1997/12/24(水)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。
★Jazz Vocal ■MELISSA WALKER「MAY I FEEL」
enja ENJ-9335 2 (輸入盤)初めて出逢った人でした。ジャケットを見た感じは若そうですが、歌がものすごく上手いです。雑誌などで取りあげられてチヤホヤされている流行の若手歌手とはケタが違いますね。 若手の歌手って、過去の人と較べられるので不利のがイヤなのか、自分のスタイルもできてないのにヘンに崩した今風のスタイルで歌いますよね。私は、そんなアルバムを聴くと一種の逃げのように感じたり、スタッフの戦略上のお仕着せのスタイルを感じると一気にサメてしまうのですが、このアルバムは違いました。 スタイルは現代風ですが、自信に裏付けられた自分のスタイルを彼女は持っています。 それにボーカリストの命とも言える声も良いですね。バックの演奏も良く、打打発止のバックとの掛け合いはないですが、ボーカルのアクセントとドラムワーク、ハスキーなボーカルに絡むギターなど、楽しいやり取りが聴けるアルバムです。今年も新人と言われる人のアルバムをたくさん聴きましたが、この人が一番だったのではないかな。 ●MAY I FEEL
★Jazz Vocal ■SOESJA CITROEN「WITH THE METROPOLE ORCHESTRA」
CHALLENGE RECORDS CHR 700049 (輸入盤)彼女のアルバムを手に入れたのはこれで3枚目。 最初に聴いたアルバム「HERE AND NOW」(94年)は、オーソドックスで歌も上手いけど、ガーンと来る物もないと言うのが私の印象でした。 このアルバムは、普段行っているワルツ堂の千日前店の店長(岩井さん)に「コレは買っとかないと」と推薦されてゲットしました。なんせ私の好みを熟知されてますから、この人が押す物にはハズレがないですが、コレも大当たりでした(^^;。 持っていたのは小編成物が多かったですが、このアルバムはオーケストラをバックにしっとりと歌い込んでいます。聞くところによると、1984〜88年に発売されたメトロポール楽団と共演の3枚のアルバムからのコンピレーションらしいです。う〜ん、そんなコトを聞くと元の3枚も聴いてみたくなるなぁ、と思わせたアルバムでした。 ●WITH THE METROPOLE ORCHESTRA
★Jazz Vocal ■DIAHANN CARROLL「THE TIME OF MY LIFE」
STERLING S1015-2 (輸入盤)以前から復刻盤CDをチラホラ見かけていましたが、彼女のアルバムをゲットしたのは初めてです。 これは大阪・日本橋の「ライトハウス」と言うショップでBGMとして流れていて雰囲気が良かったのでゲットしました。先日のペギー・リーやオードリー・モリスなど、ここ最近、昔活躍してた人が新譜を出したりしていますが、このアルバムも彼女の新録です。 映画やミュージカル方面の人なので、ブリブリのジャズ・ボーカルではないですが、粋な曲をしっとり歌い上げます。ドラマチックな抑揚はミュージカル畑の人独特のものですが、シツコくなく、とてもエレガントです。オシャレなお店のBGMに合いそうなアルバムですね。 ●THE TIME OF MY LIFE
★Country ■MINDY McCREADY「IF I DON'T STAY THE NIGHT」
BMG 74321 52830 2 (輸入盤) 1997年作品タワーレコードのカントリー売り場の新譜コーナーにあったこのアルバム。ジャケットを見ると、なんだかノー天気そうなおネエサンだったのですが、ロンシュタットも歌っていた「LONG, LONG TIME」が入っていたのでゲットしました(^^;。 帰って聴いてみると、なんか聴いたことがある声。そう思って、CDを探してみると彼女のアルバムを持っていました(爆)。 カントリーは、短期間で急激に買い揃えたので記憶がついて行ってないですね(^^;。 しかし、彼女のCDは気に入らずに手放した中に入っていなかったので「いいカンしてるな」と、ひとまずは安心しました。 内容はグッドです。まだ若いからなのか、曲への解釈とか表現の深みは感じられませんが、歌も上手いし歌っている事への楽しさやひたむきさが感じられ、良い気分で聴けるアルバムです。 ●IF I DON'T STAY THE NIGHT
★Pops ■BRAZILIAN LOVE AFFAIR「DILENE」
DIG IT INT'L DCD 11280 (輸入盤)ブラジル生まれ、現在はイタリア在住の女性ボーカリスト、ディレーネを中心としたグループのアルバムです。今回の新譜で3枚目らしいですが、私は去年発売の2枚目の「UMA BRASILEIRA」というアルバムからのお付き合い。聴きやすいおしゃれなサウンドでボサノバやサンバで楽しませてくれます。今回はドラムンベース風のサウンドも取り入れた曲もあり、冒険しているんだなぁという印象です。 ボーカリストのディレーネは、センチな曲からリズミカルな曲まで無難に歌いこなしています。でも、今のポップスに馴れた人には、ちょっとお洒落っぽすぎて頼りないかな。 ●DILENE
★Pops ■PATTI SMITH「PEACE AND NOISE」
ARISTA 07822-18986-2 (輸入盤)パティ・スミスは、私には苦手な歌手のひとりです。 もう手を出すまいと思っていましたが、去年だったか、ご主人が亡くなった後に出したアルバム「ゴーン・アゲイン」が話題になり、雑誌などの記事を読むと彼女のスタイルが変わったのか、、と思いつつ聴いてみたのですが、やはり自分には合わないと言うことを確認したのですが、その印象があまりにも重かった(^^;。 で、大きなお世話かもしれませんが、あまりにも気になったので、その後に出されたこのアルバムも聴いてみました。 このアルバムの彼女は、何かを乗りこえきたような凛とした雰囲気が漂っていて、あぁ元気になったんだな、と別にファンでもないのに安心しました。 ●PEACE AND NOISE
★J.Pops ■比屋定篤子「のすたるじあ」
Mint age ESCB 1857 (国内盤)ひやじょう あつこ と読みます。私はFMで聴いて「イイな」と思ってメモをしたので、どんな字を書くのか判りませんでした(^^;。 アコースティックなボサノバ風の曲で始まるこのアルバム。歌い上げると言うより淡々と語っているような歌い方で、なんだか古い記憶の風景を思い出した時のような「ほんわか」とした感じがします。 流行のガウガウしたりピコピコしたサウンドじゃないので、雰囲気的には良いし聴きやすい。しかし、それにどこかで聴いたような印象を受けるのですが、それがなんだか判らない(^^;。 やまがたすみこ、大貫妙子、EPO、、その辺の歌手を連想したのですが、どうも違う。 先月にゲットした岩崎宏美の新譜の歌い方に「あ、誰かに似ている」と思ったのですが、結局は思い出せませんでした(^^;。最近、と言うかここ数年、そんな事を思うことが多い。 ヤマカンや雑誌の広告で買ったアルバムなら「くそッ」と捨てれば終わりですが、自分自身がFMで聴いてイイなと思って手に入れたアルバムだけに、なんだか「自分に対する責任」みたいなものを感じて、なかなか捨てられないアルバムになってしまいました。 「ノスタルジア」なんてアルバム名を付けるぐらいだから、昔の雰囲気を引きずっているのが彼女のスタイルなのかもしれません。ま、そうやって割り切って聴けば、なかなか良い雰囲気のアルバムなのですが、70年代や昭和という時代を自分のスタイルとして身に付けている人もいるので、彼女にはそんな事を感じさせないぐらいに進化して欲しいなぁ、と言うのがこのアルバムを聴いた私の正直な印象かな。 ●のすたるじあ
★J.Pops ■山本潤子「Fairy Tale」
東芝EMI TOCT-10152 (国内盤)今年の春に発売した「OASIS」に続いての彼女のソロ4作目のアルバムです。またひとつ自分の宝物が増えた。それがこのアルバムを聴いた私の感想でした。 なんだか企画物らしい雰囲気があり、現在の彼女を現すと言う観点からは、ちょっと焦点がボケていますが、「赤い鳥」時代のヒット曲の再録音もあって楽しめるアルバムです。 賑やかで楽しいけど、何となく孤独感を背負って生きているような都会に住む女性を感じさせる。そんな彼女の澄んだ伸びる歌声はいつ聴いても染み入ります。それに、草原の草花についた朝露を見るような印象があった赤い鳥時代の「忘れていた朝」が、このアルバムでは高速道路をクルージングしながらビルの間から垣間見える朝焼けのような雰囲気に聴こえるのは、まさしく今の彼女の身に付けているスタイルからくるのでしょうね。 ●Fairy Tale
★J.Pops ■水越恵子「IN MY LIFE」
PONY CANYON PCCA-01140 (国内盤)彼女は以前、朝のTV番組に出てましたね。その頃「ほほにキスして」と言うヒット曲がありましたが、私が好きだったのは「めぐり逢い、すれ違い」と言う曲です。 CDに置き換えましたが、現在も彼女のデビューから3枚目ぐらいまでのアルバムがあります。その頃の彼女には、曲調から来ているのかもしれませんが、何となく頼りなげで、何となく薄幸のおネエサンと言うイメージを持っていました。 このアルバムにも、そんな時代の曲の再録音もあります。歌はずいぶん上手くなっていますが、20年近く経った今も、そんな彼女のイメージは変わらずにありました。 ●IN MY LIFE
★Jazz (再発) ■「THE NIGHT OF THE COOKERS」
BLUE NOTE TOCJ-4207(国内盤)BLUE NOTE TOCJ-4208(国内盤) フレディ・ハバード(tp)とリー・モーガン(tp)が共演した1965年収録のライブ盤。 火の出るような2人のバトルが楽しいアルバムですが、プライドと意地の張り合いのアドリブの応酬ではなく、相手の演奏を見て「やるな」とニャッとしたり「おぃおぃ」と笑ったり、そんな楽しい雰囲気が漂ってくるライブ演奏です。
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