テレサ・テン■テレサ・テン「トップ・テン〜英語編」…など
TAURUS TACL-2510 (国内盤)テレサ・テンのレコードをはじめて買ったのは「空港」や「雪化粧」などが入った17cmで33回転の4曲入りのミニ・アルバムでした。ロックへの熱もサメた70年代の後半頃だったでしょうか。それから84年の「つぐない」の再デビュー・ヒットを経て、1989年のアルバム「浪漫主義」で私の中での彼女の存在はピークに達しました。 だから『1995年の5月8日、チェンマイに滞在中、気管支ぜんそくの発作で死去、、』と言う彼女の訃報を聞いた時はショックでした。まだまだ歌える年齢でしたから余計に残念に思いました。 もう彼女とはコンサートなどでは会うことができませんが、残してくれた多くのアルバムで彼女に会うことができます。テレサ・テンが亡くなってから間もなく3年と言うこの時期に「カバー集」と「中国語編」「英語編」と言う3枚のアルバムが発売されました。 内容としては、それぞれのタイトル通りの種類の曲を10曲ずつ集めた企画物アルバム。 すでに持っている音源もありましたが、初めて聴く曲もあり、寄せ集めのベスト盤などとは違った新鮮な気持ちで接する事ができました。 ファンの私が言うので説得力が無いですが、内容はグッド。 彼女のアルバムを持っていない方にはマニアック過ぎてお薦めできませんが、他にアルバムを持っていて、もっと彼女の事を知りたいと思っておられる方にはお薦めのアルバムです。 ●トップ・テン〜カバー集 TAURUS TACL-2508
◎オマケヒット曲「つぐない」と西向きのベランダ。 彼女は多くのヒット曲を持っていますが、そんな中でも『窓に西陽が……』ではじまる1984年ヒットの「つぐない」には歌詞の内容と共に沢山の思い出があり、私にとって特に思い入れが強い曲です。 だからなのか、現在住んでいるマンションを探している時も、無意識に西向きのベランダがある物件を探していました。当たり前の話ですがマンションは南向きの物件が多く、その他に市内である事や地下鉄の駅近く、最上階、大手の物件である事などを条件としていたので探すのに苦労しました。そして、1年近くかかって1994年の暮れにやっと見つけたのが現在のマンションです。 そして年明けの1月17日に阪神間を襲った「阪神大震災」。キョウレツな揺れに叩き起こされはしましたが、お陰様で私の周りで大きな被害を受けた人間はいませんでした。しかし、止まってしまった他の仕事のフォローなどで、自分の仕事は一時期パニック状態になりました。そんな慌しい中でマンションの契約を済ませ、夏の入居に向けて仕事の合間を見つけてはイロイロと準備をしていた、まさにそんな時期に彼女が亡くなってしまいました。 …そして夏。入居前の手続きや内覧会も済み、鍵を渡された日に11階のベランダから見た夕日は素敵でした。それまでの数年間、落ちついて夕焼けなんて見たことがなかったのですが、引越し前で家具はもちろん、照明もエアコンもカーテンもない状態で、窓から吹き込んでくる風に吹かれながら沈みゆく夕日をしばらく見ていたら、なぜか泣けてきました。 別に彼女の歌のためにマンションを買ったわけではないですし、休みを含めて夕日を見られるような時間に家にいることなんて滅多にない。でも「あの場面」を忘れないために身近に置いておきたかったので西陽が入る窓が欲しかったのも事実。まもなく、このマンションで過ごす2回目の5月8日がやってきます。 ■テレサ・テン「コンサート・ライブ」
TAURUS TACL-2513 (国内盤) 1985年12月NHKホールLDでも出ていた1985年12月のNHKホールでのライブCD。 LDがあるからイイかなと思っていましたが、LDとCDでは曲が少し違うのですよね。う〜む、トーラスもなかなかやるな(^^;、と言うことでゲットしました。 1985年といえば、その前の年に再デビューアルバム「つぐない」がヒットし、続いて「愛人」が発売され、人気が上がっていった頃と記憶しています。このコンサートでも、そんなヒットに裏打ちされた彼女の自信に満ちた歌声が聴けます。 ●コンサート・ライブ
■テレサ・テン「ラスト・コンサート」
POLYDOR POCH-1892-3(国内盤) 1985/12/15 NHKホール以前もこちらでご紹介しましたが、以前からこのコンサートのCDやLDが出ていましたが、今回は2枚組の完全版でリリースされました。彼女のファンである私は迷わずゲットですよね。 CDの帯にニュー・マスタリングなんて書いているから音も良くなったのかなぁと楽しみでしが、確かに以前と音は変わったものの、音場が広がったとか音像のリアリティが上がるような事はなく、チョッとガックシです(^^;。 ま、そうは言っても、新たに聴ける曲などもあり、ファンは必聴のアルバム。しかし、何度聴いてもこのコンサートの「何日君再来」がキュートですね。 ●ラスト・コンサート
■テレサ・テン「浪漫主義」
TAURUS 32TX-2204 (国内盤) 1989年作品5月8日は彼女の命日。彼女のファンであった私も、今ではそんなにアルバムを聴く機会がないけど、この季節になると彼女の歌声が懐かしくなり、お気に入りのこのアルバムを手に取ってしまう。このアルバムが発売された1989年は、中国で天安門事件があった年。彼女は、香港で行われた天安門学生支援8時間マラソンコンサートにノーメイクで飛び入り参加し、数十万人の観客から喝采を受けた。 その後、日本のTVに出演し、このアルバムの中の「香港」を歌っている時、感極まって泣き出してしまった彼女の姿が印象に残っています。彼女は台湾出身だけど、活動拠点となっていた香港も思い入れの強い街だと思う。このアルバムは隠れた存在だけど、私にとっては彼女のベストアルバム。桜も散り、春から初夏へ向かうこの季節になると彼女の歌声が無性に聴きたくなる。 ●浪漫主義
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