NEXT UP HOME 最近のGETのヘッダー

1997/12/24(水)

 皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。
 仕事が忙しくてクリスマスだ、師走だ、と言う雰囲気はゼンゼン感じないのですが、街中のクリスマスツリーやFMから聴こえるクリスマスソングを聴いていると、何となく年末なんだなぁ、、という気分になりますね〜。

 私って、自分の持っているLPやCDを定期的に手放す(売り飛ばす)時があります。
年末年始の休みやお盆の休暇など、突っ走ってきた自分をふと振り返るような時、本能のまま買い続けてきた自分のソフトのライブラリを見直すのにも良い機会です。

 ず〜っとタイトルを眺めると、どうでも良いアルバムが1枚や2枚は見つかります。別に何も考えずに買っているのではないのですが、例えば、期待して買った好きなアーティストのアルバムでもハズレであったり、アーティストも時と共にスタイルを変化させるので自分に合わない時期のアルバムがあります。そんな物まで持つのはイヤなんですよね。

 それに、今回のようにカントリーのように知らないジャンルを探検する場合など、最初はカントリーと言うだけで喜んでいたのですが、聴き進んでいく内に自分の感性と同調するボーカリストに出逢うと、それまで聴いてきたボーカリスト達が霞んで存在の意味がなくなります。それらのボーカリストがダメと言うのではなく、単に自分と合わなかっただけで、勉強のために聴いたと言えば聞こえはイイですが、言わば捨て石ですよね。

 メインに聴いているジャズであれ、ボーカルであれ、そんな事の蓄積があって現在の自分があると思うのですが、自分のライブラリ(そんなカッコイイ物ではない(^^;)としては、どれ1枚をとっても自分にとっての名盤であって欲しいのです。1枚、1枚に思い入れがあり、自分の過去が詰っている、、そんなライブラリにしたいな、と常日頃から思っています。

 だから、とりあえず持っておこうと言うのがキライで、自分がライブラリとして持っているLPやCDは、自分が感動とまでは行かなくても「いいなぁ」と思ったもの、または昔の自分が感動したものを持っていたいと思っています。

 知識として聴いておかなければダメなアルバムは、一回聴いて記憶するだけ。もちろん、アーティストの成長の軌跡のような物をアルバムで残す場合もありますが、そのような人は数人ですし、すべてのアルバムが自分と同期する人って少ないです。

 そんな事もあって、一定の間隔をおいて無性に整理したくなる時があります。 ま、大量に売っても、そのお金でCDやLPを買うのでケッキョクは同じことなのですが(^^;、自分がイイなぁ、とか、感動するアルバムに出逢えるのって、まるで宝捜しのような気分です。
 泥をすくってその中から砂金を探すのと同じように、自分の宝物になるようなアルバムを探すのも、泥をすくうように色んな物を聴かないと見つからないような気がします。

 だからなのか、普通の人よりもソフトは買う方ですが、数は増えないですね。現在でもLPとCDを合わせても2500枚程度しかありません。それにドーナツ盤やシングルCDが700枚ぐらい。でもどれ1枚をとっても私の大事な宝物です。

 今年はカントリーと言う新しいジャンルに目ざめたし、今まで聴いてきたジャズやポップスなどでも、たくさんの宝物とめぐり逢えました。

 年の瀬も押しつまり、仕事に追われながらも「来年はどんな年になるのかなぁ、」とふと考えます。今年は、オーディオ仲間の山住さん宅に元旦から訪問するというゴーカイな始まり方をした年でしたが、来年もお正月の3日に滋賀の のぶさん宅に訪問するというオーディオ三昧の年になりそうです。

 では今年最後の「最近の GET 」はじめます。
そして、今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。


★Jazz Vocal

■MELISSA WALKER「MAY I FEEL」

 enja ENJ-9335 2 (輸入盤)

 初めて出逢った人でした。ジャケットを見た感じは若そうですが、歌がものすごく上手いです。雑誌などで取りあげられてチヤホヤされている流行の若手歌手とはケタが違いますね。

 若手の歌手って、過去の人と較べられるので不利のがイヤなのか、自分のスタイルもできてないのにヘンに崩した今風のスタイルで歌いますよね。私は、そんなアルバムを聴くと一種の逃げのように感じたり、スタッフの戦略上のお仕着せのスタイルを感じると一気にサメてしまうのですが、このアルバムは違いました。

 スタイルは現代風ですが、自信に裏付けられた自分のスタイルを彼女は持っています。
それにボーカリストの命とも言える声も良いですね。バックの演奏も良く、打打発止のバックとの掛け合いはないですが、ボーカルのアクセントとドラムワーク、ハスキーなボーカルに絡むギターなど、楽しいやり取りが聴けるアルバムです。今年も新人と言われる人のアルバムをたくさん聴きましたが、この人が一番だったのではないかな。

●MAY I FEEL
1.I'M A FOOL TO WANT YOU
2.A TIME FOR LOVE
3.DANCING IN THE WINGS
4.LOVE IS
5.WHANT A LITTLE MOONLIGHT CAN DO 

6.RUBY MY DEAR
7.NEVER LET ME GO
8.LITTLE WISHES
9.MISS OTIS REGRETS
10.THE OLD COUNTRY


★Jazz Vocal

■SOESJA CITROEN「WITH THE METROPOLE ORCHESTRA」

 CHALLENGE RECORDS CHR 700049 (輸入盤)

 彼女のアルバムを手に入れたのはこれで3枚目。
最初に聴いたアルバム「HERE AND NOW」(94年)は、オーソドックスで歌も上手いけど、ガーンと来る物もないと言うのが私の印象でした。

 このアルバムは、普段行っているワルツ堂の千日前店の店長(岩井さん)に「コレは買っとかないと」と推薦されてゲットしました。なんせ私の好みを熟知されてますから、この人が押す物にはハズレがないですが、コレも大当たりでした(^^;。

 持っていたのは小編成物が多かったですが、このアルバムはオーケストラをバックにしっとりと歌い込んでいます。聞くところによると、1984〜88年に発売されたメトロポール楽団と共演の3枚のアルバムからのコンピレーションらしいです。う〜ん、そんなコトを聞くと元の3枚も聴いてみたくなるなぁ、と思わせたアルバムでした。

●WITH THE METROPOLE ORCHESTRA
1.YESTERDAYS
2.THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME 
3.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
4.PICK YOURSELF UP
5.DAY DREAM
6.I COVER THE WATERFRONT
7.THEY ALL LAUGHED
8.WHEN THE SUN COME OUT

9.LONELY HOUSE
10.NICE WORK IF YOU CAN GET IT
11.DARK SOUL
12.COME RAIN OR COME SHINE
13.SHALL WE DANCE
14.NIGHT AND DAY
15.CHEEK TO CHEEK
16.THE WAY YOU LOOK TONIGHT


★Jazz Vocal

DIAHANN CARROLL「THE TIME OF MY LIFE」

 STERLING S1015-2 (輸入盤)

 以前から復刻盤CDをチラホラ見かけていましたが、彼女のアルバムをゲットしたのは初めてです。

 これは大阪・日本橋の「ライトハウス」と言うショップでBGMとして流れていて雰囲気が良かったのでゲットしました。先日のペギー・リーやオードリー・モリスなど、ここ最近、昔活躍してた人が新譜を出したりしていますが、このアルバムも彼女の新録です。
 映画やミュージカル方面の人なので、ブリブリのジャズ・ボーカルではないですが、粋な曲をしっとり歌い上げます。ドラマチックな抑揚はミュージカル畑の人独特のものですが、シツコくなく、とてもエレガントです。オシャレなお店のBGMに合いそうなアルバムですね。

●THE TIME OF MY LIFE
1.I CONCENTRATE ON YOU
2.SOMEONE WATCH OVER ME
3.OLD FRIENDS
4.SEPTEMBER SONG
5.I DIDN'T KNOW ABOUT YOU 
6.YOU FASCINATE ME SO

7.HERE I'LL STAY
8.A SLEEPIN' BEE
9.ONES UPON A TIME
10.WHAT DID I HAVE THAT I DON'T HAVE ?
11.A SONG FOR YOU
12.SOMETHING TO LIVE FOR


★Country

MINDY McCREADY「IF I DON'T STAY THE NIGHT」

 BMG 74321 52830 2 (輸入盤) 1997年作品

 タワーレコードのカントリー売り場の新譜コーナーにあったこのアルバム。ジャケットを見ると、なんだかノー天気そうなおネエサンだったのですが、ロンシュタットも歌っていた「LONG, LONG TIME」が入っていたのでゲットしました(^^;。

 帰って聴いてみると、なんか聴いたことがある声。そう思って、CDを探してみると彼女のアルバムを持っていました(爆)。
カントリーは、短期間で急激に買い揃えたので記憶がついて行ってないですね(^^;。

 しかし、彼女のCDは気に入らずに手放した中に入っていなかったので「いいカンしてるな」と、ひとまずは安心しました。

 内容はグッドです。まだ若いからなのか、曲への解釈とか表現の深みは感じられませんが、歌も上手いし歌っている事への楽しさやひたむきさが感じられ、良い気分で聴けるアルバムです。

●IF I DON'T STAY THE NIGHT
1.WHAT IF I DO
2.THIS IS ME
3.IF I DON'T STAY THE NIGHT 
4.CROSS AGAINST THE MOON
5.FOR A GOOD TIME CALL
6.OH ROMEO

7.THE OTHER SIDE OF THIS KISS
8.YOU'LL NEVER KNOW
9.FINE ART OF HOLDING A WOMAN
10.ONLY A WHISPER
11.LONG, LONG TIME


★Pops

■BRAZILIAN LOVE AFFAIR「DILENE」

 DIG IT INT'L DCD 11280 (輸入盤)

 ブラジル生まれ、現在はイタリア在住の女性ボーカリスト、ディレーネを中心としたグループのアルバムです。今回の新譜で3枚目らしいですが、私は去年発売の2枚目の「UMA BRASILEIRA」というアルバムからのお付き合い。聴きやすいおしゃれなサウンドでボサノバやサンバで楽しませてくれます。今回はドラムンベース風のサウンドも取り入れた曲もあり、冒険しているんだなぁという印象です。

 ボーカリストのディレーネは、センチな曲からリズミカルな曲まで無難に歌いこなしています。でも、今のポップスに馴れた人には、ちょっとお洒落っぽすぎて頼りないかな。

●DILENE
1.MEL
2.CON IL NASTRO ROSA 
3.A DEUSA DO MAR
4.FRUTA MELAO
5.LOVE YOU RIGHT
6.LET'S GET TOGETHER
7.I WANNA BE YOURS
8.6(SEI)

9.QUE SABOR
10.MAMA AFRICA
11.DOCE TABOO
12.MAGIA VIVER
13.MANOEL, O AUDAS
14.NATUREZA HUMANA (mix)
15.QUE SABOR (mix)


★Pops

■PATTI SMITH「PEACE AND NOISE」

 ARISTA 07822-18986-2 (輸入盤)

 パティ・スミスは、私には苦手な歌手のひとりです。
もう手を出すまいと思っていましたが、去年だったか、ご主人が亡くなった後に出したアルバム「ゴーン・アゲイン」が話題になり、雑誌などの記事を読むと彼女のスタイルが変わったのか、、と思いつつ聴いてみたのですが、やはり自分には合わないと言うことを確認したのですが、その印象があまりにも重かった(^^;。

 で、大きなお世話かもしれませんが、あまりにも気になったので、その後に出されたこのアルバムも聴いてみました。

 このアルバムの彼女は、何かを乗りこえきたような凛とした雰囲気が漂っていて、あぁ元気になったんだな、と別にファンでもないのに安心しました。

●PEACE AND NOISE
1.WAITING UNDERGROUND 
2.WHIRL AWAY
3.1959
4.SPELL
5.DON'T SAY NOTHING

6.DEAD CITY
7.BLUE POLES
8.DEATH SINGING
9.MEMENTO MORI
10.LAST CALL


★J.Pops

■比屋定篤子「のすたるじあ」

 Mint age ESCB 1857 (国内盤)

 ひやじょう あつこ と読みます。私はFMで聴いて「イイな」と思ってメモをしたので、どんな字を書くのか判りませんでした(^^;。

 アコースティックなボサノバ風の曲で始まるこのアルバム。歌い上げると言うより淡々と語っているような歌い方で、なんだか古い記憶の風景を思い出した時のような「ほんわか」とした感じがします。

 流行のガウガウしたりピコピコしたサウンドじゃないので、雰囲気的には良いし聴きやすい。しかし、それにどこかで聴いたような印象を受けるのですが、それがなんだか判らない(^^;。

 やまがたすみこ、大貫妙子、EPO、、その辺の歌手を連想したのですが、どうも違う。
先月にゲットした岩崎宏美の新譜の歌い方に「あ、誰かに似ている」と思ったのですが、結局は思い出せませんでした(^^;。最近、と言うかここ数年、そんな事を思うことが多い。

 ヤマカンや雑誌の広告で買ったアルバムなら「くそッ」と捨てれば終わりですが、自分自身がFMで聴いてイイなと思って手に入れたアルバムだけに、なんだか「自分に対する責任」みたいなものを感じて、なかなか捨てられないアルバムになってしまいました。

 「ノスタルジア」なんてアルバム名を付けるぐらいだから、昔の雰囲気を引きずっているのが彼女のスタイルなのかもしれません。ま、そうやって割り切って聴けば、なかなか良い雰囲気のアルバムなのですが、70年代や昭和という時代を自分のスタイルとして身に付けている人もいるので、彼女にはそんな事を感じさせないぐらいに進化して欲しいなぁ、と言うのがこのアルバムを聴いた私の正直な印象かな。

●のすたるじあ
1.128ポンドのオルガン
2.君の住む街にとんで行きたい 
3.永久性にそそぐ特効薬
4.抱きしめてあげよう

5.今宵このまま
6.ノスタルジア
7.昨日と違う日
8.祈り
9.永久性にそそぐ特効薬


★J.Pops

山本潤子「Fairy Tale」

 東芝EMI TOCT-10152 (国内盤)

 今年の春に発売した「OASIS」に続いての彼女のソロ4作目のアルバムです。またひとつ自分の宝物が増えた。それがこのアルバムを聴いた私の感想でした。

 なんだか企画物らしい雰囲気があり、現在の彼女を現すと言う観点からは、ちょっと焦点がボケていますが、「赤い鳥」時代のヒット曲の再録音もあって楽しめるアルバムです。

 賑やかで楽しいけど、何となく孤独感を背負って生きているような都会に住む女性を感じさせる。そんな彼女の澄んだ伸びる歌声はいつ聴いても染み入ります。それに、草原の草花についた朝露を見るような印象があった赤い鳥時代の「忘れていた朝」が、このアルバムでは高速道路をクルージングしながらビルの間から垣間見える朝焼けのような雰囲気に聴こえるのは、まさしく今の彼女の身に付けているスタイルからくるのでしょうね。

●Fairy Tale
1.ドロップ
2.忘れていた朝
3.窓に明かりがともる時 
4.青い果実

5.Wind Knot
6.風船
7.好き
8.翼をください


★J.Pops

水越恵子「IN MY LIFE」

 PONY CANYON PCCA-01140 (国内盤)

 彼女は以前、朝のTV番組に出てましたね。その頃「ほほにキスして」と言うヒット曲がありましたが、私が好きだったのは「めぐり逢い、すれ違い」と言う曲です。

 CDに置き換えましたが、現在も彼女のデビューから3枚目ぐらいまでのアルバムがあります。その頃の彼女には、曲調から来ているのかもしれませんが、何となく頼りなげで、何となく薄幸のおネエサンと言うイメージを持っていました。

 このアルバムにも、そんな時代の曲の再録音もあります。歌はずいぶん上手くなっていますが、20年近く経った今も、そんな彼女のイメージは変わらずにありました。

●IN MY LIFE
1.FORGET-ME-NOT BLUE 
2.青空のペイジ
3.YOU ARE MY LIFE
4.ジェラシー
5.最後は愛して
6.32階のBar

7.FULL MOON
8.15の頃
9.あ・な・た・に
10.Too for away
11.IN MY LIFE


★Jazz (再発)

■「THE NIGHT OF THE COOKERS」

BLUE NOTE TOCJ-4207(国内盤)
BLUE NOTE TOCJ-4208(国内盤)

 フレディ・ハバード(tp)とリー・モーガン(tp)が共演した1965年収録のライブ盤。

 火の出るような2人のバトルが楽しいアルバムですが、プライドと意地の張り合いのアドリブの応酬ではなく、相手の演奏を見て「やるな」とニャッとしたり「おぃおぃ」と笑ったり、そんな楽しい雰囲気が漂ってくるライブ演奏です。


HOME UP NEXT
[ ホームに戻る | 目次に戻る | 次ページに進む ]