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2000/03/16(木)

 皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。

ご存じの通り、現在私はカントリーとラテンを中心に聴いています。そんな話しを現代の音楽とはあまり縁がない人に話すと、勘違いされると言うか、ほとんどの人が、
  ●カントリー=カントリー&ウエスタン=バンジョーとカーボーイ・ハット
  ●ラテン=トリオ・ロス・パンチョス or ペレス・プラード
のようなイメージを持っておられる方が多いです(^^;。

 ま、そんな分野の音楽もイイですが、私が中心に聴いているのは現在のカントリーやラテンであり、それにどちらも女性ボーカルが中心となっています。それらは、別に土臭い音楽でも騒がしいリズムの音楽ばかりでなく、洗練されたしっとりとした大人の雰囲気を楽しめる音楽もあります。言い替えれば、自分自身が音楽を聴く上で、ジャンルが変わっても求めるものは同じなわけで、それは昔から聞いているジャズでも、最近聞いているカントリーやラテンでも同じなわけです。

 ただ、昔はそんな歌手達はジャズの分野にもいたけど、現在はカントリーやラテンの分野に多くいると言うだけです。昨今はどちらも活発な分野であり裾野も広い。そして、どんどん新人が出てきては淘汰され実力のある人間しか残れない過激なジャンルであり、聴き手に媚びを売って歌ってりゃ何とかなるような甘い世界ではありません。

 良いボーカリスト達が集まるから過激で活発になるのか、過激で活発なジャンルだからボーカリスト達が集まってくるのかは判りませんが、今私が興味があるのは、そんな現代のカントリーとラテンです。さてさて、そんなカントリーとラテンを中心にした「最近のGET」行ってみたいと思います。


★Country

■ALECIA ELLIOTT「I'M DIGGIN IT」

 MCA 088 170 087-2 (輸入盤)2000年作品

 カントリー界には LEANN RIMESと言う桁外れのティーン・エージャがいますし、他にもこのコーナで JESSICA ANDREWSLILA MCCANN などのアルバムをご紹介しています。

 今回ゲットしたこのアルバムの彼女もかなり若そうで、CDnow の REVIEWS にも"Seventeen-year-old"とありました。
 しかしこのアルバムでの彼女は、若くてキャピキャピした感じがないのはもちろん、若い歌手にありがちな自分のスタイルを模索しているような所もなく、一点を見据えて歌っているようなどっしりと落ち着いた雰囲気のボーカルには驚きました。

 特にバラードなどでは10代とは思えない味わい深い表現で、聴いている私もビビってしまいます。ジャケットには、厚底サンダルを履いたあどけない表情の写真もあり、単なるおませの女の子ではないと思うのだけれど、このアルバムを聴いていると、どんな環境で育って現在の彼女があるのか興味がわいてしまいます。

●I'M DIGGIN IT
1.SOME PEOPLE FALL, SOME PEOPLE FLY
2.I DON'T UNDERSTAND
3.I'M WAITING FOR YOU
4.AIN'T NO ORDINARY LOVE
5.EVERY HEART
6.I'M DIGGIN' IT

7.THAT'S THE ONLY WAY
8.SAY YOU WILL
9.YOU WANNA WHAT?
10.STAY AWHILE
11.SOME SAY I'M RUNNING


★Country

■JENNIFER DAY「The Fun Of Your Love」

 BMG BNA07863-67799-2 (輸入盤)1999年作品

 いつも足を運ぶタワーレコード心斎橋店・カントリー売場の新譜コーナにあったのでゲットしてみました。

 ジャケ写真からはソコソコの年齢に見えるのですが、初めて見る人ですし CDnowを検索しても彼女のアルバムはこれ1枚しかないから新人のようです。最近のようにティーンエージャーがポンポンとデビューしてくる中では、彼女は遅いデビューなのかもしれませんね。

 まぁその分、歌もシットリしていて雰囲気もなかなかイイ感じです。ただ、彼女のボーカルスタイルから来るものなのか、楽しげな曲でもボーカルがなんとなく冷静な感じで、アルバム全体も盛り上がりに欠けるのがチョッと残念。

 もちろんこのアルバムでも彼女のボーカルを楽しむことは出来ますが、別にカントリーだからと言ってソレっぽい歌を入れなくても、彼女の得意な曲を並べたらもっと良かったのにと思ってしまいました。オトナっぽくて知的な雰囲気を持っているので、次のアルバムが楽しみですね。

●The Fun Of Your Love
1.THE FUN OF YOUR LOVE
2.YEAH RIGHT
3.TELL ME I'M THE ONE
4.SOMEDAY
5.SOMEBODY ELSE'S GUY
6.WHAT IF IT'S ME

7.GONE BY DAWN
8.I TURN TO YOU
9.DISAPPEAR
10.FEARLESS
11.COMPLETELY


★Country

■WYNONNA JUDD「NEW DAY DAWNING」

 CURB 314 541 067-2 (輸入盤)2000年作品

 彼女のアルバムは、カントリーを聴き始めの頃に何枚かゲットしました。確か以前はお母さん(?)とデュオを組んでいたと記憶しているのですが、ソロになってからは私の好みに合うアルバムがなくて、このCDも久々のゲットになりました。

 彼女の歌唱スタイルは「重たい」と言えばいいのか、貫禄のある声とブルースが混じったような歌いっぷりが特長だと思っています。だから「濃い系」が苦手な私には、彼女のそんなスタイルが苦手だったのです。

 でも、そんな彼女のアルバムがナゼここに掲載されているかと言うと、このアルバムの5曲目の「HELP ME」にハマったのです。なんだかAOR風の軽いタッチの曲で、彼女自身もウイノナ節を押さえてつつ、すがすがしい雰囲気で漂うように歌っているのですよね。なんだ、こんな歌い方も出来るんじゃん、と思いつつ彼女の歌に初めてハマってしまいました。

 あとはブリブリのウイノナ節が炸裂と言う感じの曲が続いて、私はついつい腰が引けてしまうのですが(^^;、8曲目や11曲目のバラードっぽい曲もイイ味わいを出していますし、このアルバムは聴くごとに味が出てきそうです。

 それと、ゲットしてから気が付いたのですが、このアルバムはお母さんとのデュオのボーナスCDが追加された2枚組であり、なんだか得した気分になりました。

●NEW DAY DAWNING
1.GOING NOWHERE
2.NEW DAY DAWNING
3.CAN'T NOBODY LOVE YOU
4.CHAIN REACTION
5.HELP ME
6.I'VE GOT YOUR LOVE
7.TUFF ENUFF
8.WHO AM I TRYING TO FOOL
9.LOST WITHOUT YOU
10.HE ROCKS
11.LEARNING TO LIVE WITH LOVE AGAIN 
12.I CAN'T WAIT TO MEET YOU

●BIG BANG BOOGIE/THE JUDDS
 (Bonus CD)
1.Stuck In Love
2.Big Bang Boogie
3.That's What Makes You Strong
4.The 90's Was The 60's
Turned Upside Down



★LATIN

ANA TORROJA「Pasajes De Un Sueno」

 BMG 74321 72969 2(輸入盤)1999年作品

 このアルバムはショップでジャケ買いしたのですが(^^;、いざ聴いてみるとその歌声に聴き覚えがありました。そう、彼女は少し前に話題になったMECANOと言うラテンポップ・グループのリードボーカルの女性だったのですよね。

 彼女はジャケット写真のシャキッとしたイメージと、その甘えたようなボーカルのギャップが大きくて記憶に残っていました。名前なんて覚えていなかったし(知らなかった(^^;)、ジャケット写真のイメージもかなり違っていたのでゼンゼン気が付きませんでしたが、声を聴いて思い出しました。チョッと切ない系の澄んだ声質で、ちょうどその頃に出会ったLISA EKDAHLとイメージ似ていたのですよね。

 私は「切ない系」のボーカルには弱いからMECANO時代の彼女のボーカルに一時ハマっていた事があったのですが(^^;、そんな彼女もいつのまにかソロでCDを出していたようです。
 カリブ海のスパニッシュ系のラテンではなく、スペインのラテン・ポップだから聴きやすいし、何よりもオシャレ。ラテン・ポップに興味のある方にはお薦めです。

●Pasajes De Un Sueno
1.AL SUR
2.JUGANDO AL ESCONDITE
3.YA NO TE QUIERO
4.BESAME
5.DIOSA DEL COBRE
6.CUANDO NO ESTAS

7.DULCE PESADILLA
8.NANA
9.PEQUENA ROSA
10.CACHITOS DE UN SUENO
11.DENTRO DE MI
12.UNA CANCION DE AMOR


Balada
パーカッションのリズムに乗った「サルサ」のような音楽も良いですが、ゆったりしたメロディ、そしてドラマチックな歌唱を楽しめる「バラーダ」も良いですよね。一応ジャンルはラテンですが、スペイン語で歌っていると言うだけで、ほとんどフツーのバラードと言った風情です。以下では、そんな「バラーダ」のCDをご紹介します。

★LATIN

ISABEL PANTOJA「AMOR ETERNO」

 POLYDOR 314 533 276 2 (輸入盤)1996年作品

 歌は上手いのは当たり前にしても、美しくてドラマチックな声の持ち主。流れるような美しいメロディのラブソングも、彼女の身をよじるような歌声を通して聴くと胸に突き刺さります。

 チョッと聴いた感じはオシャレな雰囲気だけど、聴き込むうちにハートをドライブされているような気持ちになります。
 きっと美しいハートを持った情熱的な人なんだろうけど、その辺の歌手の表面だけのエモーショナルな歌声なんて、彼女の歌の前では単なるガラクタに思えてしまいます。

●AMOR ETERNO
1.Un Hombre
2.Sola
3.Pobre Mi Esperanza
4.Quien Diria
5.Una Lagrima En La Garganta

6.El Amor
7.Echa A Andar
8.100%
9.Amor Eterno
10.Arrepentida

★ジャンルはバラーダ


★LATIN

■AMANDA MIGUEL「Lluvia en Nueva York」

 IM DISCOS CD-IMI-1099(輸入盤)1994年作品

 ドラマチックだけど、情熱的を通り越してなんだか危なっかしい破滅的な歌声。個性的と言えば個性的だけど、あまりにもハイテンションで聴いているのがツラいほどです。

 ジャンルは違いますが、ちょうどレベッカの「MOON」と言う曲でのNOKKOのボーカルに感じる、都会の喧噪の中で何をそんなに生き急いでいるのかと思わせる切羽詰まったような雰囲気を彼女の歌声から感じます。

 アルバム後半にはゆったりとした曲があって少しホッとしますが、そこでも彼女はどこかに走り去ろうとするような危なっかしいバランスで聴き手をハラハラさせます。

●Lluvia en Nueva York
1.Telefono Maldito
2.Lo Vi
3.El Pecado
4.Oue Me Das
5.Si Yo Fuera Tu
6.Ojos De Alquitran
7.Vertigo

8.Caperucita Y El Lobo
9.Para Manana
10.El Rostro Del Amor
11.Lluvia en Nueva York
12.Esquma De Mar
13.La Carcajada
14.Calla

★ジャンルはバラーダ


★LATIN

■MARIA MARTHA SERRA LIMA「20 DE COLECCION」

 SONY LATIN CDL-81121/2-41530 (輸入盤)BEST盤

 とにかく歌の上手い人。聴き手を包み込むような重厚でしなやかな歌声。ゴージャスであり、それでいて繊細、そして時にはドラマチックに聴き手に語りかけてくる彼女のボーカルには脱帽を通り越して、ひれ伏してしまいます。

 ラテン、特にサルサやバラーダを中心に聴いていて、なぜこの人と今まで巡り会わなかったのか不思議でした。やはりラテンは奥深い、とんでもない人が自分の死角に隠れていました。

●20 DE COLECCION
1.USTED
2.CUANDO UN AMIGO SE VA
3.Y A ESTO LE LLAMAS AMOR ?
4.LOS ENAMORADOS
5.VOLVER, VOLVER
6.EL AMOR
7.A MI MODO
8.CHAMPAGNE
9.SUENOS
10.CONTIGO APRENDI

11.ASI
12.EL VIAJE
13.QUE SERA DE TI
14.EN UN RINCON DEL ALMA
15.VOY A PERDER LA CABEZA POR TU AMOR
16.Y VOLVERE
17.SOY LO PROHIBIDO
18.PERDON
19.DIA DE DOMINGO
20.AHORA QUE SOY LIBRE

★ジャンルはバラーダ


★LATIN

ROCIO DURCAL「HAY AMORES Y AMORES」

 BMG 74321-27228-2 (輸入盤)1995年作品

 すごくお洒落なジャケットだったので思わず手に取ってしまったのですが、聴いてみるとジャケットデザインに負けないぐらいオシャレな内容でした。

 ライナーには、マイアミとかメキシコのスタジオ名が書いてありますが、彼女の歌声を聴いていると、アメリカを含めメキシコやカリブ諸国のラテン音楽の雰囲気よりも、地中海やスペインの香りを強く感じます。

 華やかさと優雅さを持った良く通るしっかりした声。そして、その感情表現には、彼女が人生の歩みと秘めたる情熱をさりげなく感じます。人生の挫折を味わった人間が持つ強さと優しさ、そして絶望と希望。そんなものが綴れ織りとなって聴き手のハートを揺さぶります。

●HAY AMORES Y AMORES
1.COMO HAN PASADO LOS ANOS
2.CORAZON SUFRIDO
3.QUE DE MI
4.VESTIDA DE BLANCO
5.DE MENOS A MAS

6.DE QUE ESTOY HECHA
7.HAY AMORES Y AMORES
8.CULPA DE UN PALMO
9.FRASES HECHAS
10.LA TERCERTA ES LA VENCIDA

★ジャンルはバラーダ


★Pops/Rock

■POLICE「EVERY BREATH YOU TAKE:THE CLASSICS 」

 A&M 31454 0380 2 (輸入盤) BEST盤

 今頃ポリスのベスト盤をゲットするなんてヘンなタイミングですが、実はテレビでF1の開幕戦を見ていた時、フォードの"フォーカス"という車のCMにポリスの「Every Breath You Take」が使われていて、その斬新なCMと共にアタマに焼き付いてしまって無性に聴きたくなったのです(^^;。

 で、ショップに行くと、ちょうどデジタルリマスターのベスト盤CDが出ていたのでゲットしてみたのです。

 テレビで聴いたのは、ギターのフレームに指先が滑る音がもっと強調されていた気がするし、演奏が押さえられてスティングのボーカルが強調された音作りだったような気がするけど、やっと気になっていた曲を聴けてスッとしました(^^;。

 そして、久々にポリスを聴いて思ったのですが、もちろんスティングのボーカルも良かったけど、ただバカ騒ぎしているようなバンドが多かった時代なのに、ポリスってオトナが聴ける完成度が高いロック・バンドでしたよね。

●EVERY BREATH YOU TAKE:THE CLASSICS
1.Roxanne
2.Can't Stand Losing You
3.Message In A Bottle
4.Walking On The Moon
5.Don't Stand So Close To Me
6.De Do Do Do, De Da Da Da
7.Every Little Thing She Does Is Magic

8.Invisible Sun
9.Spirits In The Material World
10.Every Breath You Take
11.King Of Pain
12.Wrapped Around Your Finger
13.Don't Stand So Close To Me '86
14.Message In A Bottle(Mix)

........では、失礼します。


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