューの頃はロンシュタットほどではないにしろカントリー色が強かったですよね。私は彼女のデビューの頃から「そよ風の誘惑」ぐらいまで聴き、「ジョリーン」になるとゼンゼン興味が無くなったので(^^;、その後はどんな歌を歌っていたかも知らないのですが、このアルバムを聴くかぎりは昔の明るい彼女を思い浮かべます。 もちろん、昔のようなキュートな雰囲気は影をひそめていますが、なんだか良いんですよね、このアルバムの彼女の歌声。やっぱり自分には歌しかない、と吹っ切れたのかな。 デビュー当時の彼女が好きで、トラボルタとバカなことやってた彼女に眉をひそめていた人は、このアルバムの彼女の歌声にハマるかも。あ、そんな古い事を知らなくても、最近の金太郎飴状態の新人ボーカリストにウンザリしている人にもお薦めのアルバムです。 ●BACK WITH A HEART
■PATTI SMITH「PEACE AND NOISE」
ARISTA 07822-18986-2 (輸入盤)パティ・スミスは、私には苦手な歌手のひとりです。 もう手を出すまいと思っていましたが、去年だったか、ご主人が亡くなった後に出したアルバム「ゴーン・アゲイン」が話題になり、雑誌などの記事を読むと彼女のスタイルが変わったのか、、と思いつつ聴いてみたのですが、やはり自分には合わないと言うことを確認したのですが、その印象があまりにも重かった(^^;。 で、大きなお世話かもしれませんが、あまりにも気になったので、その後に出されたこのアルバムも聴いてみました。 このアルバムの彼女は、何かを乗りこえきたような凛とした雰囲気が漂っていて、あぁ元気になったんだな、と別にファンでもないのに安心しました。 ●PEACE AND NOISE
■POLICE「EVERY BREATH YOU TAKE:THE CLASSICS 」
A&M 31454 0380 2 (輸入盤) BEST盤今頃ポリスのベスト盤をゲットするなんてヘンなタイミングですが、実はテレビでF1の開幕戦を見ていた時、フォードの"フォーカス"という車のCMにポリスの「Every Breath You Take」が使われていて、その斬新なCMと共にアタマに焼き付いてしまって無性に聴きたくなったのです(^^;。 で、ショップに行くと、ちょうどデジタルリマスターのベスト盤CDが出ていたのでゲットしてみたのです。 テレビで聴いたのは、ギターのフレームに指先が滑る音がもっと強調されていた気がするし、演奏が押さえられてスティングのボーカルが強調された音作りだったような気がするけど、やっと気になっていた曲を聴けてスッとしました(^^;。 そして、久々にポリスを聴いて思ったのですが、もちろんスティングのボーカルも良かったけど、ただバカ騒ぎしているようなバンドが多かった時代なのに、ポリスってオトナが聴ける完成度が高いロック・バンドでしたよね。 ●EVERY BREATH YOU TAKE:THE CLASSICS
■REBECKA TORNQVIST「TREMBLE MY HEART」
EMI 7243 4938722 5 (輸入盤)私は時々店のBGMにハマる事があるのですが、このアルバムもいつも足を運ぶタワーレコード(心斎橋店)の2階でかかっていて、思わずハマってしまいました。 2階はジャズやジャズ・ボーカル、カントリー、ブルース、ワールドミュージックなどの売り場なのですが、ジャンルの垣根を越えた何のてらいもなく、ただ歌いたいから歌っているようなナチュラルな印象のボーカルに耳を奪われました。 ジャンルにこだわるなんてツマらないコトだと思いますが、売り場の女の子に聞くと「ジャズです」と言ってましたが、私達の年齢からはこのアルバムをジャズ・ボーカルとは思えないけど、ブルースがロックなどの音楽に取りこまれて進化したり、カントリーがカントリー・ポップと進化したりしていることを考えると、ジャズ・ボーカルが進化して現代にリファインされたらこんな形になるのかなぁ、と思いました。 聴き込んでも良いし、なんとなくBGMとして流しても心地よい。そんなナチュラルな彼女の歌声が心地よい1枚です。 ●TREMBLE MY HEART
■SARAH McLACHLAN「Surfacing」
ARISTA 07822 18970 2 (輸入盤)新しいミュージシャンやボーカリストと出逢うのは、雑誌の記事を見たり、FMで聴いたり、あるいはクチコミなどイロイロ情報手段がありますが、その情報を得てCDを買うか買わないかの決心はずいぶんイイ加減です。早い話し、忙しくてショップに行けない時期などは忘れてしまう場合があるし、メモを取っていても、なぜメモを取ったのかすら忘れてしまう場合もあります(^^;。 このアルバムも雑誌からの情報では知っていたのですが、タイミングが合わずにゲットが伸び伸びになっていた1枚でした。 先日、職場の近所のHMVに足を運んだ時に偶然に目に止まり、ちょうどいい具合に輸入盤もあった事からゲットしました。 聴いてみると自分がイメージしていた感じとは少し違い、アラニス・モリセットや、こちらでもご紹介したJEWELのような雰囲気もあり、曲調も歪んだギターや声のイコライジングがあったり、アコースティック調、今風の打ち込みなど、バラエティが豊かです。 私はアラニス・モリセット、シェリル・クロウ系の歌手は苦手なので、最初に聴いた時は「あ、失敗」と思ったのですが、何回か聴き込むうちにグングン味が出てきて、いつの間にか、ここ最近のローテーションの1枚になりました。 曲調にはバラエティがありますが、女性の心の揺れを彼女自身の言葉でつづったような統一感があり、ランプの灯りだけのちょっぴり薄暗いテーブルの上に、彼女が心を込めて作った手料理が並べられているようなアルバムでした。 ●Surfacing
■SAVE FERRIS「IT MEANS EVERYTHING」
EPIC EK 68183 (輸入盤)このCDは誰だか判らなかったけど、お店でかかっているのを聴いてハマってしまいました(^^;。あまり足を運ばないCDショップだったのですが、BGMを耳にして、レジにつかつかと歩み寄り「今、かかっているのどれですか?」と質問し、CDを提示されると間髪を入れず「そ、それ下さい」と言ったので、きっとヘンなオッサンだと思われたでしょうね(爆)。 スカ・パラのような景気のいいブラス・サウンドとそれに負けないぐらい元気のいいおネエサンのボーカル。4曲目の「COME ON EILEEN」とか9曲目の「SPAM」はどこかで聴いた事あるので誰かのカバーなのかな。一言で言えば「ゴキゲンでノリノリな(死語(^^;)アルバム」です。 歌も上手くないし、色っぽさもエレガントさも知的さもない。普段なら単に「ウルサい音楽」として片付けるだろうけど、この手の「がぁ〜」っとした音楽にハマるなんて我ながら不思議です。最近、カントリーも一段落し、いつもどおりのジャズ・ボーカルを中心にした聴き方に戻りつつある私ですが、シンプルで素朴、故郷や人間の暖かみ、大陽や土の香りを感じさせるカントリーから、都会的な洗練、スリルとスピード、そして夜の雰囲気を感じさせるジャズ・ボーカルに戻る途中なので、きっと心のどこかにスキがあったんでしょうね。 しかし、何かクルなぁこのアルバム。むしゃくしゃした時とか落ち込んでいる時、ちょっと大きな音でかけたらスカッとしますよ。 ●IT MEANS EVERYTHING
■SHANNON CURFMAN「LOUD GUITARS BIG SUSPICIONS」
ARISTA BVCA-21067 (国内盤)1999年作品このアルバムは CDnowのトップページで時々見かけ、シェリル・クロウのようなスタイルのボーカリストかなと思っていたのですが、試聴機で聴いてみるとなかなか良かったのでゲットしてきました。 ジャンル的にはブルースだと思うのですが、パッと聴きは荒っぽく感じるのだけどどことなく都会的で、そして女性として洗練されたブルースフィーリングを持ち、チョッとトンがったボニー・レイットのようなイメージかな。 そして、何よりも驚くのは、彼女はまだ14歳と言うことであり、ジャケット内にも10代のあどけない少女のように見える写真もあります。しかし、そんな年齢を売り物にしなくても、彼女はアーティストとして十分に通用する自分の世界を持っていますし、歌もギターの腕もハンパではありません。確かに背伸びしているように感じる部分もあるにしろ、聴いていて、ただ、ただ、驚くばかり。イヤ〜、スゴイ少女が出てきたものですね。 ●LOUD GUITARS BIG SUSPICIONS
■SHIRLEY BASSEY「THE BIRTHDAY CONCERT」
DRG 91453 (輸入盤)あまりメジャーな人ではなかったけど、高校の頃に彼女に思い切りハマってました(^^;。 昔はユナイト時代の彼女のLPはほとんど持っていましたが、いつしか聴かなくなり、今は私自身が彼女のベストだと思うカーネギーホールのライブのLPしか持っていません。それに彼女のCDを見かけても買うことはなかったのですが、CDショップでバースディ・コンサートと命名されたCDを見つけたので、ついついゲットしてしまいました(^^;。 聴いてみると、耳に馴染んだナンバーが続き、昔と変わらないオーバーアクション気味の歌唱とショウビズで鍛えたエンターティナー振りは変わっていませんでした。昔、彼女のファンだった人(そんな人いてないか(^^;)にお薦めです。 ●THE BIRTHDAY CONCERT
■WILLIE NELSON「STARDUST」
COLUMBIA CK 57206 (輸入盤) 1978年作品私って女性ボーカル専門で、あまり男性のボーカルは聴きませんが、彼のアルバムはLP時代からチョコチョコとゲットしていました。特に、歳がいってからの彼の歌声は渋くなってイイ味を出していて好きでした。 このアルバムはしっとりとしたスタンダード曲を集めた選曲も良くて、彼の渋いボーカルをじっくりと楽しめます。 ●STARDUST
[ ホームに戻る | 目次に戻る ] |