Latin■PACO DE LUCIA「JUZIA」
MERCURY 558 165-2 (輸入盤)パコ・デ・ルシアは、以前と言うか、かなり昔からから存在は知っていたし、今でもマク・ラフリンと組んでいたギター・トリオのアルバムを数枚持っています。 でも、彼の単独名義のアルバムって取っつきにくくて、今までゲットした事はありませんでした。ギターは上手いけど何をやっても周りとは溶けこまない「異端」のような雰囲気があり、自分自身には馴染まないミュージシャンの一人でした。 で、このアルバムはワリと話題になっているみたいですし、ちょうど友人がゲットしたCDを自宅のシステムで聴かせてもらう機会があり、実際に耳にして良いなと思ったので、久々にゲットしてみました。 でも、初めて全曲を通して聴いた時は、何だか暗くて悲しい雰囲気だなぁと思いました。しかし、何度も聴き進むうちにギタリストの心の中に燃えるメラメラとした青白い炎を感じ取れるようになり、ちょっとハマてしまいました(^^;。 ノリノリで「イェ〜ぃ」と言う感じのアルバムではないですが、じっくりとスパニッシュ・ギターを味わいたい人には良いアルバムではないかな。 ●JUZIA
■PATRICIA MANTEROLA「Quiero Mas」
UNIVERSAL LATD-40159 (輸入盤) 1998年作品ジャンルはラテンですが、こちらはしっとりした曲を中心としたスパニッシュ・AORと言った風情のアルバム。 ジャケットや中ページを見ると、色っぽい挑発的な写真が並んでいますが、実際に彼女の歌を聴くと、それがサービス的なポーズであることが判ります。それに、あまり感情を表わさないタイプの女性なのか、歌にも同じような印象を感じます。 しつこくなくて良いと感じるか、頼りないと感じるかは聴き手の好みだけど、彼女の歌を聴いていると、何事にも流されないクールな女性像が浮かび上がり、ちょっぴりオシャレな気分にさせてくれます。 ●Quiero Mas
■PATTY CABRERA「SIEMPRE Y PARA SIEMPRE」
CURB D2-77840 (輸入盤)チョッとカントリーっぽい雰囲気があり、このCDをカントリーのコーナーに置いてあったショップもありましたが、内容としてはシンセとブラスがゴキゲンなラテン・ポップス。 アルバムには、リズミカルな曲とバラードが程良くミックスされていますが、バラード系は感情の表現がちょっぴり空回り気味ですがイイ線いっています。また3曲目の「FAMILIA」はグッド。アルバムの流れからは10曲目は異色な曲に感じますが、なかなか泣かせます。 ●SIEMPRE Y PARA SIEMPRE
■RALINA MIRIAM CARDONA「RALINA MIRIAM CARDONA」
CRESCENDO CRES1CD (輸入盤)1995年作品チョッと硬質ですが、太陽のようにまぶしく、うっとりとするような伸びの美しいあるボーカル。曲調も彼女のボーカルスタイルに合ったユッタリとした曲が多く、サルサお約束のパーカッションもブラスも入っているのに、聴いていてなぜか優しいな気分になります。 ラテンを本格的に聴き始めて1年以上になるのですが、いまだにしっかりした知識がないからCDをゲットするのはバクチ的な要素があります。しかし、そのバクチが大当たりした時の感動は、他のジャンルとは比べ物にならないぐらい大きいものです。 今回の彼女のこのアルバムも、何の情報もなくヤマカンでゲットしましたが、ラテン、特にサルサ系のボーカリストには、ぶっ飛んでキレた雰囲気を持つ人や情熱的なボーカリストが多いのに、彼女のような雰囲気を持つボーカリストに出会えるのは、新しい分野を開拓する上での大きな喜びです。だから、ジュウタン爆撃はヤメられない(^^;。 ●RALINA MIRIAM CARDONA
■ROCIO BANQUELLS「LA FUERZA DEL AMOR」
EMI LATIN H2 7243 8 33519 2 3 (輸入盤)このアルバムもお気に入りの一枚。 現代のラテン・ポップは、曲によって歌唱が冷静過ぎるように感じますが、彼女もどちらかと言えば冷めたタイプです。でも、彼女のボーカルには、場面によっては自分の心を殺してでも身を引くような大人の女性のイメージが漂っています。 特にバラードが美しく、アルバムにLINDA RONSTADTが「WINTER LIGHT」で歌っていた「A DONDE VOY」が入っていたのは驚きでした。ちなみにこの曲は、私をラテンの世界に引きずり込んだボーカリストの1人である TISH HINOJOSA の作品でもあります。 ●LA FUERZA DEL AMOR
■SANED RIVERA「Prohibido」
EMI LATIN H2 7243 4 95019 2 8(輸入盤)1999年作品ラテンも新譜が多いのですが、なかなか自分に合ったものがなく、ゲットしても手元に残るアルバムが少ないのですが、そんな中で久々の当たりがコレ。 このアルバムは、正直言うと「ジャケ買い」だったのですが、ジャケットを見た印象からは、大人っぽいしっとりしたバラードが聴けるのかなぁと思ってゲットしましたが、内容はゴキゲンなラテン・ポップでした。 でも、その辺のありきたりの陽気なアルバムではなく、彼女は表面上はハイテンションでキレた感じで歌っていますが、そのボーカルにはどことなく上品でセンスの良さを感じます。だから、ゴキゲンな曲よりも落ち着いた雰囲気の曲をもっと聴きたかったのが残念と言えば残念ですが、今後の成長が楽しみですよね。 ●Prohibido
■SHAKIRA「Donde Estan Los Ladrones ?」
SONY LAK-82746-2/2-485719 (輸入盤) 1998年作品少し前に発売したアルバムですが、やっと輸入盤CDをゲットできました。雑誌や国内盤CDの帯には「エキゾチック」なんて文字が踊っていたので、ワクワクしながら聴いてみたのですが、スパニッシュ・ラテンを聴きマクっている私には全然エキゾチックには感じませんでした(^^;。 ま、買う前から過大評価し過ぎていたと言う感じですが、聴いていてぐわ〜っと体が反応するような雰囲気もなく、どちらかと言えば情熱的とかエキゾチックというイメージから遠い人。所々キレた感じもありますが、それも何となく計算を感じるキレ具合なのが少し寂しい。 彼女は南米コロンビアの出身らしいですが、以前ラテンにハマった頃にもコロンビアの歌手を何人か聴きましたが、やはりお国柄なのか、カリブ海に浮かぶ島国やメキシコやマイアミの歌手とはずいぶんと雰囲気が違います。 ま、どことなくアラニス・モリセットのような雰囲気もあるし、オシャレな感じも漂っているので、ラテンに興味を持った人の入門用には良いかもしれませんね。 ●Donde Estan Los Ladrones ?
■SHEENA「Y AQUI ESTOY」
SONOLUX SNK-82747 (輸入盤)こちらもサルサ。 バックの演奏がかっこ良いし、ノッて歌っている感じがなかなかゴキゲン。ただ、それ以下でも以上でないのが少し残念です。 でも、将来を期待して良いボーカリストだと思います。 ●Y AQUI ESTOY
■SONIA RIVAS「Mexico lindo y querido」
MICROFON C-19 (輸入盤)聴いた印象は、LUCERO などの華やかなメキシカンポップスではなく、TISH HINOJOSA などのようなフォーク調に近く、伴奏に耳が行くほどギターがカッコ良い。 思いつめたようにやたら訴えかけてくるボーカルは、聴いていて少しツラいですが、私はこの手のタイプのボーカリストはキライではないのでグッド(^^;。 ●Mexico lindo y querido
■SOPHY「20 DE COLECCION」★
SONY LATIN CDL-81086 / 2-469594 (輸入盤)AOR風の演奏と落ち着いた大人っぽい声。カリブ海と言うよりも地中海の風を感じるような彼女のボーカルには、洗練された都会的な印象を受けました。 どことなくカンツォーネ的な雰囲気もあり、ラテンの燃えたぎる熱い血よりも深く静かな情熱を感じる彼女の深いボーカルには胸がキューンときてグッドです。 ●20 DE COLECCION
■TANIA LIBERTAD「Alfonsina Y El Mar」
TKF-2803(国内盤)邦題は「アルフォンシーナと海」。ペルー生まれで現在はメキシコで活躍するタニア・リベルタの出世作です。 ラテン系のボーカルを聴いている方は、なぜ「最近のGET」に彼女のアルバムが出てこないのか不思議に思われていたのではないでしょうか?。じつは、このアルバムはラテンにハマったかなり早い時期にゲットしていたのです。 でも、情熱的なスパニッシュ系のラテンにハマっていた私には、このアルバムの良さは判りませんでした。 でも、何かを秘めたアルバムに感じたので手放すには至らず、いくらかのインターバルを置いて聴き続けていたアルバムでした。 何かを秘めていると感じるのは、自分の心のどこかが共感しているから、手放さずにいたのですが、繰り返し聴く内にじわじわと彼女の歌声が心に染み入ってきました。特にハープだけの伴奏で歌うアルバム・タイトル曲はサブイボ物。ラテンと言うジャンルには関係なく、ボーカルを聴いている方にお薦めのアルバムです。 ●Amor Amando
■TANYA SAINT VAL「AMETHYSTE」
EMI France U 000 2 (輸入盤)マルチニークのダンス音楽「ズーク」の歌姫、タニヤ・サン・ヴァルの1996年のアルバム。 ラテン音楽のひとつのジャンルであるズークってどんな音楽だろうと興味があったのでゲットしました。他のラテン系の音楽と比べると打ち込みを駆使したタイプの音楽ですが、同じラテンと言ってスパニッシュ系の音楽とはずいぶんと印象が違います。 それに、マルチニークはフランス領だったからなのか聴いて受ける印象がどことなく艶やかで甘美。私はズッポリとは行きませんでしたが、ハマる人はハマるでしょうね。マルチニークはお酒の産地と聞いていますが、彼女のボーカルのように甘くてキュートな味がするのでしょうか?。 ●AMETHYSTE
■TITO PUENTE「JAZZIN'」
RMM MVCK-24019 (国内盤) 1996年作品TITO PUENTEについてはこちらでチョコッと紹介していますし、ボーカルとして参加しているINDIAもこちらでチョコッと紹介しています。そんな2人がジョイントしたこの作品は、ジャズのスタンダードをラテンタッチのアレンジで楽しめるアルバムです。 ま、私が好きなジャズボーカル系統と比べると、都会的センスにも知的さにも欠けますが(^^;、聴いていて楽しいし、ラテン畑の2人がジャズに挑んだと言うよりも、ジャズを肴に楽しんでいるような雰囲気がいいですね。 ●JAZZIN'
■TRINA MEDINA「TRINA MEDINA」
SDI CD-81566/2-462158 (輸入盤)これもサルサ。 このアルバムは、ボーカルもバックもメチャかっこいい。 私のような年齢の人間には、丸1日この手の音楽を聴くのはツラいですが、リズムのノリは一級品だと思います。 ●TRINA MEDINA
■VANESSA「una nueva ilusion」
RMM 282840642 (輸入盤) 2000年作品歌のウマいとか、曲が良いという前に、お金かかってるなぁと思ったのがこのアルバムを聴いた第一印象でした。アルバム全体にプロデューサやレコード会社が彼女にイレ込んでいるのがヒシヒシと伝わります。 そして彼女自身の歌声も、熱さを押さえた洗練された雰囲気を持ちながら、自分の思いをストレートに伝えてくるボーカルスタイルで聴いていてもカッコ良いアルバム。 ●una nueva ilusion
■VIRGINIA LOPEZ「POR EQUIVOCACION」
BOMBA BPM 302 (国内盤)ラテン音楽のひとつのジャンルであるボレロの歌い手、ビルヒニア・ロペスのアルバムです。彼女はRCA時代が全盛期ですが、これは彼女の初期の頃の歌唱を集めたアルバムです。 聴いた瞬間に「うっ」とクルぐらいのキュートでしなやかな歌声。ジャズ・ボーカルで言えばヘレン・フォレスト系かな。私は本能的にこの手の歌声に弱いですが、彼女は声だけでなく歌も上手いので大いにハマってしまいました(^^;。 カントリーも奥が深いと思ったけど、彼女はラテンもすごい奥が深い音楽であると感じさせてくれたボーカリストの一人になりました。 ●POR EQUIVOCACION
■YOLANDA RAYO「YOLANDA RAYO」
SONOLUX 01-0139-02446 (輸入盤)1999年作品勢いがあり、いかにも歌うのが楽しくて仕方がないと言うような彼女の歌声。少々歌がヘタでも許せてしまいますよね(^^;。 そして、何の小細工もないストレートなボーカルは、問答無用に聴き手をノセてしまいます。 それに煽り気味のバックの演奏も相まって、いかにもサルサ、やっぱサルサ、だからサルサ、と言うような雰囲気のアルバム。ノー天気と言えばそれまでですし、いつも聴くのにはツラいものがありますが(^^;、タマにはこんなアルバムでも聴いて、アタマをカラッポにするのも良いものですよね。 ●YOLANDA RAYO
■YVONNE「SIGUEME」
MP MPCDP-6135 (輸入盤) 1994年作品サルサもイイけど、こちらでもご紹介しているGISSELLEを聴いてメレンゲも良いなと思い、時々行っているラテンのCDショップで薦めてもらったのがこのアルバム。 メレンゲはスパニッシュ・ラテンの一翼を担うドミニカ共和国のダンス音楽。特にアコーディオンがイイ感じで活躍する演奏が独特の雰囲気を持ち、私もその明るく開放的でチョッとセンチメンタルな雰囲気が大好きです。 この作品も、そんなメレンゲのエッセンスがイッパイ詰まっており、力強くてちょっぴりセンチメンタルな彼女のボーカルも素敵なアルバムでした。 ●SIGUEME
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