1997/11/03(月)
皆さん、こんにちは。大阪のk.mです。 ■JEWEL「PIECES OF YOU」
ATLANTIC AMCY-2360 (国内盤)アラスカ出身のボーカリストのライブ・アルバム。 このアルバムは、発売当時は大ヒットはしなかったものの、ロングセラーを続けて全米で500万枚を売り上げたそうです。 私はそんな情報を得て、このアルバムきっと質の高い音楽で人々の心を打ちながらクチコミでじわじわ広がって行ったのだろうと興味を持ちました。ホントは輸入盤CDが欲しかったですが、見つからなかったのでジャケットをリニューアルした日本盤を手に入れました。 聴いてみると、アコースティックでシンプルな演奏に乗って心が洗われるような歌声が流れてきます。思いつめているようでいて、ちょっと甘えた声。そして自分の中から出てくる感情をぶつけて来るような歌に思わず引き込まれます(^^;。 ビート主体の音楽が多い音楽シーンの中、このようなアルバムが売れ続けていると聞くと、なんだかほっとしますね。アコースティック主体のライブ録音ですが音は良いです。 ●PIECES OF YOU
■JANEY CLEWER「WHEN STARS COLLIDE」
WARNER PICP-1151 (国内盤)スタジオ・ミュージシャンとしてセッションに参加したり、またはメジャーなミュージシャンのツアーに参加したり、、そんな下積みを経てソロ・デビューしたジェイニー・クルーワーの3枚目のアルバムです。「星の出逢いのように」なんてこっぱずかしい邦題が付いていますが(^^;、各曲を丁寧に、そしてドラマチックに歌い込んだ良い雰囲気のアルバムです。 パッと出の人ではないし歌唱力は安定しています。しかし、鍛え上げられているとは思うのですが、声が細いんですよね。だから、そんな声で感情を込めてドラマチックに歌われると、余計に胸キュンになります。 ライナーを見ると、彼女は一児の母であり、夫のブルース・ガイチと共に自宅のスタジオで作成したとあります。アルバムにも、充実した人生を送っている彼女を感じられます。 しかし不思議なもので、私はこのアルバムを聴いていたら、リナ・ホーンがフィル・ウッズ(as)との共作で1977年に出したアルバムを思い出しました。彼女の歌唱スタイルって、どちらかと言うとショウ・ビジネスの世界にいる人のような、ちょっぴりオーバーアクション気味に感じますね。...この辺が好みの別れる所かな。あ、私は好きですよ(^^;。 ●WHEN STARS COLLIDE
■KATE ST JOHN「SECOND SIGHT」
THIRSTY EAR THI 66032.2 (輸入盤)彼女のコトは雑誌などからの情報で知っていましたが、どんな声なのかも知りませんでした。しかし先日、タワーのポップス売り場をフラフラしていたらこのアルバムが目に入り、なんだか手に取ってついついレジまで歩いていってしまいました(爆)。 ゾクに言う、衝動ジャケ買いです(^^;。 元楽器奏者だった彼女の2年振りのセカンド・アルバム。 聴いてみると、ピアノやギター、アコーディオン、そして弦や木管など、そんなアコースティックな楽器に包まれたふわっとしたボーカルが心地いいです。 それに木管やアコーディオンが良いタイミングで活躍する演奏のせいもあると思うのですが、なんだか昔のフランス映画のようなイメージがあり、なんか懐かしい雰囲気がします。 音程が振れたり声が裏返ったりする所もあり(^^;、歌は決して上手くないと思うのですが、控え目で押し付けがましくないその歌声は、疲れた心を癒してくれるようなやすらぎを感じますね。良いアルバムを見付けました。 イイなぁと思う反面、なんだかオシャレなボーカル、という印象も否めないですが、もっと歌を歌い込んで、いいボーカリストになって欲しいですね。ま、そんなコトを言いつつも、彼女のファースト・アルバムも買っくる私なのですケド。(^^; ●SECOND SIGHT
■BJORK「HOMOGENIC」
MOTHER 539 166-2 (輸入盤)元シュガーキューブのビョークは雑誌でも話題になっていたし、以前から気になる存在でした。しかし、記事を読む限りは自分とはかけ離れた世界の存在に感じたので、CDを手に入れるどころか、ショップで試聴することもありませんでした。 しかし、今回のアルバム・ジャケットはビビりましたね。(^^; それに、最近のムーブメントとしてのドラムン・ベースも気になっていたので、輸入盤が出回ってから手に入れました。 怖いモン見たさみたいな感じで(^^;聴いてみると、速いビートのドラム、底辺を支えるベース、そして彩りを加えるシンセやストリングス、、。私みたいなオッチャンが聴くと、ピンク・フロイドとウルトラ・ボックスとキング・クリムゾンを混ぜたLPを45回転で回しているような印象を持ちました(^^;。 とにかく、カッ飛んだサウンドですね。こんな音楽って、ただ声を張り上げてるだけとかロマンチックに自分の世界にハマってるだけと言うのが多いのですが(^^;、このアルバムのような激しいビートとピコピコしたサウンドの中でも、ビョークはちゃんと「ボーカルしている」ことに驚きました。これ以上イコライジングすると、人の声でなくなると言うレベルでも、感情の存在があります。 私は、アルバムの音楽感をそのまま感じたいので輸入盤優先で買います。だから和訳もないし、私は英語も分からないので(^^;、歌詩の内容はゼンゼン把握できないのですが、4曲目の「BACHELORETTE」はひしひしと迫ってくるものがあってなんだか泣けます(^^;。やはり、ビョークのボーカルの力でしょうね。 最近のこの手の音楽の動向にはゼンゼン興味がなかったですが、とにかくこのアルバムには正直言って「マイった」と思いました。 ●HOMOGENIC
★Country ■LEANN RIMES「YOU LIGHT UP MY LIFE」
CURB D2-77885 (輸入盤)出たぁ、カントリーのCDです(^^;。まだジュウタン爆撃は続いていますし、ここにはカントリーのことは書かないでおこうと誓ったのですが、このアルバムは書かせてください(^^;。 このコーナーの 1997/08/31(日) カントリーにハマった私 でもご紹介したリアン・ライムスの新譜です。なんだか若いと思っていましたが、1982年生れで15歳になったばかりなんですね(^^;。日本でも人気が出たのか、ファーストアルバムの「ブルー」も国内盤CDで発売されたようです。 で、このアルバムなんですけど、前回に続いて、いや、前回以上にメチャ良いです。私たちの世代には胸がキュンとなるデビー・ブーンの「YOU LIGHT UP MY LIFE」をはじめ、ベッド・ミドラーの「THE ROSE」、S & Gの「BRIDGE OVER TROUBLED WATERS」などの名曲をカントリータッチで歌い上げます。 聴いていてホントに気持ちイイ。ただ歌が上手い天才少女ではないですよね。それにティーンエージャーなのに声がなぜか色っぽい(^^;。最後のアカペラで歌うアメリカ国歌にはじ〜んときました。ホント、このアルバム、ズボズボにハマって涙がチョチョ切れます(^^;。 それから、彼女の11歳から12歳の時の録音を集めたと言うアルバム「UNCHAINED MELODY」も発売されています。ホイットニーも歌っていたドリー・パートンの「I WILL ALWAYS LOVE YOU」、聴いたら冗談抜きでビビります。(^_^; ●YOU LIGHT UP MY LIFE
■岩崎宏美「SHOWER OF LOVE」
VICTOR VICL-60128 (国内盤)岩崎宏美の新譜です。私は「二重唱」や「ロマンス」に始まり、「思秋期」とか「万華鏡」でズッポリと彼女にハマってた時期があります。伸びやかな声と歌唱力、ちょっと人畜無害的な雰囲気で少し頼りない所もありますが、岩崎宏美、好きです(^^;。 演歌じゃなく、大人が聴けるボーカリストが少ない現在の日本の状況で、そんなボーカリストに育って欲しいなぁ、と思いながら彼女のアルバムにはいつも注目しています。 で、このアルバムなんですが、いろんなプロデューサや作家陣が参加し、ゴージャスな幕の内弁当みたいな感じです。それに、ボーカルを楽器の一部として捉えているような雰囲気があるし、サウンド自身もウルサい部分もあります。 しかし、文句を言いながら、このアルバムを聴いているのは彼女の声に魅力があるから。 歌がウマいのはデビュー当時からだけど、聴き手への声の浸透力が強くなりました。 それと、、、こんなコト言うとファンの人に袋ダタキにあいそうだけど、彼女の声、なんだか H になりましたね (^_^;。 今、一番ハマっているのが6曲目の「RAIN 〜告白」と言う曲。彼女の作詞らしいですが、ストーリー性もあってアルバム中イチバンと思います。その次は5曲目の「PAIN」かな。 どちらも音作りがシンプルですし、ボーカルを大切にしています。ま、アルバム買って、2曲「イイな」と思う曲があったらOK。ゼータクは言えません(^^;。 ●SHOWER OF LOVE
■MINAKO OBATA「BRAND NEW DAY」
VICTOR VICL-888 (国内盤)このアルバムは、リリースが今年の春だったので別に新譜ではないですが、彼女は以前からずっと気になっていた人でした。 で、最近、カントリーも一段落したので、その他の気になっていた露崎春女などのCDと一緒に買ってみました。 聴いた印象は、軽快なリズムに乗った心地の良いボーカルを聴かせてくれます。なによりもオリジナリティと言うか「誰々みたい」と言うのがないのが良いですね。 ライナーに詳しい彼女のスペックがないので、どんな経歴の人かは分かりませんが、日本人離れした英語ですね。って、ヘンな言い方ですか(^^;。とにかく、リズム感が良い。 ジャンル的には、ポップスと言うよりもジャズに近いですね。彼女にはあと2枚ほどアルバムがあるみたいですが、揃えてみたい気にさせますね。 ●BRAND NEW DAY
■吉田美奈子「SPELL」
UNIVERSAL MVCH-29007 (国内盤)吉田美奈子と言えば、「夢で逢えたら」の頃からのファンなんですが(^^;、そんな私も 95年の「EXTREME BEAUTY」のゴスペルチックな雰囲気にはブッ飛びました。 あのアルバムを初めて聴いた時は、1曲目ですでに失禁状態になり、腕から首筋までサブイボ(鳥肌)が出た記憶があります(爆)。 このアルバムでは、美奈子嬢も一般市民のレベルまで降りて来ていただいているのか(^^;「EXTREME BEAUTY」ほどのパワーは要りませんが、同じようなキビシいものがあります。生半可な根性では、彼女のボーカルとは対峙できません。 彼女の醸し出すエネルギーや声の浸透力。聴いて楽しくなったり元気付けられる歌じゃないけど、ホントすざましいボーカリストになったものです。 ●SPELL
■近藤房之介「IN A DEEPER POCKET」
ROOMS BMCR-7018 (国内盤)80年後半、ブルースシンガー近藤房之介の名前は、ライブ・ハウスに良く通っていた友人からよく聞かされていました。しかし、その頃の私はこの手の音楽は自分には合わないと勝手に決めつけ、ライブへの誘いにも興味を示さないでいました。 しかし、少ししてからテレビで彼を見たんですよね。音楽番組のサブ・ゲストのような扱いだったのですが、その短い時間の中で歌ったブルースがスゴくカッコ良かったんですよ。 それからはライブに足を運んだりしましたが、その頃は彼のアルバムはなく、しばらくした90年に彼の初ソロ・アルバムとなる「HEART OF STONE」という六本木ピットインでのライブレコーディングのアルバムが出ました。 これがまたブルージーで格好良かった(^^;。それからしばらくはご無沙汰だったのですが、久々にこのアルバムを手に入れました。 これは「電話」と言う曲をモーレツに気に入ったからです。彼のジャンルから言えばかなり一般市民寄りの下世話な歌ですが(^^;、彼にしか歌えない歌であることも事実。 やるせなさと切なさ、そして人を思う優しさを程良くブレンドした彼のボーカルに久々に酔わせてもらった私でした。 ●IN A DEEPER POCKET
........では、失礼します。
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