NARA LEAO■NARA LEAO「NARA」
ELENCO PHCA-4217 (国内盤) 1963年録音私のマイ・フェバリットシンガーでもあり、このコーナーでもご紹介したナラ・レオンのデビュー・アルバム。 デビュー当時の彼女はボサノバを歌わず、どちらかと言うと反ボサノバ派のスタンスを取っていました。彼女のアパート(高級マンション)で夜ごと繰り広げられたパーティーからボサノバが生まれたと言われるぐらいに彼女はボサノバの誕生に深く携わっていた人ですし、仲間からボサノバのミューズと呼ばれていたのに運命の悪戯とは面白いものです。 誰にでもお薦めできるアルバムではありませんが、彼女の心の動きを探る上でもファンの人には必聴のアルバムです。 ●NARA
■NARA LEAO「Dez Anos Depois」
PHILIPS PHCA-4211 (国内盤) 1971年録音今でこそ好んでボサノバを聴きますが、その昔にやたら流行った頃はボサノバって嫌いでした(^^;。ボサノバって、上流階級の若者達が作り出した音楽だと聞いていましたが、聞いた印象は、なんだかダラけた音楽のようで、特にアストラット・ジルベルトのウマいのかヘタなのか、音がハズれてるのかバズれてないのか判らん歌の印象がキツく、どこが良いのかと思っていました。 そんな私がボサノバにハマったのは、このナラ・レオンの歌を聴いてからです。生活の苦労を感じないフンワリとした雰囲気や、時間を持て余した夏の午後、リゾートホテルの窓からぼんやりと海岸を見おろしているようなハイソで気怠い雰囲気を醸し出すその彼女の歌声にズッポリとハマりました。まさに彼女の歌声は、私が求めていたボサノバの雰囲気を持っていました。 このアルバムは1971年、彼女が亡命先として訪れていたパリでの録音。以前は抜粋盤として「a musa de bossa nova」というアルバムが出ていましたが、今回は完全版の24曲入りCDで発売されました。ボサノバに興味がある方はぜひどうぞ。 ●Dez Anos Depois
■NARA LEAO「MEUS SONHOS DOURADO」
PHILIPS PHCA-4212 (国内盤) 1987年作品邦題が「あこがれ」と言う名前で出ていたアルバムの再発売。このアルバムもジャケットがオリジナルになったようですが、私はLP時代から馴染んだジャケットの方が好きかな。 このアルバムが発売された当時は、かっこいいジャケットだなぁと思って手に入れた記憶がありますが、スタンダード曲にポルトガル語の歌詞をのせてボサノバタッチで歌う彼女の歌声も素敵で、その頃はよく聴いていました。 最初はLPで現在はCDに置き換えていますが、旧CD(PHILIPS PPD-1053)と比べて音は少し変わっていますが、大幅な音質改善とはならずに、相変わらず国内盤の音がしています。ま、そんなコトはど〜でも良くて(^^;、このアルバムはジャズ・ボーカル好きの私にとっての彼女のベストアルバムなか。。 午後の気怠い日差しのビーチを拭き抜ける爽やかな風のような彼女の歌声と、スタンダードの名曲をポルトガル語で歌う無国籍な奇妙なアンバランスさが魅力です。「Moonlight Serenade」なんて、一度聴いたらアタマに焼き付きますよ、きっと。 ●MEUS SONHOS DOURADO
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