歌謡曲 た〜■友川かずき「犬/秋田コンサートライブ」
Bellwood KICS 8817 (国内盤) 1979年作品こちらでチョッと名前の出た彼ですが、最近、見難くなってゲットしていなかったCDジャーナルを立ち読みしていると、何とCDが復刻されていました。ラテンやカントリーはCDnowを見ていれば事は足りるのですが、歌謡曲の情報は疎くなってしまいますね。 で、このアルバムですが、この中にも入っている「生きるって言ってみろ」を初めて聴いた時はインパクトを受けましたね。ちょうどテレビで見たと思うのですが、彼が歌ったあと、彼を知らなかったと思える司会者がオタオタして、スタジオが凍り付いていた記憶があります。 久しぶりに「生きるって言ってみろ」を聴き、あの時代ほどのインパクトは受けませんでしたが、現在の世の中を見て、彼がどんな歌を聴き手に突きつけてくるのだろうか、ふとそんな事を思いました。 ●犬/秋田コンサートライブ
■夏川りみ「てぃだ 〜太陽・風ぬ想い〜」
Victor VICL-60943 (国内盤) 2002年作品このアルバムはずいぶん前にゲットしていたけど、忙しくてなかなか紹介できずにいました。と言うか、彼女のこの歌も、だいぶ前からFMや店のBGMなどで耳にしてずっと気になっていたけど、歌手名が判らずに手に入れることができず、やっと去年の年末ぐらいにゲットできたのです。 最近弱っているからなのか(笑)、ノリノリのカントリーやサルサなどより、こんなホノボノしたボーカルが心地よい。それに、ここ最近は時々沖縄に足を運ぶことがあるから、よけいにそう思うのかもしれないけど、妙に沖縄チックなメロディーが心にしみます。 彼女は沖縄県石垣島出身女性シンガーらしいけど、私が初めて本格的な沖縄の唄に触れたのは、嘉手苅林昌(かてがる・りんしょう)と言う人の「十九の春」と言う歌でした。もう30年以上前になると思うのだけど、その渋くてちょっと哀愁を感じる歌声にはシビレまくり、今でもその時のドーナツ盤を手元に残しているほどです。 ネーネーズもそうだけど、沖縄の唄って楽しくて踊り出したくなるような明るさがあるけど、どことなく寂しさも感じますよね。私がハマったラテンにも、そんな相反する雰囲気を持っているけど、彼女のこのアルバムも、良く伸びる澄み切った歌声の裏に沖縄の唄が持っている独特のセンチメンタルさを所々に感じさせます。こんな時代だからかもしれないけど、心を癒してくれる彼女のような歌声って大切だと思います。 ●てぃだ 〜太陽・風ぬ想い〜
■NONA「COOL NOON」
UNIVERSAL MVCH-29011 (国内盤) 1998年作品雑誌でボサノバ風であると言うこのアルバムが紹介されていたのを読んで、チョッと気になったのでゲットしました。小野リサ以降、日本でもこの手の歌手が流行っていますが、ナラ・レオンとかシルビア・テリスが好きな私としては、小野リサって中途半端なんですよね。 今のブラジル音楽の進化を考えると、古典的なボサノバなんてジイ様しか聴いていないと思うのですが(^^;、現在に生きるボサノバも聴いてみたいし、この手の音楽が好きな私は、時々この手のアルバムをゲットします。 聴いてみると、美声ではないですが少し低い目のふんわりしたボーカル。仕事に追われている身には「ほっ」とするような歌声です。 私の頭の中のジャンル分けでは、このコーナーでもご紹介した 比屋定篤子の「のすたるじあ」と似ていますね。どちらも ヘタウマの美学 なのですが(^^;、比屋定篤子はあっけらかんとした「天然」を感じ、このNONAのアルバムには「知的」とまでは行かないけど、ある種のインテリジェンスを感じます。 どちらが好みと聴かれると困るのですが(^^;、年齢を重ねて洗練されていくとNONAに軍配が上がるでしょうね。次のアルバムが楽しみな歌手の1人です。 ●COOL NOON
■一青窈(ひととよう)「月天心」
COLUMBIA COCP-32024(国内盤) 2002年作品前回ご紹介した夏川りみの「涙(ナダ)そうそう」も息の長いヒットを続けているけど、この彼女の「もらい泣き」も長くヒットを続けていますね。 どことなくオリエンタルな雰囲気を感じさせる彼女のこの曲が気になりだしたのは、ずいぶん前だけど、いつものように誰が歌っているのか判らず(笑)、ゲットしたのは去年の末ぐらいでした。カントリーやラテンはネットの情報や店頭で見かけた時にカンでゲットすることが多く、J.Popのように実際に聴いてゲットすると言うことはあまりないから、気に入ってからゲットするまでスゴいタイムラグがあります(笑)。 まぁ、そのタイムラグの間にど〜でも良くなる曲もあるし、ゲットするのは強く心に残っている曲しかゲットしなくなるから、ある程度は厳選されているとも言えます。 一途さの中にもどことなく切なさを感じさせる彼女の歌声は、ずっと強く私の心に残り続けていました。しかし、実際にアルバムを聴いてみると「もらい泣き」しか心に残る曲はなかったけど(失礼!)、他の曲も聴き込むと味わいが出てくるかもしれないし、これ一曲だけでもゲットする価値はあると思います。 ●月天心
■比屋定篤子「のすたるじあ」
Mint age ESCB 1857 (国内盤) 1997年作品ひやじょう あつこ と読みます。私はFMで聴いて「イイな」と思ってメモをしたので、どんな字を書くのか判りませんでした(^^;。 アコースティックなボサノバ風の曲で始まるこのアルバム。歌い上げると言うより淡々と語っているような歌い方で、なんだか古い記憶の風景を思い出した時のような「ほんわか」とした感じがします。 流行のガウガウしたりピコピコしたサウンドじゃないので、雰囲気的には良いし聴きやすい。しかし、それにどこかで聴いたような印象を受けるのですが、それがなんだか判らない(^^;。 やまがたすみこ、大貫妙子、EPO、、その辺の歌手を連想したのですが、どうも違う。 先月にゲットした岩崎宏美の新譜の歌い方に「あ、誰かに似ている」と思ったのですが、結局は思い出せませんでした(^^;。最近、と言うかここ数年、そんな事を思うことが多い。 ヤマカンや雑誌の広告で買ったアルバムなら「くそッ」と捨てれば終わりですが、自分自身がFMで聴いてイイなと思って手に入れたアルバムだけに、なんだか「自分に対する責任」みたいなものを感じて、なかなか捨てられないアルバムになってしまいました。 「ノスタルジア」なんてアルバム名を付けるぐらいだから、昔の雰囲気を引きずっているのが彼女のスタイルなのかもしれません。ま、そうやって割り切って聴けば、なかなか良い雰囲気のアルバムなのですが、70年代や昭和という時代を自分のスタイルとして身に付けている人もいるので、彼女にはそんな事を感じさせないぐらいに進化して欲しいなぁ、と言うのがこのアルバムを聴いた私の正直な印象かな。 ●のすたるじあ
■ピンキーとキラーズ「全曲集」
KING KICX-2735 (国内盤) 2001/12リリース私って、大ヒットした曲よりも、そのアーティストの隠れた名曲が好きだったりします。このグループの場合も、大ヒットした「恋の季節」よりも、その後にリリースした「涙の季節」のどことなくセンチメンタルさが漂う雰囲気が好きでした。 その曲は持っていたLPにも入っていたし、ドーナツ盤もありました。しかし、アナログ関係のレコードを処分したとき、その代わりとなるCDを探しましたが、彼女達はもう過去のグループであり、発売されていたベスト盤CDには「恋の季節」は入っているのに「涙の季節」が入ったアルバムは見つかりませんでした。 で、しばらくはそのままにしていたのですが、つい最近「涙の季節」が入っているCDがリリースされていると言うことを知り、早速ゲットしました。 LPで持っていたのだけど、そう頻繁に聴いていたのじゃないから、久々に聴くと涙がチョチョ切れるほど懐かしかった。そう言えば、このグループの歌がヒットしたのは、私がまだ「夜明けのコーヒー」の歌詞の意味がよく判らなかった子供の頃。あれから「夜明けのコーヒー」を幾度となく経験し(笑)、私もいつしか中年のオッチャンになってしまいました。 ●全曲集
■辺見マリ「ラヴ・レター」
BMG BVCJ-34015 (国内盤)2001年作品私達の世代には、ヒット曲「経験」のインパクトが強く残っている彼女。だから、ジャズ・ボーカルのアルバムをリリースすると言う情報をキャッチした時も、きっとお色気ムンムン路線のアルバムを出すのだろうと思っていました。 でも、いざ聞いてみると、あっさりしたと言うか、こぢんまりしたと言うか、もろディナー・ショーの雰囲気なのですよね。バックのバンドも、ダンスホール的なイイ味を出しています。ホント、聴きながら曲目をキー入力していると、思わずカタカナで入力してしまったほど(笑)。 まぁ、彼女には、青江美奈が出していたような本格的なジャズ・アルバムを期待するのは無理だし、曲目と縁のあるジュリー・ロンドやペギー・リーの歌唱とは恐ろしくて比べられないけど(笑)、楽しげに歌っている彼女のボーカルを聞けるだけでも良かったし、「経験」の英語バージョンは話しのネタにもなります。 ●ラヴ・レター
■美空ひばり「JAZZ & STANDARDS」
CBS SRCL 1863 (国内盤) 1974年録音ジャズ歌手でない日本人が歌うジャズ・ボーカルのアルバムと言うと、まずこのアルバムを思い出します。 彼女については「港町十三番地」のシングル盤があるぐらいで、そんなに好きな歌手ではありませんでしたが、このアルバムの「恋人よ我に帰れ」を聴いた時、彼女を見直しました。 ●JAZZ & STANDARDS
■森川美穂「ハーベスト2」
東芝 TOCT-9831(国内盤) 1997年作品声を聴いただけで「ぞくっ」とする歌手っていますよね。 私にとって日本人では森川美穂もそんな歌手のひとりです(^^;。 最初はアイドルだったのかな。そして歳を重ねて行くうちに何だか賑やかでノー天気なおネエサンになったなぁ、、と思って関心が無くなったのですが、去年あたりに出た「ハー・ベスト」を買って、その中の「女になあれ」の新録にズッポリとハマってしまいました(^^;。....LDも買ってたりして。(爆) 一曲にハマると、その歌手に対する免疫がつくのか(爆)、続いて最近発売された「ハー・ベスト2」も、ついつい買ってしまいました。 ●HER Best II
■八代亜紀「LIVE IN QUEST」
COLUMBIA COCA-14795 (国内盤) 1997/9/26録音彼女のデビュー、いわゆる全日本歌謡選手権で10週勝ち抜きと言うのをリアルタイムで見ていたのですが、あまり彼女とは縁がなかったですね。 で、目にとまった八代亜紀がジャズを歌っているらしいこのアルバム。昔はクラブ・シンガーであり「その手」の歌もラクショ〜にこなす彼女。コンサートでも時々ジャズと言うか、スタンダードを歌っているのを聴きました。また、最近ニュース・ステーションで時々見かける羽田健太郎と言うピアニストが、その昔、彼のピアノ伴奏でゲストの歌手を歌わせると言うゴーインなFMの番組をやっていたのですが、そこで彼女が歌った「ダニー・ボーイ」はいまだにアタマに焼きついています。 そんな想いをめぐらせてCDをゲットしたのですが、いざ聴いてみるとバックが彼女の雰囲気とゼンゼン合わない(^^;。そして、バックに引っ張られて彼女の歌もクサい(^^;。 名前は通ってるけど、すでに止まってる人たちばかりのバック陣なので仕方ないなぁと思う反面、このアルバムも羽田健太郎のピアの一本でやって欲しかったと思うのはリスナーのゼイタクな願望かな。 ●LIVE IN QUEST
■山口由子「FESSY PARK RD.」
MERCURY PHCL-5080 (国内盤) 1998年作品このアルバムの「GETTING TO MY SOUL AND LOVE」はCMソングとして使われているらしいですが、あまりテレビを見ない私はFM放送でこの曲を知りました。 そんなに上手いと言うこともないし声が良いわけでもない。でも、アコースティックな雰囲気の乾いたサウンドにのった彼女のピュアな歌声に惹かれてこのアルバムをゲットしました。突き放しているようで優しい、ピュアでいるようで気怠い。こんなタイプの歌手って珍しいですよね。 それに、J.POPにしては音も良いです。ナチュラルと言うことは無いんですが、音作りが上手いですね。曲調にあった乾いたサウンドで彼女のボーカルを包み込んでいます。 ●FESSY PARK RD.
■吉田美奈子「SPELL」
UNIVERSAL MVCH-29007 (国内盤) 1997年作品吉田美奈子と言えば、「夢で逢えたら」の頃からのファンなんですが(^^;、そんな私も 95年の「EXTREME BEAUTY」のゴスペルチックな雰囲気にはブッ飛びました。 あのアルバムを初めて聴いた時は、1曲目ですでに失禁状態になり、腕から首筋までサブイボ(鳥肌)が出た記憶があります(爆)。 このアルバムでは、美奈子嬢も一般市民のレベルまで降りて来ていただいているのか(^^;「EXTREME BEAUTY」ほどのパワーは要りませんが、同じようなキビシいものがあります。生半可な根性では、彼女のボーカルとは対峙できません。 彼女の醸し出すエネルギーや声の浸透力。聴いて楽しくなったり元気付けられる歌じゃないけど、ホントすざましいボーカリストになったものです。 ●SPELL
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