ボサノバ、ブラジル関係■ANTONIO CARLOS JOBIM「WAVE」
A&M POCM-5052 (国内盤)ボサノバと言うより、ジャンル関係無しに有名なアルバムですが、ポリドールがボサノバ40周年記念として出したシリーズ中の1枚です。 以前に発売されたCD(POCM-5016)を持っていたのですが、音が良くなっているのではと思ってゲットしたのですが、あまり大勢には影響がありませんでした(^^;。 ま、そんなコトはど〜でも良くて(^^;、このアルバムは聴いていて気持ちイイし心安らかにもなる。「ボサノバってどんなの?」と言う方でもきっと聴いた曲もあると思うので入門用としてはお薦めのアルバムかな。 ●WAVE
■BADEN POWELL「IMAGES ON GUITAR」
MPS POCJ-2556 (国内盤)孤高のギタリスト、バーデン・パウエルのアルバムです。 私は、一番多感な中学生の頃に大阪万博と言うのを経験している世代なので、シコタマ無料のコンサートに通ったり、各パビリオン前でのスポット的なライブにも耳を傾けていました。特にスペイン館の前でやっていたフラメンコに感動し、世界には何と言う素晴らしい音楽があるのかと衝撃を受けた記憶があります。 その頃、ロックとの出逢いによりクラプトンやジミー・ペイジなどのギタリストに興味を持った私は、ロックやフラメンコのLPを集めると共に、ブラジル音楽にも興味を持ってギタリストを探している過程で出くわしたのがこのバーデン・パウエルでした。 その息の詰まるようなハイテンションな演奏に虜になりよく聴いていました。 このアルバムは、そんなバーデン・パウエルのハイテンションなギターに女性のスキャットがからむ、とっても不思議な雰囲気のアルバムです。最初は馴染まなかったけど、何回も聴いているとアタマが飛びます。へたするとハマるかも。 ●IMAGES ON GUITAR
■BRAZILIAN LOVE AFFAIR「DILENE」
DIG IT INT'L DCD 11280 (輸入盤)ブラジル生まれ、現在はイタリア在住の女性ボーカリスト、ディレーネを中心としたグループのアルバムです。今回の新譜で3枚目らしいですが、私は去年発売の2枚目の「UMA BRASILEIRA」というアルバムからのお付き合い。聴きやすいおしゃれなサウンドでボサノバやサンバで楽しませてくれます。今回はドラムンベース風のサウンドも取り入れた曲もあり、冒険しているんだなぁという印象です。 ボーカリストのディレーネは、センチな曲からリズミカルな曲まで無難に歌いこなしています。でも、今のポップスに馴れた人には、ちょっとお洒落っぽすぎて頼りないかな。 ●DILENE
■JOAO GILBERTO「JOAO VOZ E VILAO」
VERVE 5467132 (輸入盤) 2000年作品スタン・ゲッツ(ts)とのコンビを組んだ超有名盤「GETZ/GILBERTO」で広く知られるボサノバ界の重鎮が出したギターとボーカルだけのワビサビの極致のボサノバ。 こんなシンプルなアルバムを味わい深く聴かせるのは彼だからできるワザであり、ふんわりした歌声の中にも張り裂けそうな緊張感と安らぎが同居し、不思議な世界を構築しています。 聞き流しても真剣に聞き込んでもヨシ。疲れて帰宅した時、こんな音楽に心をマッサージしてもらうのも贅沢でイイですよね。 ●JOAO VOZ E VILAO
■PATRICIA MARX「PATRICIA MARX」
Victor VICP 60327 (国内盤) CDショップのブラジル音楽のコーナーで見かけたキュートな女性の横顔が写ったこのアルバム。手に取ると、帯には1996(8th)〜97(9th)のアルバムからの抜粋のベスト盤と書いてありましたが、ブラジル系はショップでちょこちょこチェックしていたのですが、この子の存在は知りませんでした。 そんなに多くのアルバムを出しているなら間違いはないだろうと思い、そのキュートな横顔に惹かれてゲット(^^;。 ブラジルの歌手って、聴きやすいボサノバと思ってうっかり手を出すと、エラい進化した音楽でビビる事があるのですが(^^;、彼女はどちらかと言うとブラジルと言うより、アメリカナイズされた聴きやすいポップスの雰囲気を持っていました。 ちょっとハウスっぽいリズムに乗ったその屈託のないストレートな歌声は、人生の重みも人生観も感じないけど(^^;、あっけらかんとした開放感がこの子の持ち味かな。アメリカではいくらでもいそうなタイプだけど、ブラジルではこんな素直なタイプの歌手って少ないと思うな。って、私の聴いていたのが片寄っているだけかもしれないけど(^^;。 ●PATRICIA MARX
●ブラジル関係
エリゼリッチ・カルドーゾ「RETRATO DA NOITE」
BOMBA RECORD BOM 22031(国内盤)最近の雑誌に載っていた「ブラジル女性歌手の最高峰」とか言うアヤしいキャッチに思わず釣られたのが、この エリゼリッチ・カルドーゾ と言う人のアルバム。 ボサ・ノバが生まれる直前の録音ですから、もちろんボサ・ノバ風の味わいはないですが、昔からのブラジル音楽の王道を行っているような人らしい。 私はアルゼンチン・タンゴにも楽しそうで何だか寂しい印象を持っているのですが、このアルバムにもそんな印象を受けました。 この時代のブラジル音楽についてそんなに詳しくはないしアルバムも大した数は持っていませんが、なんだか暗いですね(^^;。 ブラジルの音楽が暗くて寂しいから、お金持ちの若い人達が自分達の世代の音楽としてボサ・ノバを作ったのかなぁ。ちょっと研究してみる価値はありますよね。 シルビア・トーレス「シルビア・トーレス」
BAD NEWS BNCY-32(国内盤)最近、ブラジル・バイーヤ地方の歌手である彼女のコトがあちこちの雑誌に紹介され、気にはなっていたのですが、輸入盤がなかなか店に並ばないのでシビレを切らして国内盤を手に入れました(^^;。 ボサ・ノバ風の音楽を想像していざ聴いてみると、ゼンゼン違いました(^^;。バイーヤってブラジル内で独自の文化を持っているんだなぁと驚いたのが最初の印象でした。 こんな風に自分には馴染みのないジャンルのアルバムを手にする時がありますよね。そんな時、スグに馴染めたら良いのですが、なかなか馴染めない時もあります。 しかし、そんなアルバムも期間を置きながら繰り返し聴くうちに、音楽が自分にすっと入り込んでくる瞬間がありますよね。こんな瞬間って、私は好きです。 このアルバムも、最初はワケの判らない雑多な音楽に聴こえたのが、聴き進むうちにバイーヤ地方の文化とか、街並みや空気、そして空の色のようなものを何となく想像できるようになりました。 ■SONIA「PLAY IT ON THE BOSSA NOVA」
FREEWAY FRCD-1001(国内盤) 1999年作品ブラジルのコーナーで見つけたこのCD。ベレーザのようなお洒落なボーカルかなぁ、と思いつつゲットしましたが、コレが「当たり」でした。 ウィスパーボイスと言えば良いのか、チョッと甘えた感じのフンワリとしたボーカルで耳に馴染んだ曲をお洒落に料理しています。ベレーザのような斬新な曲の解釈はないですが、選曲も良いし、これからの季節にピッタリのボーカルアルバムです。 ボーカリストに対峙して真剣に聴くアルバムじゃないですが(^^;、ゆっくり眠った休みの日、体と頭が起きるまでの気だるい時間にこのアルバムをボケ〜ッと聴いていると心地良いんだな、コレが。 ●PLAY IT ON THE BOSSA NOVA
■VINICIUS & ODETTE LARA「VINICIUS & ODETTE LARA」
ELENCO PHCA-4221 (国内盤)アストラット・ジルベルトやギターのバーデン・パウエルをはじめ、ここ最近ブラジル系のCDの再発が盛んで、ボサノバ系が好きな私もついつい釣られてゲットしてしまいます。 このELENCOレーベル第1作目となるこのアルバムは、詩人のヴィニシウス・ヂ・モライスと女優のオデッチ・ララの共演と言う異色盤です。 歴史的には意味のあるアルバムだけど、音楽的には魅力がないだろうとゲットする前に予想していたのですが、オッサンの方はともかく(^^;、ララの女優とは思えないスムーズで魅惑的なボーカルにハマってしまい、勉強のために聴いてすぐに手放すつもりだったのに、とうとう手元に残ってしまいました。 ブリジット・バルドーの「シドニー」やヘップバーンの「ムーン・リバー」のアルバムを大切に持っている人はきっとハマるかも。(^^; ●VINICIUS & ODETTE LARA
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