1999/09/28(火)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。
★Country ■RONSTADT/HARRIS「WESTERN WALL-TUCSON SESSIONS」
ASYLUM 7559-62408-2 (輸入盤) 1999年作品前回ご紹介した「Trio II」に続くリンダ・ロンシュタットの新譜は、友人であるエミルー・ハリスとの合作のアルバムでした。 この2人のことですから、発売されると知った時からどんな風に仕上がっているのかとワクワク・ドキドキでした。で、聴いてみると「大人のポップス」と一言で片付けるにはあまりにも深い内容を持ち、カントリーでもロックでもない不思議な雰囲気を醸し出す作品に仕上がっていました。 このアルバムでは、2人がデュエットしたり、ある曲では片方がソロをとるともう片方がバックコーラスに回るなどして曲が進んでいくのですが、リンダとエミルー、それぞれ個性の強い2人が完全に解け合い、まるで2人が1人のボーカリストのように錯覚してしまいます。 そんなイメージ的なひとつになった人格が、一曲ごとに祈ったり、伏し目がちになったり、勇気を持って立ち上がったり、センチメンタルになったりと、様々に表情を変えていきます。一曲ごとに天にも昇るような美しいハーモニーを聴かせながらも、とてつもない凄みすら感じる2人。バラエティに富んだ曲調と言うようなチープな台詞でなく、この2人の歌声にはもっと包容力のある雄大な力を感じます。友情?、愛?、絆?、それとも、お互いを思いやる優しさ?。その答えは、もっと後になって気付くのかもしれませんね。 ●WESTERN WALL-TUCSON SESSIONS
1998年の作品である「WE RAN」の時からチョッと気になっていたのですが、なんだか彼女のボーカルを聴いていると疲れているように感じます。ソロではあまり目立ちませんでしたが、デュエットでエミルーが彼女をかばっている目線を感じて聴いていて痛かった。 私の気のせいだったら良いのですけど。 ★Country ■NANCI GRIFFITH「The Dust Bowl Symphony」
ELEKTRA 62418-2 (輸入盤) 1999年作品彼女は大好きなボーカリストの1人なので、このコーナでも度々ご紹介していますが、このアルバムは「Other Voices, Too」に続く彼女の新譜です。 毎回、アルバムごとに新しい風を感じさせてくれる彼女。だから、このアルバムも楽しみにしていたのですが、CDをトレーに入れてプレイボタンを押すと、スピーカからストリングスと言うより、雄大なオケの前奏が流れはじめた時、このアルバムに秘めた彼女の思いを感じれたような気がしました。 聞き慣れた彼女のヒット曲が新しいアレンジで聴けるこのアルバム。彼女は相変わらずのキュートな声ですが、その歌声には半端じゃない彼女の意志の強さが表れて、聴き手を圧倒します。カントリーという世界を突き抜け、新しい地平を切り開いている彼女。このアルバムを雄大なアメリカの風景の中で沈む夕日を見ながら聴いたら、思い切り泣けるだろうなと思いました。 ●The Dust Bowl Symphony
このアルバムの浸透力のある彼女のボーカルを聴いていると、不思議とバーブラの「HIGHER GROUND」を思い出しました。 ところで、CDジャケットにはHDCD表示があるのに、CDプレヤーのHDCD表示が一瞬しか点灯しないのはナゼだろう?。ま、それに関係なく音がイイからいいケドね(^^;。
★Country ■MINDY McCREADY「I'm Not So Tough」
BMG 07863-67765-2 (輸入盤) 1999年作品彼女のアルバムは、以前こちらでご紹介していますが、それから約2年。この新譜で聴いた彼女の歌声は、雰囲気がずいぶんと大人っぽくなったなぁと言うのが第一印象でした。 チョッとセンチメンタルな1曲目にはじまり、お約束のバリバリのカントリー、しっとりしたバラードなどがふんだんにちりばめられ、とかくカントリーのアルバムって一本調子になりやすいのですが、このアルバムは上手く作られています。 それに、そんなアルバムのストーリーに十分に応える彼女の歌唱力もなかなかのもの。 前回のアルバムでは歌は上手いけど、曲への解釈とか表現の深みは感じられませでしたが、今回のアルバムの彼女は大きく成長していました。こんな風にボーカリストの成長を感じて喜びにひたるのも、音楽を聴く楽しみのひとつですよね。 ●I'm Not So Tough
ファーストアルバムの頃は「のー天気系」の彼女でしたが、ホント良いボーカリストに成長しましたね。オッチャンはウレシいです(^^;。
★Country ■MANDY BARNETT「MANDY BARNETT」
Asylum 61810-2 (輸入盤) 1996年作品こちらでご紹介した通り、ジャケ買いで大当たりした彼女ですが、CDnowをウロウロしていると、そんな彼女の3年ほど前のアルバムが出ていたのでゲットしてみました。 ぐっと落ち着いた雰囲気でエレガントなカントリーを聴かせる彼女のボーカルを知っている身には、このアルバムの元気ではつらつとした彼女の歌声は、まるで別人のように感じました。 ボーカリストの成長と言う目で見ると3年と言う期間は短いと思いますが、人って変わる物なのですね。この3年間に彼女にどんな事があったんだろう、、そんな事を思い巡らせながらこのアルバムを聴いていると、胸がキュンとしました。 ●MANDY BARNETT
彼女のファンでなかったら不必要かもしれないけど、このアルバムも聴きごたえがありました。ボーカルファンにはこちらでご紹介したアルバムと共にお薦めです。
★LATIN ■SANED RIVERA「Prohibido」
EMI LATIN H2 7243 4 95019 2 8(輸入盤)1999年作品ラテンも新譜が多いのですが、なかなか自分に合ったものがなく、ゲットしても手元に残るアルバムが少ないのですが、そんな中で久々の当たりがコレ。 このアルバムは、正直言うと「ジャケ買い」だったのですが、ジャケットを見た印象からは、大人っぽいしっとりしたバラードが聴けるのかなぁと思ってゲットしましたが、内容はゴキゲンなラテン・ポップでした。 でも、その辺のありきたりの陽気なアルバムではなく、彼女は表面上はハイテンションでキレた感じで歌っていますが、そのボーカルにはどことなく上品でセンスの良さを感じます。だから、ゴキゲンな曲よりも落ち着いた雰囲気の曲をもっと聴きたかったのが残念と言えば残念ですが、次のアルバムが楽しみですよね。 ●Prohibido
ラテンの「あたり」を見付けるのは難しい(^^;。
........では、失礼します。
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