1998/06/05(金)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。 ★Pops ■GLORIA ESTEFAN「GLORIA」
EPIC EK 69200 (輸入盤)グロリア・エステファンの新譜。前々回ご紹介したボニー・レイットの「日本盤先行発売」にダマされたので、今回は輸入盤が出るまでじっくりと待ってからゲットしました(^^;。 (日本盤とはジャケットが違います) 雑誌などの情報では、今度の新譜はダンスナンバー中心でマイアミ・サウンド・マシーンの頃に戻ったと書いてあったので、ど〜かなと思っていましたが、いざ聴いてみると昔のようなノー天気さはなく、ラテンのエッセンスを散りばめたナンバーを現在の彼女がていねいに落ち着いて歌っていたので安心しました。 私って、昔のマイアミ・サウンド・マシーンの頃の彼女ってキライだったんですよね。ま、キライと言うよりも歌がヘタだったと言うべきなのですが(^^;、そんな彼女を見直したのは、オリンピックの時に流れていた「リーチ」と言う曲です。いや〜、この曲にはよく涙をしぼり出されました(^^;。 そんなこんなで、まぁ何と素晴らしいボーカリストに変身していたものだと驚き、その「リーチ」が入ったアルバム「DESTINY」はもちろん、それから過去にさかのぼって1995年の「Abrinendo Puertas」、94年の「HOLD ME, THRILL ME, KISS ME」、93年の「mi tierra」とゲットしていきました。その結果、ど〜でも良かった歌手が、今では大切なボーカリストの一人になっています。 このアルバムもダンス音楽が中心ですが、何回か聴いていると表面的には違うにしても、なんだか上記のアルバム達と通じるものを感じます。上手く言葉にできないのですが、昔のマイアミ・サウンド・マシーンの頃は「歌って楽しければそれでオッケ〜」のような感じがありましたが、最近の彼女には「歌うことへの使命感」のようなものを感じます。 ま、そんな所が私が現在の彼女に惹かれる理由かもしれませんが、今まで歩んできた道を通過しながら、まるで螺旋階段を上るように成長していく彼女を見ていると、まぁ何と素晴らしいボーカリストに変身したものだと改めて思います。 ●GLORIA
★Jazz Vocal ■ROSEMARY CLOONEY「WITH LES BROWN & HIS BAND」
somethin'else TOCJ-8023 (国内盤)以前もCDで出ていましたが、今回は20bitリマスターCDとしての再発された1983年のオーレックス・ジャズ・フェスティバルでのローズマリー・クルーニーの歌声を集めたアルバムです。 この頃の私は、昔の彼女も好きだったわけですが、1977年の「EVERYTHING COMING UP」に始まるコンコード・レーベルのアルバムで再び活動を開始した彼女にもズッポリでした。だから、この時のライブにも足を運んだわけですが、ステージに出てきたときはエラいおばちゃんになっていたのでビビりました(^^;。 なんせ、私のアタマの中には「THANKS FOR NOTHING」のジャケットのイメージがあったので、そのギャップが激しかった(^^;。しかし、いざ歌が始まるとLPで聴き馴染んだロージーの歌声が聴こえて来たのでホッとした記憶があります。 ま、そんなコトはどうでも良くて(^^;、このアルバムでは観客を前にしてリラックスして歌う彼女の歌声が聴けます。チョッとリキみすぎて破綻しそうな部分もありますが、それも彼女のサービス精神のなせるあばたもエクボ的なものなので「良し」としましょう(^^;。 バックのレス・ブラウン楽団もゴキゲンなノリで演奏しています。 このアルバムを最初ゲットしたのは国内盤LPで、スグに3,500円時代のCDに変わりました。そして今回20bitリマスターCDになったわけですが、最新のCDでは若干音がスムーズで柔らかくなった程度で、根本的にはあまり変わっていません(^^;。国内盤LPを聴いていて原盤LPを聴くとか、モービルやDCCのリマスターCDを聴くなどのようなカルチャー・ショックはゼンゼンなく、テクノロジーはどう変わろうが国内盤は国内盤の域を脱しない良い例です。 ま、国内でのライブ音源なので仕方ないのかもしれませんけど、彼女の歌が素敵なだけに悔やまれます。 ●WITH LES BROWN & HIS BAND
■オマケ(その他のお薦めアルバム)●THANKS FOR NOTHING (reprise P-6158R (国内盤))
このアルバムは、彼女がリプリーズ時代の1964年にリリースされたLP。いまだにCDで発売されているのを見かけないので入手は困難かもしれませんが、私が初めて彼女の歌に触れた思い出深いアルバムなので紹介させてください(^^;。 ジャズ・ボーカルに興味を持ち始めた頃、一通り有名どころの歌手を聴いても何となくスッキリせず、もっと自分に合った素晴らしい歌手がいるはずだと思い、右も左も判らない私がガイド本やショップのお薦めを頼りに様々なボーカリストのアルバムをゲットしてはみるものの、ゼンゼン自分とは合わない(^^;。 そんなこんなで壁にぶち当たっている時に聴いたのが、ドリス・デイやダイナ・ショア、ペギー・リーなど、その頃は「ポピュラー」と言う分類をされていた人達の歌声でした。 これらの歌手達はポピュラーだけでなくジャズもこなします。私のアタマの中では、単に古いポピュラーシンガーとしか認識のなかった人達が歌う、そのソフティスケートされたジャズが私の求めていた音楽でした。 「私の求めていたのはコレやがな!」と気がついて現在に至るのですが、このアルバムも、そんなフェバリット・シンガーを探すための旅の途中でめぐり逢った一枚です。 ジャズと言うカテゴリーで語るアルバムではないですが、初めて聴いた時、とてもジャージーな雰囲気に包まれました。彼女については、ヒット曲であった「家へおいでよ」のイメージが強かったのですが、このアルバムでそんなイメージはフッ飛び、以後、彼女に傾倒して記念すべきアルバムになりました。 ●HERE'S TO MY LADY (CONCORD CCD-4081 (輸入盤))
最近発売されたRCA時代のCDは、ここやあそこ、あちらでご紹介していますが(^^;、このアルバムは1977年からコンコード・レーベルで再び活動を開始した時の一連のアルバムの中の一枚。 録音は1978年。彼女がビリー・ホリデイに捧げたというコンセプトで作られたアルバムですが、私はビリー・ホリデイは苦手というか、その歌声から感じる彼女の破滅的な生きざまに共感できず、アルバムも「AT JAZZ AT PHILHARMONIC」と「LADY IN SATIN」を持っているだけです。だから、不思議な話しですが、ビリー・ホリデイの愛唱歌をこのアルバムで知ったぐらいです。 この中の「Don't Explain」は私の愛聴曲であり、この1曲を聴くためにこのアルバムを持っているようなものです。しっとりと、そしてハイテンションに歌う彼女の歌声には、恋人を思う優しさとあきらめが交錯するような切なさが漂い、いつも胸が痛くなります。 ●WITH LOVE (CONCORD CCD-4144 (輸入盤))
コンコードに移ってからは、上記のようなアーティストのトリビュート物や作曲家別など、何らかのコンセプトを持ったアルバムが続いていたのですが、1981年録音のこのアルバムでは、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」をはじめ、「Meditation」などのボサノバの曲も含まれ、少し肩の力を抜いたコンテンポラリーな選曲になっています。 彼女がコンコードに移って何枚のアルバムを出したかは正確には知りませんが、手元にあるだけでも20枚ほどあるのでケッコウな数が出ているのだと思いますが、この「WITH LOVE」は、そんな中でも最も好きなアルバムです。 ここでの愛聴曲は「The Way We Were(追憶)」。バーブラ命の私としては気になる曲なのですが(^^;、ロージーは曲の美しさを崩す事もなく、ボーカリストとして自分を主張することも控えめなので、バーブラの「追憶」のイメージが強い私であっても、頭の中でぶつかる事はありません。 コンコード時代の彼女には、曲のイメージを壊して再構築するようなスリルは無いですが、そのさり気なく控え目なスタイルを通して曲の持つ魅力や素晴らしさをダイレクトに伝えてくれるのが魅力です。そして、年齢を重ねて結婚、そして離婚と言う人生経験を経て、さらに深みを増した彼女の歌を聴いていると、ほっと一息つける安息のスペースに自分がいるような気がして、安らかな気分になれます。 ★Jazz ■DIZZY GILLESPIE「IN CONCERT」
MAINSTRAM SRCS 9398 (国内盤)ピアノとベースのデュオにガレスピーが加わったチョッと変わったセッションで1971年収録のライブ録音です。 日本では、眉間にしわを寄せて聴くようなアーティストが好まれるからなのか、ガレスピーは日本ではそんなに人気がないですよね。お薦めのガイド本やショップや雑誌のお薦め定盤を聴いている人にはあまり縁がないミュージシャンなのかもしれません。 しかし私は、トランペッターの中では彼が一番好きで、今でも偉大なトランペッターだと思っています。何と言っても、聴いた人をシアワセにする陽気でハッピーな感じが良いですよね。 このアルバムは総勢3名の小編成のセッションですが、ガレスピーもハイノート・ヒットまじえて楽しそうに吹いているし、他のメンバーの腕もなかなかのものです。それに、DSDマスタリングだからなのか、ライブな感じが良く出て音もソコソコ良いです。 ●IN CONCERT
■オマケ(その他のお薦めアルバム)●THE BIG-BAND SESSIONS (Verve POCJ-2394/5(国内盤))
ガレスピーは、上記のような小編成での真剣勝負やチャーリー・パーカーと楽しそうに楽器でおしゃべりする「BARD AND DIZ」も良いですが、やっぱ私は「AT NEWPORT」や「WORLD STATESMAN」などのビックバンド時代のアルバムが好きです。 各メンバーがガレスピーの支配下の元で狂喜乱舞し、バンドがドッカン・ボッカンとキックしている背後から、ガレスピーのトランペットが突き抜けてくるのを聴くと、ホント、体がゾクゾクします。 リー・モーガン、クインシー・ジョーンズ、ベニー・ゴルソン、アル・グレイ、フィル・ウッズ、ウィントン・ケリー、、そうそうたるメンバーを従えたこの頃の彼のビックバンドは、この「THE BIG-BAND SESSIONS」で聴けます。このCDは、今となっては中古LPでも手に入りにくくなっている「BIRKS' WORKS」、「WORLD STATESMAN」「DIZZY IN GREECE」の3枚のアルバムが2枚のCDに収められてるお得なCDです。 ●AT NEWPORT (Verve POCJ-2073 (国内盤))
彼のビックバンド活動は、1940年代から始まり、その時代も良いアルバムを出していますしが、私はヤンチャなメンバーが揃った50年代の彼のバンドが好きです。 そんなバンドが1957年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加したときのライブ盤がこのアルバム。早い話し、上記の「THE BIG-BAND SESSIONS」で収録されている時代のメンバーがお祭りの真っ只中で好き放題に暴れマクっているアルバムです。 リーダーのガレスピーもバンドのメンバーも、そして聴いているお客さん達もホント、楽しそうです。 ガレスピーは、私にとってジャズの面白さを教えてくれたミュージシャンでしたし、ハード・バップのスリルやバラードの美しさ、アフロ・キューバンの楽しさやスモールセッションでの火花散る真剣勝負、そしてビックバンドの爆発力やスピード感などいろんな物を学びました。でも、振り返って考えてみると、私が彼の音楽から一番学んだものは「勇気」だったような気がします。
★Jazz ■SONNY ROLLINS「GLOBAL WARMING」
MILESTONE MCD-9280-2 (輸入盤)ふらりと入ったCDショップのジャズ売り場で、70年代のロリンズとよく似たサックスのBGMが流れていました。「誰だよ、ロリンズのマネしてるのは、、」と思って演奏中のCDをディスプレイしている所をチラリと見ると、このロリンズの新譜だった(^^;。 最近、Swing Journalを真面目に読んでないので、ロリンズが新譜を出してるのをゼンゼン知らなかったのですが、なかなかやってくれます。 私がはじめてロリンズにハマったのは、1956年録音の名盤「SAXOPHONE CLOSSUS」。そのアルバムの「You Don't What Love Is」と言う曲にはハマりましたねぇ。レコードの裏が見えるのじゃないかと思うぐらい聴き倒しました。他には、その「サキ・コロ」から1年後の録音で、ロリンズのアドリブを存分に楽しめる「A NIGHT AT THE VILLAGUARD」もハマったアルバムでした。 さらに、前記のアルバムの年代と離れますが、1978年録音の「MILESTONE JAZZSTARS」というアルバムも好きなアルバムのひとつ。このアルバムでのロリンズのアドリブもなかなかスゴい。この頃のロリンズをライブで良く見ていた事もあり、その体を揺さぶられるようなグルーブ感は最高でした。特に「Don't Stop The Carnival」と言う曲でみせるラテン・フレーバーの効いたロリンズのソロは格別でした。 このアルバムも、そんなロリンズの香りを感じ取れる曲があります。ケッコウ歳だと思うのですが、まだまだ元気ですよね〜。 ●GLOBAL WARMING
■OLIVIA NEWTON JOHN「BACK WITH A HEART」
MCA MCAD-70030 (輸入盤)オリビア・ニュートン・ジョンについては、昔はそんなにファンではなかったし、手元には「HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW(そよ風の誘惑)」のLPぐらいしか持ってないですが、彼女が新譜を出したと言う情報を得て、少し興味があったので輸入盤が出回った頃にゲットしました。(日本盤とはジャケットが違います) 昔ポップスを歌っていて、ある程度の年齢になるとジャズのアルバムを出す歌手がケッコウいます。シーナ・イーストンも、1993年にスタンダード曲を中心にした「NO STRINGS」という素敵なアルバムを出していましたし、前回ご紹介したトニー・テニールもそうでした。だから、このオリビア・ニュートン・ジョンの新譜もジャズっぽいものだろうと思って聴いてみると、前奏からイキなりカントリーでした(^^;。 そう言えば、彼女のデビューの頃はロンシュタットほどではないにしろカントリー色が強かったですよね。私は彼女のデビューの頃から「そよ風の誘惑」ぐらいまで聴き、「ジョリーン」になるとゼンゼン興味が無くなったので(^^;、その後はどんな歌を歌っていたかも知らないのですが、このアルバムを聴くかぎりは昔の明るい彼女を思い浮かべます。 もちろん、昔のようなキュートな雰囲気は影をひそめていますが、なんだか良いんですよね、このアルバムの彼女の歌声。やっぱり自分には歌しかない、と吹っ切れたのかな。 デビュー当時の彼女が好きで、トラボルタとバカなことやってた彼女に眉をひそめていた人は、このアルバムの彼女の歌声にハマるかも。あ、そんな古い事を知らなくても、最近の金太郎飴状態の新人ボーカリストにウンザリしている人にもお薦めのアルバムです。 ●BACK WITH A HEART
★BOSSA NOVA ■NARA LEAO 再発CD
「Dez Anos Depois」PHILIPS PHCA-4211 (国内盤) 今でこそ好んでボサノバを聴きますが、その昔にやたら流行った頃はボサノバって嫌いでした(^^;。ボサノバって、上流階級の若者達が作り出した音楽だと聞いていましたが、聞いた印象は、なんだかダラけた音楽のようで、特にアストラット・ジルベルトのウマいのかヘタなのか、音がハズれてるのかバズれてないのか判らん歌の印象がキツく、どこが良いのかと思っていました。 そんな私がボサノバにハマったのは、このナラ・レオンの歌を聴いてからです。生活の苦労を感じないフンワリとした雰囲気や、時間を持て余した夏の午後、リゾートホテルの窓からぼんやりと海岸を見おろしているようなハイソで気怠い雰囲気を醸し出すその彼女の歌声にズッポリとハマりました。まさに彼女の歌声は、私が求めていたボサノバの雰囲気を持っていました。 このアルバムは1971年、彼女が亡命先として訪れていたパリでの録音。以前は抜粋盤として「a musa de bossa nova」というアルバムが出ていましたが、今回は完全版の24曲入りCDで発売されました。ボサノバに興味がある方はぜひどうぞ。 ●Dez Anos Depois
「MEUS SONHOS DOURADO」PHILIPS PHCA-4212 (国内盤) 邦題が「あこがれ」と言う名前で出ていたアルバムの再発売。このアルバムもジャケットがオリジナルになったようですが、私はLP時代から馴染んだジャケットの方が好きかな。 このアルバムが発売された当時は、かっこいいジャケットだなぁと思って手に入れた記憶がありますが、スタンダード曲にポルトガル語の歌詞をのせてボサノバタッチで歌う彼女の歌声も素敵で、その頃はよく聴いていました。 最初はLPで現在はCDに置き換えていますが、旧CD(PHILIPS PPD-1053)と比べて音は少し変わっていますが、大幅な音質改善とはならずに、相変わらず国内盤の音がしています。ま、そんなコトはど〜でも良くて(^^;、このアルバムはジャズ・ボーカル好きの私にとっての彼女のベストアルバムなか。。 午後の気怠い日差しのビーチを拭き抜ける爽やかな風のような彼女の歌声と、スタンダードの名曲をポルトガル語で歌う無国籍な奇妙なアンバランスさが魅力です。「Moonlight Serenade」なんて、一度聴いたらアタマに焼き付きますよ、きっと。 ●MEUS SONHOS DOURADO
★Classic ■クラシックあれこれ今月もクラシック、主に声楽のCDをちょこっとゲットしました。しかし、先日気に入ったルネ・フレミングをさかのぼってゲットしたり、新しい歌手のCDをゲットしましたが不発続き(^^;。それに偶然ショップで見かけたサラ・ブライトマンの新譜もコケたし(^^;、ここんトコ声楽関係は落ち込んでいます。 今回は、以下の1枚しか「当たり」がありませんでした。 ●NATALIE DESSAY「Mozart Arias de concert」
EMI 7243 5 55386 2 8 (輸入盤)前からこの人は気になっていたのですよね。しかし、なかなか思ったアルバムが輸入盤で見つからずゲットしそこねていました。で、そんな時にショップで見つけたのが、このモーツァルト・アリア集。ホントは違うアルバムが欲しかったのですが(^^;、構わずゲットしました。 驚異のコロラトゥーラ...などと雑誌に書いてあったので、ワクワクしながら聴いてみると、声を張り上げたり、いかにもテクニックを駆使しているような歌い方ではなく、なんだか聴いているほうが拍子抜けするぐらいサラリと歌っていました。別に表現が淡白なのではなく、難しい歌をまるで手玉に取るように軽〜く歌っているのです。 ホント、驚異のコロラトゥーラです。 また、このようなタイプの人は歌の表情が冷たく感じがちなのですが、細身で質量を感じないキュートな歌声だからなのか、機械的な冷たさは感じません。逆に、良く伸びるしなやかで腰の強いその歌声には、不思議と華やいだ雰囲気を感じるほどです。 それに歌詞をがっちりグリップして歌いこなすタイプではなく、なんだかふわふわとした心地よい歌声が魅力です。 昔タイプの歌手が好きな人には彼女の歌声は合わないと思いますが、現代の歌姫を探していた私は、思わずニヤリとしました。ナタリー・デッセー、、、グッドです。 ★J.Pops ■内田勘太郎「マイ・メロディ」
トオン 1001 (国内盤)以前、このコーナーで憂歌団のリードボーカルの木村充揮が歌う昭和初期の流行歌カバー集をご紹介しましたが、このアルバムは憂歌団のギタリスト、内田勘太郎のソロ・アルバムです。 憂歌団って、木村充揮のボーカルがクローズアップされますが、彼のギターも重要な役割をはたしています。 ライブで何回か見ましたが、私がライブに通っていた頃は、人からもらったとか言うショボいギターを使っていた記憶がありますが(^^;、テクニックはもちろんギターがスゲー上手かったんですよね。ソロを取るところなんて、思わず「行け〜」って声をかけたくなるぐらいでした。 初のソロ・アルバムだから、思い切り濃いブルース・バリバリの演奏かと思ったら、肩の力を抜いたほのぼのしたアルバムでした。う〜む、粋ですね。 ●マイ・メロディ
........では、失礼します。
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