1998/04/03(金)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。
★Jazz Vocal ■東芝 ジャズ名盤物語 CD前回はBMGのボーカル再発CDをご紹介していましたが、今回は以前から「ジャズ名盤物語」というクサいタイトルで再発されている20bitCDシリーズの新しく発売されたアルバムのご紹介です。あいかわらず、今回もお気に入りのボーカル関係だけのCDをチョイスしてゲットしています。●「HARRY JAMES IN HI-FI」
CAPITOL TOCJ-6240 (国内盤)ハリー・ジェイムス楽団のCDですが、私のお目当てはヘレン・フォレストの歌声。彼女は楽団の専属ボーカリストだったのですが、後に独立してCAPITOLなどにアルバムを残しています。 そして、独立後に再び楽団をバックに専属ボーカリスト時代のヒット曲を再吹込みしたのがこのアルバムです。 彼女の歌を聴くなら彼女名義のアルバムを聴けば良いわけですが、このアルバムで初めて彼女の歌声に「くぅ〜っ」ときたからなのか、このアルバムは特に思い入れが強いです。甘くて切ない歌声もステキですが、バンドもゴキゲンにスイングしています。 ●ANNIE ROSS「SING A SONG WITH MULLIGAN」
WORLD PACIFIC TOCJ-6233 (国内盤)バリトン・サックスのシェリー・マリガンを中心としたカルテット、そして脅威のテクニックで世間をあっと言わせたボーカルグループLH&Rのメンバーの一人であったアニー・ロス。この不思議な組合せのアルバムでは、ウェストコースト・サウンドに乗った彼女のクールでキュートなボーカルを楽しめます。 私はLH&Rは好きじゃないですが(^^;、ソロになってからの彼女は好きで数枚のアルバムがあります。このアルバムは、そんな中でも良く聴く1枚です。 ●JUNE CHRISTY「JUNE'S GOT RHYTHM 」
CAPTOL TOCJ-6249 (国内盤)元スタン・ケントン楽団の歌姫、ジューン・クリスティーが旦那さんであるボブ・クーパーの編曲・指揮のビックバンドをバックにスインギーに歌うこのアルバムは彼女の代表作の1枚と言われています。 私の好みでは、古巣のスタン・ケントン楽団をバックに歌った「ビック・バンド・スペシャル」やスタン・ケントンのピアノ伴奏で歌う「デュエット」などのアルバムが好きですが、このアルバムも豪華なバック陣の演奏と共に、スインギーな曲とバラードを程良くブレンドした選曲も良く、お薦めのアルバムです。 ●JO STAFFORD「AUTUMN IN NEW YORK」
CAPITOL TOCJ-6237 (国内盤)この頃のボーカリストってバンドシンガーだった人がほとんどですが、彼女もトミー・ド−シー楽団専属のコーラスグループのパイドパイパーズを経て独立し、CAPITOL、CBS、リプリーズなどにアルバムを残しています。このアルバムは、そんな彼女の代表作。温かくて良く伸びる歌声がじ〜んと心に染み入って来ます。 20bitになって音が滑らかになり音像の佇まいも良くなっていますが、いかんせん擬似ステ(^^;。「STARRING JO STAFFORD」とカップリングされている英EMIのTow On One CD(CAPITOL 7243 8 59958 2 8)が出ているので、そちらの方が良いかも。 ★Pops ■ゼンゼンお薦めでない ELIANE ELIAS「sing Jobim」(-.-;)
somethin'else TOCJ-5595 (国内盤)イリアーヌがジョビンの作品を『歌った』アルバムです。 ちょうどローラ・フィジィが注目され始めた頃、彼女もボーカルの人だと思ってジャケ買いした憶えがあります。わくわくしながら聴き始めても歌がゼンゼン始まらず、その時に彼女はボーカリストではなくてピアニストであると言うとに気付いたと言うマヌケな思い出があります(爆)。 で、今回のCDは彼女が歌っていると言う確認をしてからゲットしました。しかし、聴いてみるとゼンゼン駄目。歌がヘタウマなのは別に問題はないですが、ボワンとした感じのボーカルとガチャガチャした音の演奏で、まるで別々のトコの音源を集めてミキサーが苦労して造り上げたような音です。いくら国内盤は音がヘンと言っても、これはヘンすぎます。 それにノー天気なサックスにもイライラします。ちょっと歌心と言うのがないのかなぁ。サッサと仕事を済まそうと言うことだけでアタマが一杯の演奏に感じます。 私は聴いてヤダなと思っても、買った自分に責任があるので良い所はないかと最低3回ぐらい聴くのですが、久々に最後まで聴けなかったアルバムでした。 ●sing Jobim
■リスナーの独り言 某・クラールのときもそうでしたが、最近の女性ボーカルのジャケット写真(中ページも含む)って下品になってきたと思います。色香を表現するならもっと上手く表現して欲しい。 なんだか、ぱ〜な女性に見えて、こんなの持っているだけでハズかしいぞ(^^;。 女性ボーカルを専門に聴いている私からすれば、やっぱ女性って素敵であり、魅力ある存在でいて欲しいけど、決して自分を安売りするような「卑しい媚び」を感じさせないで欲しいと思います。 この手の音楽を聴くのは、ポップスなどの音楽の進化に付いていけないオッサンが多いし、私も色っぽいジャケットは歓迎だけど(^^;、音楽の内容を含めて、もちょっとなんとかならんのかなぁ、と思います。可愛かったらOKのアイドルじゃないんだから。 そんなCDでも、雑誌でテキト〜に煽ったらスケベなオッサン連中が買うだろうというメーカの姑息な手の内が見え隠れするのが、なんだかな〜と思います。 ジャズやジャズ・ボーカルに関しては、私の心の中では新譜よりも昔の音楽の方が良いと言う状況になって長いし、昔の連中がリスクを背負って切り開いたスタイルをなぞっているだけの現状にもうんざりしています。 ジャズはとっくに死んでるし、昔のスタイルでボーカルをやったところでパロディまがいのコミックソングになるのは目に見えてるし、ジャズにしろボーカルにしろ、聴くなら昔のが良いよ。と言えば終わりですが、現代に生きる人間として、もちょっとメーカーやミュージシャンにしっかりして欲しいと思います。 ま、ライブに行っても、演奏が良くても悪くても拍手するバカなリスナーが多い国民性と、広告を載せたメーカーのそのミュージシャンのコトを悪く言う雑誌もないと言うリスナー不在のなーなーのなれ合いの悪循環で、日本の音楽環境ってドンドン変になっているような気がしますね。、、オーディオも同じだけど(爆)。 最近ロクなアルバムがないし、気に入らなかったらここにブツブツ書いてないで、とっとと売り飛ばせば済む事なんですが、このアルバムを聴いて久々に爆発してしまった(^^;。 ...失礼しました。m(_"_)m ★Classic ■クラシックあれこれ私はクラシックも声が好きです。昔はオペラ好きな人間でしたが、今はあまりクラシックは聴かないので、そんなに多くのCDはゲットしないですが、気になるアルバムはちょこちょこ買っています。そんな中からここ最近で気に入ったものをご紹介します。●SARAH BRIGHTMAN「TIME TO SAY GOODBYE」
EMI TOCP-50399 (国内盤)サラ・ブライトマンはゼンゼン知らない人でしたが、雑誌広告のそのカワユイ表情に惹かれて、チョッとミーハーかなと思いつつもゲットしました。 なんだかヨーロッパでバカ売れしたと広告に記載がありましたが、ライナーの情報によると純粋なクラシック畑の人でなくて、ミュージカル畑の人みたいですね。 しかし、アルバムタイトルの「TIME TO SAY GOODBYE」は、なんだか取って付けたようなオペラチックな歌い方で、最初はなんだかピンと来なかったのですよね。 しかし、聴き進むうちに7曲目あたりで「およ」と思って、8曲目で「およよ」、そして10曲目でズッポシハマってしまいました。「キュートな声」と言えばひと言で済んでしまいますが、儚さを含んだ質量の無いひらひらとした声。嘘でもいいから夢を見させてくれる、そんな声です。 私はこの手の声には強いのですが、正直言って彼女の声にヤラれたと言った感じです。 最近では眠る前にアタマをクールダウンさせるためによく聴くのですが、そのまま眠っちゃう事がよくあります。って、おぃおぃ(^^;。 ●RENEE FLEMING「THE BEAUTIFUL VOICE」
DECCA 458 858-2 (輸入盤)ルネ・フレミング(S)の名前は知っていましたが、アルバムをゲットするのは今回が初めて。 美しい声で歌に対する情感が細やかで感情の抑揚も豊かなので、思わずファンになってしまいました。 特に、6曲目のプッチーニ「つばめ」からのアリアが素晴らしい。その声の美しさと表現力に涙がチョチョ切れます。ブックレットを見ると、他にもたくさんアルバムがあり、アリア集はもちろん、シューベルトの歌曲集も出しているらしいのでゲットしてこようと思っています。 ●SUSAN GRAHAM「ベルリオーズ歌曲集」
SONY SRCR 2128 (国内盤)アメリカ生まれのソプラノ、スーザン・グラハムのデビュー盤。最近のクラシックはウトいのです、なんて『言い訳』は置いといて(^^;、恥ずかしながらこのアルバムは、アンバー調の素敵な横顔のジャケットに惹かれて買ってしまいました。 フレミングのしなやかで美しい声に比べると、グラハムの声はちょっぴりぎこちなくて固い。でも、少しかげりのある幻惑的な声は魅力的でもあります。 国内盤しか見つからず、音場の奥行きもなくボーカルの音像もペタンコなので、輸入盤を見つけたらゲットし直したい1枚です。 ●OLGA BORODINA「スペイン歌曲集」
PHILIPS 446 708-2 (輸入盤)オリガ・ボロディナ(S)はロシアの歌姫らしいです。私は昔からソプラノよりも、メゾやアルトの声が好きだったわけですが、この彼女もメゾ・ソプラノ。しかし、その帯域を考えても声がとても深いです。そして、力強くてドラマチック。 昔、テレサ・ベルガンサもこの手の歌曲を歌っていたような記憶があるのですが、そのテレサの地中海の爽やかな風と青い空を思い浮かべるような印象だったのに対して、このボロディナの歌の印象は情熱的で熱いです。 ●FELICITY LOTT「プーランク歌曲集 No.2」
DECCA 458 859-2 (輸入盤)このフェリシティ・ロット(S)のアルバムもジャケ買い(^^;。 クラブのちーママさんみたいな華やかな雰囲気のジャケットに惹かれてゲットしました。 ジャケットの雰囲気からは楽しいオペレッタ風の曲調を想像していたのですが、プーランクの歌曲集だったので、ちょっとビックリ。って、ちゃんと確認して買えよ(^^;。 う〜む、普段買い慣れているジャンルでは、どこのプレスかと言うような細かな部分までチェックするのですが、昔聴いていたとは言え、今は不案内のジャンルを買うときはほとんど本能で判断してしまいます。 そうは言っても、この人の声はストレートでいて華やかですね。輸入盤だからライナーを読めないので(爆)、どんな人かは判らないですが、オペレッタやゴージャスな役にはハマるでしょうね。 ★Pops ■DEBBIE GIBSON「MOONCHILD」
ESPIRITU COCY-80747 (国内盤)私にとってのデビー・ギブソンと言えば、彼女が10代であった1989年頃にヒットさせた「LOST IN YOUR EYES」がアタマに焼きついています。その後も何枚かアルバムをゲットしましたが、その時の感動を越す曲とは出逢えなかったですね〜。 さて、2年振りと言う新譜の「ムーン・チャイルド」。このアルバムも輸入盤が出るのを待っていましたが、結局は誘惑に負けて国内版をゲット(^^;。その輸入盤を待つ間、久々に昔のアルバムを聴いてハマっていましたが、昔買ったアルバムを聴きなおすなんて、こんなキッカケがないとなかなか出来ないものですよね。 さて、そんな風に10代の彼女のイメージを引きずりながら聴いた今回のこのアルバムは、若い頃のきらめくような歌声から、少し大人になった彼女の歌声を聴くことができました。 でも、何かサビシい気持ちを持ったのも正直なところ。その理由は、センセーショナルなデビューから、最近ではミュージカルなどにも出演し、自分のレコード会社も持つまでになった彼女ですが、なんだかこのアルバムを聴いて、歌に対しての目標をなくしちゃったのでは、、と言うような印象を持ったからです。歌も上手くなったし曲の出来もソコソコですが、破綻なくそつなくまとめたような感じがして、あんまりグッと来るものがないです。 そうは言っても、昔からのファンにはお薦めのアルバムには変わりがなく、15曲目の「ONLY IN MY DREAM」のセルフ・カバーはムッチャ懐かしくて、昔のアルバムを聴きなおしてしまいました(^^;。ま、セルフ・カバーするなら、ダンスサウンドよりも、森川美穂の「おんなになあれ」みたいにアカペラでセマって欲しかったですよね。 ●MOONCHILD
◎おまけ「ELECTRIC YOUTH」ATLANTIC 7567-81932-2 やっぱ、デビー・ギブソンと言えばこのアルバムも紹介したいですね。彼女が1989年に発表(だったと思う(^^;)したアルバムの「ELECTRIC YOUTH」です。 これの「LOST IN YOUR EYES」にはハマりましたね〜。 ちょっとヒンヤリした日の雲ひとつない青空を突き抜けていくような彼女のキュートで良く伸びる声は、爽快感とセンチメンタルさがあり、聴いたらきっとキュンときますよ。 ★Pops ■REBECKA TORNQVIST「TREMBLE MY HEART」
EMI 7243 4938722 5 (輸入盤)私は時々店のBGMにハマる事があるのですが、このアルバムもいつも足を運ぶタワーレコード(心斎橋店)の2階でかかっていて、思わずハマってしまいました。 2階はジャズやジャズ・ボーカル、カントリー、ブルース、ワールドミュージックなどの売り場なのですが、ジャンルの垣根を越えた何のてらいもなく、ただ歌いたいから歌っているようなナチュラルな印象のボーカルに耳を奪われました。 ジャンルにこだわるなんてツマらないコトだと思いますが、売り場の女の子に聞くと「ジャズです」と言ってましたが、私達の年齢からはこのアルバムをジャズ・ボーカルとは思えないけど、ブルースがロックなどの音楽に取りこまれて進化したり、カントリーがカントリー・ポップと進化したりしていることを考えると、ジャズ・ボーカルが進化して現代にリファインされたらこんな形になるのかなぁ、と思いました。 聴き込んでも良いし、なんとなくBGMとして流しても心地よい。そんなナチュラルな彼女の歌声が心地よい1枚です。 ●TREMBLE MY HEART
■DEEP PURPLE「MACHINE HEAD」
先月ご紹介したディープ・パープルのリマスターCDですが、これを聴いちゃうと国内盤LPなんてモノラルに聴こえるぐらいサビシいです(^^;。お〜、エエもん聴いたなぁ、と感動しているのもつかの間、なんと英のEMIがLPをプレスしていると言う情報をキャッチし、さっそくワルツ堂 千日前店に。こんなん有る?。と聴くと「あるよ」と出てきたのがこの2枚組みのLPでした。「あったら先に教えてぇ〜な」と文句を言いつつゲット(^^;。曲は先のCDと同じリミックスとオリジナルでした。 聴いてみると、CDとはまた違った空間の広がりと音像の佇まいで、やっぱLPってスゴいなぁと感心するコトしきりでした。 ★BLUES ■JIM BELUSHI「36-22-36」
HOUSE OF BLUES MUSIC 51416 1334 2 (輸入盤)私がブルースを経験したのは、直接でなくクラプトンやジミー・ペイジなどのロックミュージシャンが影響を受けたブルースを間接的に聴いていたのが始まりです。 それらのミュージシャンのブルースのアルバムは聴いていたものの、本来のブルースは何度も挑んだのですが「濃い」のでなかなか踏み込めないジャンルでした。 このアルバムは、タワーレコードのブルース売り場の試聴機にセットしてあったのですが、なんだかアヤしいジャケットに惹かれて聴いてみると、なかなかゴキゲンなサウンドだったのでゲットしました。 売り場のポップには「ジョン・ベルーシの弟」と書いてありました。ブルース・ブラザースのジョン・ベルーシですね。彼のコトは音楽でなく、その昔、アニー・リー・ホビッツというカメラマンの写真集で初めて知ったのですが、生き急いだミュージシャンと言う印象があります。 そんな兄を持った彼のこのアルバムは、ギターを中心としたベタなブルースでなく、近代的な洗練と今風の音作りのブルースだから聴きやすい。それにブラスも入っているので景気がついてゴキゲンなアルバムです。でも、聴き終わった後で何か心に引っ掛かった物が残るのは、やはり「ブルース」だからなのでしょうね。 ●36-22-36
★J.Pops ■奥田晶子「人生は過ぎゆく」
Victor PRCD-1600 (国内盤)日本語で歌うシャンソン。判りやすいといえば判りやすいですが、やはり日本語で歌うシャンソンには独特の世界があります。 彼女は、90年に入った頃にシャンソン・コンクールでグランプリに輝いて少し話題になり、私もデビュー・アルバムの「PUISQUE TU PARS」をゲットしましたが、「ふ〜ん」と言うような印象しかなくて、それ以後は彼女への興味は無くなっていました。 しかし、雑誌で彼女が新譜を出したと言う情報を得て、少し興味が湧いたのと馴染みのある曲が多かったのでゲットしました。 以前と比べてずいぶんと歌にアヤしさが出てます(^^;。同じようにシャンソンを日本語で歌う金子由香利のように、人生の綾を歌に織り込んだような味わい深い印象はないですが、現在の彼女の年齢でないと表せない感情の揺れや一途なまでの歌詞への思い入れは素晴らしいと思います。汚れることなく、このまま良い歌を歌いつづけて欲しいですね。 ●人生は過ぎゆく
★J.Pops ■山口由子「FESSY PARK RD.」
MERCURY PHCL-5080 (国内盤)このアルバムの「GETTING TO MY SOUL AND LOVE」はCMソングとして使われているらしいですが、あまりテレビを見ない私はFM放送でこの曲を知りました。 そんなに上手いと言うこともないし声が良いわけでもない。でも、アコースティックな雰囲気の乾いたサウンドにのった彼女のピュアな歌声に惹かれてこのアルバムをゲットしました。突き放しているようで優しい、ピュアでいるようで気怠い。こんなタイプの歌手って珍しいですよね。 それに、J.POPにしては音も良いです。ナチュラルと言うことは無いんですが、音作りが上手いですね。曲調にあった乾いたサウンドで彼女のボーカルを包み込んでいます。 ●FESSY PARK RD.
★J.Pops ■夏木マリ「13 chansons」
徳間 TKCJ-71336 (国内盤)「絹の靴下」の印象がキツかった彼女も、地道な舞台などでの活躍や1995年の「九月のマリー」から大きく変わりましたよね。 この「13 シャンソンズ」は、1996年に出されたアルバムの「ゴリラ」のアナログバージョンとしてCDと同時に発売されていました。今回そのLPがCD化されたワケです。 ピチカート・ファイブの小西某のプロデュースによるこのアルバムは、ON気味のアコースティック楽器を中心とした録音で、遊び上手だけどちょっぴりサビシい、そんな心のあやを気怠い雰囲気で歌っていく彼女の歌声が楽しめます。 あ、そうそう、「13 シャンソンズ」のLPは、オーディオショップでのアナログ・プレヤーバトルのソースに使用した事もありますが、彼女を知っている世代の人もかなりおられましたが、誰も夏木マリだとは気が付かれませんでしたね。 それぐらい現在の彼女は進化しています。さすがに97年発売の「印象派」には付いて行けませんでしたが(^^;、「九月のマリー」「ゴリラ」は良いアルバムだと思います。 ●13 chansons
★J.Pops ■テレサ・テン「トップ・テン〜英語編」…など
TAURUS TACL-2510 (国内盤)テレサ・テンのレコードをはじめて買ったのは「空港」や「雪化粧」などが入った17cmで33回転の4曲入りのミニ・アルバムでした。ロックへの熱もサメた70年代の後半頃だったでしょうか。それから84年の「つぐない」の再デビュー・ヒットを経て、1989年のアルバム「浪漫主義」で私の中での彼女の存在はピークに達しました。 だから『1995年の5月8日、チェンマイに滞在中、気管支ぜんそくの発作で死去、、』と言う彼女の訃報を聞いた時はショックでした。まだまだ歌える年齢でしたから余計に残念に思いました。 もう彼女とはコンサートなどでは会うことができませんが、残してくれた多くのアルバムで彼女に会うことができます。テレサ・テンが亡くなってから間もなく3年と言うこの時期に「カバー集」と「中国語編」「英語編」と言う3枚のアルバムが発売されました。 内容としては、それぞれのタイトル通りの種類の曲を10曲ずつ集めた企画物アルバム。 すでに持っている音源もありましたが、初めて聴く曲もあり、寄せ集めのベスト盤などとは違った新鮮な気持ちで接する事ができました。 ファンの私が言うので説得力が無いですが、内容はグッド。 彼女のアルバムを持っていない方にはマニアック過ぎてお薦めできませんが、他にアルバムを持っていて、もっと彼女の事を知りたいと思っておられる方にはお薦めのアルバムです。 ●トップ・テン〜カバー集 TAURUS TACL-2508
●トップ・テン〜中国語編 TAURUS TACL-2509
●トップ・テン〜英語編 TAURUS TACL-2510
........では、失礼します。
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