中国■美建華「故郷熱情」
Victor VICC-60306 (国内盤) 2002年作品最近はカラダが弱ってきたからなのか(笑)、「おらおら〜」と言う感じのカントリーやサルサより、どちらかと言えばマッタリできるCDを聴く傾向にあります。 だからなのか、こちらでご紹介したCHEN MINのような心安らぐ二胡の調べに耳を傾けることが多くなってきた今日この頃。。 で、彼女以外の二胡奏者はいないかと探していたところ、見つけたのがこのアルバム。中国の曲が入っていない冒険的なアルバムだけど、ワリと感じ良さそうなのでゲットしました。 聴いてみると、CHEN MINの若々しさに比べると、オバはんクサい、、、もとい!、円熟した落ち着いた感じで、それでいてエモーショナルな雰囲気も併せ持っていてなかなか良かったです。色んなジャンルから耳に馴染んだ曲を集めているけど、彼女の二胡の調べは、どことなく懐かしく心に染み込んできます。 ●故郷熱情
■CHEN MIN「My Story」
TOSHIBA TOCT-24806 (国内盤) 2002年作品ボーカル好きの私がこのようなインスト物を買うなんて珍しいですが、胡弓奏者の彼女のことはずっと以前から気になっていました。 あ、そうそう、ついつい胡弓(こきゅう)と言ってしまいますが、彼女が演奏しているのは、正確には中国の伝統楽器の二胡(にこ)と言うらしい。日本の胡弓は、越中おわら風の盆のエキゾチックな印象がずっと記憶に残っていたし、一方の中国の二胡は、先日の中国出張の際にホテルのレストランなどで良く耳にしてました。 そんな風に徐々に自分の心の中で二胡の存在が大きくなっていたとき、彼女のことを知りました。いつも激しい音楽を聴いているからなのか、それとも最近弱っているのかは判らないけど(笑)、このような癒し系の音楽に興味を持ったわけですよね。 この作品は、ひとつ前のアルバムよりはチョッとモダンな印象を受けるけど、どちらかと言えば故宮や桂林のような古き良き中国でなく、上海などに代表される都市のように、高度成長を続ける現在の中国のセンチメンタリズムをこのアルバムに感じます。上海の高層ビルのレストランで、綺麗な夜景を眺めながらこのアルバムの「蘇州夜曲」を聴いたらきっと泣けるでしょうね。 ●My Story
■WeiWei Wuu「上海Red」
WARNER WPCR-11638 (国内盤) 2003年作品二胡については、こちらやあちらでもご紹介し、その後も色々とゲットしているのだけど、妙に大げさだったり、別に二胡じゃなくても良いのでは?、と言うような作品が多く、二胡の響きが持つあの何とも言えないセンチメンタルさが好きな私にとっては、しばらくピンと来るようなアルバムには巡り会えませんでした。 私は上海よりも広州に滞在していた方が長いのだけど、上海も好きな街です。 新しさと古さがごちゃ混ぜとなり、高度成長の中の喧噪的な雰囲気の印象が強い街。このアルバムを聴いてイマジネーションするのは、なぜか夜の風景ばかりなのだけど、そんな雑多でアヤシい上海の街を思い浮かべます。 cobaや渡辺香津美などをゲストに迎えて有名曲をカバーするなどの音楽的なアプローチも面白いけど、やはりこのアルバムの魅力は、上海の街が持っているアヤシさが良く醸し出されていることかな。 近代的な高層ビルや整然とした街並み。しかし、少しブロックを過ぎると窓から突き出された満艦飾のような洗濯物や人混みの喧噪にあちこちで出会える街。そんな雰囲気のこのアルバムを聴いていると、なぜか吉田日出子の「上海バンスキング」を思い出してしまう私です。 ●上海Red
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