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DOLLY PARTON


■DOLLY PARTON「HUNGRY AGAIN」

 DECCA DRND-70041 (輸入盤) 1998年作品

 リンダ・ロンシュタットの1975年のアルバム「PRISONER IN DISGUISE」の中でリンダが歌っていた「I WILL ALWAYS LOVE YOU」と言う曲でドリー・パートンというボーカリストの存在を知りました。

 そして、彼女のレコードをゲットして聴きはじめた頃は彼女がカントリー・シンガーであると言う意識なんてゼンゼンなく、アメリカで有名な歌手ぐらいにしか思っていませんでした。

 ま、その頃行っていた街のレコード屋さんでは、現在のショップのような細かいジャンル分けがされているわけではなく、ドリス・デイもバーブラ・ストライザンドもロンシュタットも、そしてこのドリー・パートンも、すべて「ポピュラー」という棚に入っていました。それに、聴いていた私自身も別にジャンルには拘りを持っていなかった、そんな遠い良き時代に彼女と出逢いました。

 いつも彼女の歌を聴いていると、別に女性軽視ではないのですが、なぜか「可愛い女」を感じます。それも、飛び切りの芯の強さを持った「可愛い女」。アメリカを象徴するような歌手ですし「可愛い女」なんて気楽に言えないぐらいにスゴい人だとは思いますが、切ない失恋の歌、故郷を思った歌、神々しく希望を感じる歌、いろんな歌を歌っても、なぜか彼女の歌には「可愛い女」を感じます。

さて、そんな彼女の新譜CD。ここでも、飛び切りの「可愛い女」を感じる事ができました。

●HUNGRY AGAIN
1.HUNGRY AGAIN
2.THE SALT IN MY TEARS
3.HONKY TONK SONGS
4.BLUE VALLEY SONGBIRD
5.I WANNA GO BACK THERE
6.WHEN JESUS COMES CALLING FOR ME

7.TIME AND TEARS
8.I'LL NEVER SAY GOODBYE
9.THE CAMEL'S HEART
10.I STILL LOST YOU
11.PARADISE ROAD
12.SHINE ON

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■EMMYLOU HARRIS,LINDA RONSTADT,DOLLY PARTON「Trio II」

 ASYLUM 7559-62275-2 (輸入盤) 1999年作品

 当ホームページのロンシュタットのページでもご紹介したリンダ・ロンシュタット、ドリー・パートン、エミルー・ハリスの3人が共演した1987作品「Trio」の続編のアルバムをゲットしました。

 以前のアルバムは、上記の仲良し3人組みの楽しい歌声が聴けましたが、このアルバムでは3人のボーカリストがたただの仲良しではなく、お互いを認め合い、音楽を通して深く結びついて見事に調和していますし、それぞれのボーカリストの音楽を越えた人生の深みや凄みのようなものを感じます。

 1,2,4,5,9曲目はリンダ・ロンシュタットのアルバム「FEELS LIKE HOME」からの選曲ですが、リードを取っているボーカルとそれにハモってくるバックコーラスを聴いていると、なんだか涙がチョチョ切れるほど体が震えました。このCDは、私にとって久々のホームランで、ここ最近はコレばかり聴いていたので、他のCDを聴くのがはかどらない程でした(^^;。

●Trio II
1.Lover's Return
2.High Sierra
3.Do I Ever Cross Your Mind 
4.After The Gold Rush
5.The Blue Train

6.I Feel The Blues Movin In
7.You'll Never Be The Sun
8.He Rode All The Way To Texas
9.Feel's Like Home
10.When We'Re Gone< Long Gone


■DOLLY PARTON「THE GRASS IS BLUE」

 SUGAR HILL SUG-CD-3900 (輸入盤) 1999年作品

 彼女はメジャーな人だから、リミックス物をはじめベスト盤などがジャンジャン出ているのですが、このアルバムは前回ご紹介した「HUNGRY AGAIN」以来のオリジナルアルバムかな。

 この作品は、バンジョーやフィドルがフューチャーされ、バリバリのカントリー(ブルーグラス)のアルバムです。それに全体的に彼女のテンションも高い。

 テンポの速い軽快な曲が多いけど、アカペラやお約束のくぅ〜っとなる曲を用意するなど、ちゃんと色んな聴き手の事を考えた作りになっています。サービス満点に聴き手の事を考えつつ、自分のやりたい事をやれるなんて、やっぱ彼女ってニクイ存在ですね。

●THE GRASS IS BLUE
1.TRAVELIN' PRAYER
2.CASH ON THE BARRELHEAD
3.A FEW OLD MEMORIES
4.I'M GONNA SLEEP WITH ONE EYE OPEN
5.STEADY AS THE RAIN
6.I STILL MISS SOMEONE
7.ENDLESS STREAM OF TEARS

8.SILVER DAGGER
9.TRAIN, TRAIN
10.I WONDER WHERE YOU ARE TONIGHT
11.WILL HE BE WAITING FOR ME
12.THE GRASS IS BLUE
13.I AM READY

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■DOLLY PARTON「LITTLE SPARROW」

 Sugar Hill SUG-CD-3927 (輸入盤) 2001年作品

 もう結構なお歳だと思うのですが、相変わらず可愛くてキュートな声ですね。今回のアルバムも、カントリーはもちろん、ケルト風の曲やブルーグラスの原点を探っているような曲、そして「I GET A KICK OUT OF YOU」などのジャズにいたるまで、バラエティに富んだ選曲になっています。

 しかし、私は最近の彼女のアルバムを聴いていると、そのしみじみとした雰囲気に胸がキュ〜ンとなるどころか、それを通り越して心が痛くなってしまうのです。

 もちろん、歌の味わいまでを含めた歌唱力はもちろん、アルバムとしての完成度も文句はありません。でも、私の受け入れる力が落ちたのか、彼女がトンでもなく進化したのかは判りませんが「良いと判っているのだけど、聴くのがイタい」そんな不思議な感覚を最近の彼女の作品に感じてしまいます。

 私にとって彼女の歌声が心地よかったのは1995年作品の「Something Special」ぐらいまでかな。ホント、彼女はどこまで行ってしまうのでしょうね。

●LITTLE SPARROW
1.LITTLE SPARROW
2.SHINE
3.I DON'T BELIEVE YOU'VE MET MY BABY
4.MY BLUE TEARS
5.SEVEN BRIDGES ROAD
6.BLUER PASTURES
7.A TENDER LIE

8.I GET A KICK OUT OF YOU
9.MOUNTAIN ANGEL
10.MARRY ME
11.DOWN FROM DOVER
12.THE BEAUTIFUL LIE
13.IN THE SWEET BY AND BY
14.LITTLE SPARROW REPRISE

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