Country M〜■MELODIE CRITTENDEN「MELODIE CRITTENDEN」
ASYLUM 62043-2 (輸入盤) 1998年作品ゴキゲンなノリのカントリー。名前も初めて聞きますし、ジャケットを見ても若そうだから新人だと思うのですが、手堅い仕事をこなす演奏陣にサポートされ、思う存分に歌っている雰囲気が気持ちイイアルバムです。 ただ、子供っぽい向こう見ずな感じはなく、感情をコントロールした落ち着いた雰囲気も持っています。どことなく、あちらやこちらでご紹介している SHANIA TWAIN に似た感じがありますが、彼女のように自分の生き様に自信を感じさせるようなボーカルではなく、ちょっと自信がなくて恐る恐る歌っているような感じがするのが残念。でも、有望な新人だと思いますね。SHANIA TWAIN のフィーリングが好きな方にはお薦めのアルバムなのかもしれませんね。 ●MELODIE CRITTENDEN
■REBECCA LYNN HOWARD「Rebecca Lynn Howard」
MCA 088 170 091-2 (輸入盤) 2000年作品ジャケ買いはイチかバチかの要素が強く「これはゼッタイ良いアルバムだ」と確信してゲットする事って少ないですが、このアルバムはそんな確信を持ってゲットしました。 実際にCDを聴いても、歌に人生観を感じさせるような歳ではないし、ベラボーに歌が上手いわけでなく魅力のある美声でもないけど、自分にウソをつかずにマジメな人生を歩んできた女の子だなぁと言う印象を持ちました。そして、彼女の歌への取り組みが「まっすぐ」で、そんな気持ちが聴き手にも伝わり、微笑ましくて聴いていて気持ちが良いアルバムでした。 ●Rebecca Lynn Howard
■ROSANNE CASH「KING'S RECORD SHOP」
COLUMBIA CK 40777 (輸入盤) 1997年作品渋いと言うのか控え目と言うのか、声質もカントリー向きじゃないけど、彼女の歌声にはカントリーと言うジャンルを越えて惹かれます。 さりげなく歌ってるんだけど、ぐっと引き込まれるような4曲目や8曲目に彼女の魅力を感じます。 ●KING'S RECORD SHOP
■ROSIE FLORES「dance hall dreams」
ROUNDER 11661-3150-2 (輸入盤) 1999年作品彼女はゼンゼン知らない人でしたが、ジャケを見るとなんだか楽しそうなアルバムと思ったのでゲットしました。 で、結果は大当たり。のっけからゴキゲンなギターに乗った彼女の歌声がサイコーに楽しいアルバムでした。 チョッとクセのある声ですが、ゴキゲンなロックン・ロール風な曲からロカビリー調な曲、そしてしっとりしたラブバラードまでそつなくこなす歌唱力を持っています。それに写真を見るとケッコウなお歳に見えますが、歌声はスレた感じはなくてピュアでお転婆な少女のような印象を持ちます。 でも、そのピュアさが仇となっているのか、ボーカルはグイグイ来るし、バラードも美しいけど、ハートを突いて来るようなインパクトが少し弱く、ボーカルの背後を支えているボーカリストの人間的な強さを感じないのですよね。このアルバムを聴いて、彼女はまだ結婚していないのかな、子供はいないのかな、なんて考えてしまいました。 ま、そんなボーカルが彼女のスタイルかもしれないし、聴いていて楽しくゴキゲンな気分にさせてくれるのではピカイチのアルバムだから、ケッコウ売れるのではないかな。 ●dance hall dreams
■SHERRIE AUSTIN「WORDS」
SRISTA 07822-18843-2 (輸入盤) 1997年作品元気でおきゃんな歌声、カントリー界のニュー・ジェネレーションとして登場した彼女。 スローバラードでは、優しさよりも少し甘えた雰囲気にシフトしてしまうのは、まだ歳が若いせいなのかな。5曲目や7曲目の切ない系の歌声を聴いていると、そんな事も許せてしまう魅力を持っています。特に8曲目の「TENDERLY」がグッド。 ●WORDS
■STACEY EARLE「Simple Gearle」
Gearle Records (輸入盤) 1998年作品ここ最近、カントリーのCDはほとんどインターネットのショップでゲットしていますが、見落としなどもあるので月に一度ぐらいはタワーレコードなどに足を運んで新譜のチェックなどをしています。 ショップのカントリーコーナの端から、まだ見かけたことのないCDはないかと順次見ていくのですが、そんな時に見つけたのがこのCDでした。モノクロでなんだか渋めのジャケットなのでこちらでご紹介した「GILLIAN WELCH 」のようなカントリーのルーツに迫ったトラッドな雰囲気のアルバムのような気がしたし、ひょっとすると自費出版のマイナーな歌手のCDで聴くとツマンナイかもしれないと思いましたが(^^;、なんだか惹かれるものがあったのでゲットしました。 ジャケ裏の曲目タイトル部分を見ると SIDE A とか SIDE B などの表記があってなかなかオシャレ。それに1曲目やサイドの変わる8曲目の始まる前やアルバムの終わりにスクラッチノイズの効果音まで入っている徹底ぶりです。 で、聴いた感想は、曲調としてはシンプルなフォークタッチのカントリー・ソングなのですが、なんとなくナンシー・グリフィスに似た雰囲気の彼女のキュートなボーカルが不思議な世界を描いているアルバムでした。そんな彼女のボーカルと、妙に心にしみいるリズムとメロディ、う〜ん、ハマりますね、このアルバム。 ●Simple Gearle
■TAMMY COCHRAN「TAMMY COCHRAN」
EPIC EK 69736 (輸入盤) 2001年作品名前と同タイトルのアルバムですし、CDnowで検索してもコレ1枚のようですから、おそらく新人の歌手だと思います。しかしアルバムを聴いてみると、場数を踏んでかなり歌い込んでいるようで歌もウマい。こんな歌手がポロッと出てくるなんて、やはりカントリーって層が厚いなぁといつも感心してしまいます。 彼女はどんな曲でも無難にこなせそうだけど、歯切れが良い歌よりも、2曲目や10曲目のようなスローで切ない系の曲がよく似合います。ただ、もうチョッと「色っぽさ」があったら、なんて思うのは贅沢かな。 ●TAMMY COCHRAN
■TAMMY WYNETTE「REMEMBERED」
Asylum 62277-2 (輸入盤) 1998年作品タミー・ウィネットは、最近「ANNIVERSARY」というベスト盤も出していますが、昔の彼女の録音はバリバリのカントリー・ソングが多いです。 しかし、天気の良い日に青い空と緑の地平線を眺めながらユラユラと馬の背中に揺られているような、ほのぼのした感じの彼女の歌声が好きで良く聴いています。それに、中低域はしなやかな声で、高域はピンと張りつめたような切ない歌声になるのもグッドなんですよね(^^;。 亡くなる前の彼女は、洗練されたカントリー・ポップ寄りになっていますが、そのようなアルバムかなと思ってゲットしたのですが、いきなりオッサンの声が出てきてビビりました(^^;。 ジャケットを良く見ると、色んな歌手が彼女の歌を歌うトリビュート盤でした(^^;。 このコーナーのあちらやこちらでご紹介しているトリーシャ・イヤーウッドをはじめ、ロザンナ・キャッシュ、サラ・エバンスなど、私の好きなボーカリストが続き、なんとリンダ・ロンシュタットもバックコーラスでチョコっと参加しているようです。 最後の曲でご本人も登場し、全体的に聴きごたえのあるアルバムでお薦めですが、カントリーを聴き始めようと思う人には、各歌手の歌声が聴けるので良いかもしれませんね。 ●REMEMBERED
■WYNONNA JUDD「NEW DAY DAWNING」
CURB 314 541 067-2 (輸入盤)2000年作品彼女のアルバムは、カントリーを聴き始めの頃に何枚かゲットしました。確か以前はお母さん(?)とデュオを組んでいたと記憶しているのですが、ソロになってからは私の好みに合うアルバムがなくて、このCDも久々のゲットになりました。 彼女の歌唱スタイルは「重たい」と言えばいいのか、貫禄のある声とブルースが混じったような歌いっぷりが特長だと思っています。だから「濃い系」が苦手な私には、彼女のそんなスタイルが苦手だったのです。 でも、そんな彼女のアルバムがナゼここに掲載されているかと言うと、このアルバムの5曲目の「HELP ME」にハマったのです。なんだかAOR風の軽いタッチの曲で、彼女自身もウイノナ節を押さえてつつ、すがすがしい雰囲気で漂うように歌っているのですよね。なんだ、こんな歌い方も出来るんじゃん、と思いつつ彼女の歌に初めてハマってしまいました。 あとはブリブリのウイノナ節が炸裂と言う感じの曲が続いて、私はついつい腰が引けてしまうのですが(^^;、8曲目や11曲目のバラードっぽい曲もイイ味わいを出していますし、このアルバムは聴くごとに味が出てきそうです。 それと、ゲットしてから気が付いたのですが、このアルバムはお母さんとのデュオのボーナスCDが追加された2枚組であり、なんだか得した気分になりました。
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