1997/11/29(土)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。 ★Pops ■BARBRA STREISAND「HIGHER GROUND」
CBS SRCS 8513 (国内盤) 1997年作品バーブラ・ストライサンドが、94年に亡くなったクリントン大統領の母、ヴァージニア・ケリーに捧げるために作ったアルバム。 バーブラ・ストライサンドについては、久々のオリジナルアルバムですが、映像としては彼女が久々に開いた94年のコンサートのLDが去年あたりに発売されていました。もちろん私はゲットしたのですが素晴らしいLDでした。映像は、開演までの長いドキュメントに始まり、やがてコンサートの映像になるのですが、1曲目のイントロが流れ、そしてステージに彼女が姿を現した時、なぜか私はオイオイ泣いてしまいました(爆)。 なぜか私は彼女の「声」に抵抗力がない。ちょっとドラマチックに歌われるとガタガタに心を揺らされてしまう。他にも「声」が好きで聴いている歌手もいますが、よき時代のアメリカン・ドリームとアメリカの正義を感じるバーブラのその歌声に私は弱い。このアルバムも鼻をグズグズ言わせながら聴いていました。だから、彼女のCDは人様の家に試聴用として持って行ったり、調整用にも使いません(^^;。 1964年のミュージカル「ファニー」のデビューで、数多くのヒットを飛ばしているので、1956年生れの私は折りに触れ彼女の声に接しています。べら棒に歌が上手いわけでなく美人でもない(失礼m(_"_)m)、そんな彼女にガツンとやられたのは73年の「THE WAY WE WERE(追憶)」かな。 今やアメリカの音楽やショウ・ビジネスの王道を歩く歌手ですし、単純にスターというのも何だかオカシいぐらいに政治的にも社会的にも大きな存在の彼女。でも何だか身近な存在に感じるのは彼女の良いトコかな。 先日、オーディオ日記で書いた「マイフェバリット」の分類で言えば、彼女はタマにしか聴かない(聴こうとしない)人の分類に入ります。いつもそばにいるわけでなく、彼女の声には遠くで自分を見守ってくれているような強さと大きさがあります。 私は職業柄、仕事に忙殺され時間に追われる日々を過ごしています。まるで毎日が戦いのようです。でも、そんな私のような人間が彼女の歌声を聴くと、防御していた殻を解いたスッポンポンの自分になれます。リキみもツッパリも捨てて、ただ彼女の歌に酔う。泣き、笑い、弱音を吐いて愚痴をこぼす、、、。そして、彼女の歌を聴いて心のアクを抜いた私は、再び清々しい気分で戦いに出かける事ができるのです。 アメリカの親父達も、彼女の歌を聴いて泣いたり、元気付けられたりしているのかなぁ。ふと、そんな想いが頭をよぎります。、、バーブラ、あんたはエラい!。 ●HIGHER GROUND
★Pops ■CARLY SIMON「FILM NOIR」
ARISTA 07822 18984-2 (輸入盤)カーリー・サイモンの久しぶりのニューアルバム。 内容は「トーチ」や「マイ・ロマンス」に続くスタンダード・カバーアルバムです。このアルバムもオーケストラをバックにエコーたっぷりの彼女のボーカルが聴けます。同じようなコンセプトのロンシュタットの一連のシリーズのアルバムと比べると、ちょっと大味で野暮ったいですが(^^; 私は好きです。 彼女との付き合いは、73年ヒットの「うつろな恋」から。ぶっきらぼうで土臭くて化粧っけのない彼女のボーカルにゾクッときました。この頃は、アルバム「ナウ・アンド・ゼン」をリリースしたカーペンターズ全盛期の頃。ロンシュタットはもちろん、ヘレン・レディとかキャロル・キングとか良い歌手がたくさんいました。日本では、荒井由実が「ひこうき雲」を出し、ニューミュージックと呼ばれる新しい世界を切り開いていった頃。フォークも歌謡曲も元気でしたね。 久々に彼女の昔のアルバムも聴いてみたのですが、その頃の自分が思い出されて、なんだか懐かしい気分になりました。昔のアルバムもしょっちゅう聴いていると今の時間軸に取り込まれるんですが、タマにしか聴かないから「タイムマシン効果」が強いのでしょうね。 ●FILM NOIR
★Pops ■MAIA SHARP「Hardly Glamour」
ARK21 61868 10001 2 9(輸入盤)雑誌からの情報によると彼女のことをキャロル・キングが絶賛したそうな。そんな記事には弱いんですよね。輸入盤が出回ってから買いに行こうと思ってショップに行くと、このアルバムは日本盤の数ヶ月前から出ていたらしい(^^;。それに日本盤とジャケットデザインが違うから気が付かなかったようです。 さて、どんなボーカリストかなと思って聴くと、彼女のその突き放したような歌い方とバックのサウンドが、私を20年ぐらい前にタイムスリップさせました。 それに、彼女の歌を聴いていると、人に伝えたいことがあるのに上手く伝えられないような不器用さを感じます。今の若い歌手なら、もっとオシャレに、そしてもっと上手く伝える術を身に付けているだろうに、彼女はあえてストレートにセマってきます。 今時こんなテイストを持った人がデビューしてくるんだなぁと感心しました。キャロル・キングが絶賛するのは判らないでもないですね。 ●Hardly Glamour
★Rock ■LED ZEPPELIN「BBC SESSIONS」
ATLANTIC AMCY-2401-2 (国内盤)ATLANTIC 7567-83061-2(輸入盤) 私自身は、ツェッペリンのI〜IVのアルバムぐらいしか持っていなくて、別段ファンと言うほどでもないのですが、先日タワーレコードに行くとツェッペリンがBGMでかかっていました。何で今頃ツェッペリンなの?、と思いながら欲しいCDを探しながら耳を傾けていたら、耳なじみの曲なのに何かが違う。店内用のスピーカからでもテンションの高さが伝わってきました。 何だろう、、。もう私の頭はCD探しどころではありません。 気になったのでBGMのCDが表示されているディスプレイを見ると知らないジャケットでした。う〜む、ますます気になる。BGMに使われるぐらいだったら目立つ位置にディスプレイされてるだろうという事でツェッペリンのコーナーまで行きました。そこで見付けたのがこのアルバム。BBCのライブ盤でした。 中学の頃、初めてツェッペリンを聴いた時はどことなくクラシックの要素(曲調でなく、構成力)を感じていましたが、このアルバムはジャズのようなライブ一発勝負のインプロビゼイションをビシビシに感じます。このアルバムを聴いていると、なんだか初めてロックを聴いた時の衝撃のようなものがこみ上げてきて、久々にロックにハマりました。 あ、しばらく経ってタワーレコードに行くと輸入盤CD(独)もあったので、それもゲットしてしまいました(^^;。 ●BBC SESSIONS
★Pops ■サンディー「サンディーズ・ハワイ・セカンド」
SUSHI SUSHI 03 (国内盤)なぜかこの時期にこのアルバム(^^;。以前から、このサンディーと言う人は気になっていたのですよね。しかし「欲し〜」と言うほどでもなかったし、それに国内盤って高いでしょ。それで手に入れるのがズルズルと遅れて、やっと先日ゲットしました。 サンディーについては、日本生まれのハワイ育ちの歌手であると言うぐらいしか知識がなかったのですが、季節はずれとは言え聴いてみるとイイですね。 雑誌の写真で見た時はそんなに若い人には見えなかったのですが(失礼!)声がキュートですね。それと「苦労した人だよなぁ」と感じました。しかし、ただの苦労人の歌だったら聴いている側は暗くなって落ち込むだけですが、このサンディーという人は、ハンパじゃない苦労を経験した時も、歌う事で自分自身を救ってきた人じゃないかなとも思えました。 そんな「ヨゴレ」を感じないのは、ハワイアンと言う曲調だからかもしれないですが、彼女の歌を聴いていると、世間のしがらみや生きていく上でのドロドロした物の上に立って、なおかつサラリと歌っているような気丈夫さや爽やかさを感じました。 ホントスゴい人ですね。ああ、こんな人ならば、もっと早くに買っておくんだったと後悔することしきりの1枚でした。 ●サンディーズ・ハワイ・セカンド
★J.Pops ■GOLDEN J.POP THE BEST(CBS SONY)CBS SONY は、今年の春頃から自社アーティストによる年代別ベスト盤を出していました。そのシリーズで私が興味を持ったのは、一番古い年代となる「GOLDEN J・POP 1966-70」。その頃の私は小学生から中学生であり、音楽に興味を持って深夜放送やFMなどを聴いていた頃です。そのCDの中で好きな曲は、ほとんどドーナツ盤やLP、あるいはQ盤シリーズなどの再発CDで持っていましたが、ただ一曲だけ、徳永芽里の「あなたのすべてを」は手元になく、久々に聴きたいなぁと思って買いました。SBM処理されているらしく、実際に聴くとワリと音が良かったんですよね。ま、CBSはそんなに私好みの音のレーベルじゃなかったのですが、他の再発で出ているCDに較べたらずっと良かったです。 そして今回はアーティスト別のベスト盤です。今回は全部で14枚ほど発売されましたが、私は下記の3枚をゲットしました。 ●山口百恵
CBS SRCL 4117-8 (国内盤)CBS SONYの歌謡曲と来たらこの人は外せない。ジャズやロックに狂っていた自分を再び歌謡曲に呼び戻した人かな。しかし、いくら好きな歌手とは言え、時代によって変化していますから、自分の心に「クル時期」と「来ない時期」があります。彼女の場合はアルバム「百恵白書」と「蔓朱沙華」の1977〜78年をピークにして好きです。 その前はまだアイドルの雰囲気が残っていたし、その後は引退まぎわの「神話」だとか「伝説」とかに祭り上げられたのが残念だった。 この2枚組みベスト盤の2枚目のCDには、山口百恵を変えた宇崎竜童・阿木燿子作品ばかりが集められているなど、なかなかニクイ編集がされています。 ●渡辺真知子
CBS SRCL 4125-6 (国内盤)彼女はヤマハのポプコンにグループで参加してたりしてましたが、上記の山口百恵がピークを迎えた1977年にデビューです。始めて彼女の歌を聴いた時、あぁ、自分達の世代の歌だ、と言う共感を持った記憶があります。 とにかくストレートで飾りがない。そしてニューミュージックと言うジャンルにありがちな気負いもなかった。デビューアルバムの「海につれていって」に始まり「フォグ・ランプ」「遠く離れて」「MEMORIES」「LIBRA」と彼女のアルバムを追いかけました。同時代の八神純子のアルバムと共に私の大切な宝物です。 それにこのベスト盤、そんな昔の彼女と90年代の彼女が聴けます。 ●キャンディーズ
CBS SRCL 4119-20 (国内盤)これは完全にミーハーです(^^;。キャンディーズで持っているのは「涙の季節」と「年下の男の子」のドーナツ盤2枚だけでした。しかし、春先の定番ソングの「春一番」などがFMなどでかかると、毎年「欲しいなぁ」と思っていたので(^^;、ちょうど良い機会だったのでゲットしました。 あと、南佳孝、太田裕美、久保田早紀などもあったのですが、CDやLPがあるし、そんなに思い入れもキツくないので今回は見送りました。しかし、次のシリーズも出ると思います。だって南沙織がないでしょ。ついでに麻生よう子も出して欲しいな(^^;。
........では、失礼します。
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