DIZZY GILLESPIE■DIZZY GILLESPIE「IN CONCERT」
MAINSTRAM SRCS 9398 (国内盤) 1971年録音ピアノとベースのデュオにガレスピーが加わったチョッと変わったセッションで1971年収録のライブ録音です。 日本では、眉間にしわを寄せて聴くようなアーティストが好まれるからなのか、ガレスピーは日本ではそんなに人気がないですよね。お薦めのガイド本やショップや雑誌のお薦め定盤を聴いている人にはあまり縁がないミュージシャンなのかもしれません。 しかし私は、トランペッターの中では彼が一番好きで、今でも偉大なトランペッターだと思っています。何と言っても、聴いた人をシアワセにする陽気でハッピーな感じが良いですよね。 このアルバムは総勢3名の小編成のセッションですが、ガレスピーもハイノート・ヒットまじえて楽しそうに吹いているし、他のメンバーの腕もなかなかのものです。それに、DSDマスタリングだからなのか、ライブな感じが良く出て音もソコソコ良いです。 ●IN CONCERT
■DIZZY GILLESPIE「THE BIG-BAND SESSIONS」
Verve POCJ-2394/5(国内盤)ガレスピーは、上記のような小編成での真剣勝負やチャーリー・パーカーと楽しそうに楽器でおしゃべりする「BARD AND DIZ」も良いですが、やっぱ私は「AT NEWPORT」や「WORLD STATESMAN」などのビックバンド時代のアルバムが好きです。 各メンバーがガレスピーの支配下の元で狂喜乱舞し、バンドがドッカン・ボッカンとキックしている背後から、ガレスピーのトランペットが突き抜けてくるのを聴くと、ホント、体がゾクゾクします。 リー・モーガン、クインシー・ジョーンズ、ベニー・ゴルソン、アル・グレイ、フィル・ウッズ、ウィントン・ケリー、、そうそうたるメンバーを従えたこの頃の彼のビックバンドは、この「THE BIG-BAND SESSIONS」で聴けます。このCDは、今となっては中古LPでも手に入りにくくなっている「BIRKS' WORKS」、「WORLD STATESMAN」「DIZZY IN GREECE」の3枚のアルバムが2枚のCDに収められてるお得なCDです。 ●THE BIG-BAND SESSIONS
■DIZZY GILLESPIE「SOMETHING OLD, SOMETHING NEW」
Verve 314 558 079-2 (輸入盤) 1963年録音Verve MASTER EDITION シリーズCD。 コンボ演奏によるゴキゲンなジャズが聴けるこのアルバムは1963年の録音。ガレスピーも円熟の切れ味スルドい演奏をブチかまし、そんなガレスピーに煽られてジェームス・ムーディー(ts)も燃える、燃える(^^;。 以前もここでご紹介した MASTER EDITIONの音の良さ、音の新鮮さに驚きましたが、このアルバムもグッドです。国内盤のようにキレイなんだけど無難で丸まった音ではなく、毒気もたっぷりでトランペットの輝きや各楽器の音もリアル、その場の熱気を感じさせます。ホント、このシリーズのCDってすごいと思います。 エラだけでなく、他のボーカルアルバムもリリースしてくれるとウレシいのですが(^^;。 ●SOMETHING OLD, SOMETHING NEW
■DIZZY GILLESPIE「AT NEWPORT」
Verve POCJ-2596 (国内盤) 1957年録音彼のビックバンド活動は、1940年代から始まり、その時代も良いアルバムを出していますしが、私はヤンチャなメンバーが揃った50年代の彼のバンドが好きです。 そんなバンドが1957年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加したときのライブ盤がこのアルバム。早い話し、上記の「THE BIG-BAND SESSIONS」で収録されている時代のメンバーがお祭りの真っ只中で好き放題に暴れマクっているアルバムです。 リーダーのガレスピーもバンドのメンバーも、そして聴いているお客さん達もホント、楽しそうです。 以前持っていた、国内盤LP(MV 4021)に比べて国内盤CD(POCJ 2073)は少し高域にバランスが寄った音だったので、国内盤なのになかなかLPを捨てれずにいました。しかし、このリマスターCDはクリアでワイルド。会場の雰囲気やビックバンドのハジけるパワーが伝わってイイ感じです。 ガレスピーは、私にとってジャズの面白さを教えてくれたミュージシャンでしたし、ハード・バップのスリルやバラードの美しさ、アフロ・キューバンの楽しさやスモールセッションでの火花散る真剣勝負、そしてビックバンドの爆発力やスピード感などいろんな物を学びました。でも、振り返って考えてみると、私が彼の音楽から一番学んだものは「勇気」だったような気がします。 ●AT NEWPORT
■DIZZY GILLESPIE「SITTIN' IN」
Verve POCJ-2683 (国内盤) 1957/06/26録音ここ最近、楽器系のジャズは現在の自分の波長と合わなくなってきたので、アナログから足を洗った機会にLPと共にジャズのCDもかなり処分してしましたが、コイツは思い出深いアルバムなので、CD化された機会に再びゲットしました。 ガレスピー(tp)って日本ではあまり人気がなかったですが、私にジャズの面白さを教えてくれた人であり、このアルバムでバップのノリや、それぞれのミュージシャンのお互いを認めながらも自分の意地をかけたバトルの面白さを初めて知りました。 形式的にはガレスピーが中心となっていますが、ノーマン・グランツお得意の一種のお祭り気分のようなアルバム。ジャズを聴き始めた頃、なぜこのアルバムを手にしたか忘れましたが、初めて聴いた時の衝撃は未だに忘れられません。 今の私には過去のアルバムになっていますが、久々に聴くと、ふと振り返って遠くに見える自分の通ってきた足跡を確認したような気分になりました。 ●SITTIN' IN
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